燃料ポンプ
最近ウラルが稼働していませんが、それには理由がありました。

燃料ポンプの周辺がやたら湿っぽく汚れていることに気付きました。
2014年から2018年までの、いわゆる旧インジェクション車は、燃料ポンプがタンクの下に外付けされていました。
私のウラルは2019年以降の、いわゆるGEN2インジェクションにアップグレードしていますが、燃料ポンプ周りは2016年式当時のままです。
実は燃料ポンプ付近の汚れは春頃から既に気付いていましたが、この辺りはジェネレーター接続部からのオイル漏れでも汚れるので、あまり気にしていませんでした。
しかし、先日、車両を清掃しようと汚れを拭き取ってみると……

赤黒い汚れが。
これってもしやガソリン汚れなのでは。
自動車用ガソリンには識別のため赤色の色素が混ぜてあります。
燃料ポンプからガソリンが漏れ、油分は揮発して色素だけが残ったと考えられます。
漏れている量はごく少量らしく、目視で確認することは出来ませんでした。
しかし、モノがガソリンなのでオイル漏れのように放置するわけにも行かず、修理が終わるまでウラルは運行停止に。

ウラルの燃料ポンプは結構なお値段がします。
画像は海外の通販サイトのものですが、日本で正規に買うと税込み3万6千520円でした。
すぐに修理代が用意できなかったので、しばらく我慢の後、ようやくディーラーから部品を購入しました。
この間5ヶ月、長かった。
部品が入手出来たので、ようやく修理に取り掛かります。

燃料ポンプはボルト一本で固定されているだけなので、取り外しは簡単です。

燃料ホースはワンタッチカプラーで接続されています。

エンジンに繋がっている左側は難なく取り外すことが出来ます。

しかし、燃料タンクに繋がっている右側二本は、外すとガソリンがこぼれるので、ホースクランプで押さえておく必要があります。

燃料ポンプは外れましたが、配線が繋がっています。
この黄色いコネクターの取り外しに難儀しました。

先ず、画像の赤矢印の部分をラジオペンチで押し下げながら、灰色のロック部品を青矢印のほうへ引いてロックを外します。

ロックが外れた状態です。
まだコネクタは外せません。

次に、ロックと反対側にある内側の部分をマイナスドライバーのようなもので上に持ち上げながらコネクタをずらして抜き取ります。

ようやく燃料ポンプが外れました。
継ぎ目部分から燃料がにじんだ形跡があります。

新しい燃料ポンプ(画像下側)を用意しました。
取り外した逆の手順で組み付けます。

先に右側のホース二本を取り付け、ホースクランプを外します。
左のホースを取り付ける前に燃料ポンプのエア抜きをします。

燃料ポンプの左側の出口に適当な燃料ホースを取り付けます。

ホースの出口は適当な容器で受けておきます。

ホースからガソリンが出てくるまでキースイッチを数回ON/OFFして燃料ポンプを動かします。

元通りカプラーを繋いで完成です。
作業自体は簡単ですが、周りが入り組んでいるのでレッグシールドを外したりする手間があります。
燃料ポンプからの燃料漏れは海外のユーザーフォーラムでも報告されており、部品寿命的にも今後増えてくるものと思われます。
同年式、同仕様のウラルにお乗りの方は注意されたほうが良いかと思います。
海外の事例。
