ウラル
ロシアのプーチン大統領が、米国のウラルユーザーに新車のウラルを贈呈したことが話題になった。
Мотоцикл, переданный от Путина жителю Аляски, стоит 2-2,5 млн рублей. Мотоцикл собирается индивидуально под каждого клиента, сообщил ТАСС генеральный директор представительства Ирбитского мотоциклетного завода в Москве Денис Кузнецов:https://t.co/HpuCzAQTdx pic.twitter.com/cQV4g6ouZI
— ТАСС (@tass_agency) August 18, 2025
ロシアの国営タス通信などの報道によると、アラスカでの米ロ首脳会談の取材のためアメリカ入りしていたロシアのテレビ局取材班が、街中を走っているウラルサイドカーを見つけ、乗っていた男性を呼び止めてインタビューをおこなった。

この時、ウラルユーザーの男性は経済制裁の影響によりウラルの部品入手に苦労しているなどと語ったという。
この内容がロシア国内で放映されたところ大きな反響があったという。
遂には話がプーチン大統領まで伝わり、この男性に新車のウラルサイドカーを贈呈することが決まったらしい。

タス通信によると、この車両はロシア国内の販売店が用意した車両で、一週間程度で準備され、米ロ首脳会談に合わせて空輸されたらしい。
贈呈はプーチン大統領による個人的な贈り物だという。

公開された動画を見ると、贈呈された車両はウラル・ギアアップだがスピードメーターはkm/h表示であり、シートも北米仕様のエンデューロシートではなく欧州仕様のベンチシートが装着されている。
この車両がロシアから持ち込まれたものであることは本当のようだ。
だが、この贈呈にはいろいろ疑問も残る。
ご存じの通り、現在のウラル本社はアメリカにあり、ロシアに工場を残しているものの、最終組立はカザフスタンでおこなわれている。
ウラル本社はこの件についてコメントを出していないが、戦争のかなり早い段階から戦争反対の立場を取っており、この車両贈呈にウラル本社が関わっているとは考えにくい。
ウラルサイドカーは受注生産であり、通常、一週間程度で車両を用意することは難しい。

贈呈された車両は新車と言われているが、オドメーターが40kmに達していることを見ると、販売店の試乗車か、走行の少ない中古車が使われたのではないか。

今回、この男性には新車のウラルが送られたが、オーナー目線で見ると、電子機器が多数使われている新車より、この男性が従来乗っていたキャブ車ウラルのほうが維持はし易いのではないかと思ってしまう。
キャブ車の部品であればドイツ辺りから互換部品を取り寄せることが出来るためだ。
また、この話を聞いたウラルユーザーの反応では、
「部品が入手出来なくなった原因の張本人はプーチン大統領その人なんだけど」
と言う声が多数だった。
アラスカニュースの記事。
ウラルを贈呈された男性側から見た話の顛末が語られている。