公道へ
 
電装がほぼ仕上がったので、公道復帰へ向けての準備を始めます。
エンジンは現状で問題は無さそうなのですが、走ってみないことには詳細が分かりません。
そこでナンバーを取得し、実際に公道を試走して、問題があれば対応することにします。


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蚊の鳴くような音しか出ないホーンをデイトナの互換ホーンに交換しました。





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今でも6V対応ホーンが手に入るのはありがたいですね。
しかもデザインも純正に似たものになっていて、取り付けてもあまり違和感がありません。


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取り外したホーンです。
鳴らない原因が錆びているだけなら、何とか修理したいところです。


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電圧の確認が簡単にできるよう、小型の電圧計を取り付けました。





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オイルタンクを留めているボルトが一本ありませんでしたので純正ボルトを手配して取り付けました。
初めは走行中に脱落したのかと思ったのですが、穴位置がずれてしまっていて、そもそも取り付けられていなかったようでした。
オイルタンクはガソリンタンクと共締めで4本のボルトで留まっていますので、残り3本のボルトを一旦緩めて穴位置を合わせ、ボルト4本を仮留めしてから締め付けます。

どうやら前にこの車両を組んだ人はバイクや機械モノにあまり詳しくなかったようで、このようないい加減な処置や誤った対応が所々で見つかります。
まあ、中古車あるあるです。


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純正ボルトの品番は90111-162-000。
両側とも無いと思っていたので2個手配しましたが、片方は付いていました。
ボルト類は現在も純正がほぼ手に入るので、出来る限り純正を使ったほうが良いです。

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センタースタンドを払ったとき、毎回ガシャーンと大きな音がして気になっていたのですが、スタンドストッパーと言うゴム部品が無くなっていたのが原因でした。


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品番は95011-62000。
価格は何と55円。
小さな部品ですが、これが無いとセンタースタンドがクランクケースに衝突して傷付けてしまいます。

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スタンドストッパーを取り付けて無事解決。


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この車両にはカウルを固定するボルトに純正ラバーワッシャーではなくウレタンシートを加工した物が使われていました。
経年でウレタンシートがボルトやカウルに癒着して酷いことになっています。
純正品の価格が高いからと安易にホームセンターに走るとこうなります。


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純正のラバーワッシャーを取り寄せました。
品番90506-GC6-000。
価格は1個272円。
全部で12個必要です。
ホームセンターに走りたくなる気持ちは分かりますが、価格には相応の理由があります。


続いてクランクケースオイルを交換します。
モトコンポにはクランクケース内の潤滑用として4サイクルオイルが使用されています。


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このボルトがドレンボルトです。
一見クランクケースを留めているボルトと同じですが、一つだけワッシャーが入っているので、見れば分かります。

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オイルチェックボルトも外します。

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ドレンボルト、オイルチェックボルト共、オイル交換毎のシールワッシャーの交換は指示されていませんが、オイルチェックボルトのシールワッシャーはウラルで使用しているものと同サイズだったので交換しました。
サイズは内径14mm、外径20mm、厚さ1.5mm。
因みにドレンワッシャーは外径11mm、純正品番90425-300-000。

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排出されたオイルは金属のギラギラが混じっています。
変な色に見えますが乳化しているわけではありません。


新しいオイルを入れます。

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推奨オイルはウルトラUですが、入手が容易で粘度が同じ10W-30のウルトラE1を使用しました。
指定量は500mlで、指定交換時期は2年毎。

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先ず、車体を横倒しにして、オイルチェックボルト穴から規定量のオイルを注入します。

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次に、車体を起こしてオイルチェックボルト穴から余分なオイルを排出します。

もちろん、マニュアルでは車体を立てたままオイルを入れることになっているのですが、横向きにオイルを注げる漏斗を持っていないので、このようにしました。
横倒し可能なモトコンポならではです。

ナンバープレートを取り付け、軽く暖機したあと試走しました。
まあ、ノーマルエンジンのモトコンポなんで走行性能は期待できるはずもなく、エンジンが壊れるんじゃないかと思うような甲高い2ストサウンドを奏でながらも速度計を見ると時速30キロしか出ていないのが現実です。
エンジン、ブレーキ、足回りとも気になるような異音や不具合は感じられず、急いでエンジンを開けなければならない事態にならなくて幸いでした。
これからは公道で運用しながら気になる箇所に少しずつ手を入れていくつもりです。