ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2022年03月

バッテリー
 
最近、ビーノの話に触れていませんが、もちろん今でも活躍しています。
昨今の社会情勢で、ビーノで遠出するような使い方はしていませんが、主に近場での買い物等、文字通り足代わりとして活躍しています。
必要な時にすぐ出せる手軽さと高い信頼性は他に代えがたい物があります。

先日、所用のためビーノを出そうとしたところ、バッテリーが上がっておりエンジンが掛けられませんでした。
寒い日が続いていたとは言え、二週間前に乗ったときには普通に始動したし走れたので、何の前触れも無く動かなくなってしまったのには困りました。
インジェクションだからバッテリーが上がるとキックスタートも出来ないのです。

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所用はC400GTで済ませ、ビーノはオプティメイト4に繋いで充電しましたが、オプティメイト4の診断機能によるとバッテリーは劣化気味であるとの結果が出ました。

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ビーノに使われているバッテリーは台湾ユアサのYTX-5L-BS。
車両は2018年4月に納車されたので、丸4年になる計算です。
バッテリーの寿命は3年と言われているので、4年は及第点。

さて、バッテリーは今後交換するとして、普段乗らない時でもこまめに補充電したいので、オプティメイト用の充電ケーブルを取り付けようと考えました。

ウラルにはディーラーの手で納車時からオプティメイトの充電ケーブルが取り付けられており、二週間に一度補充電しています。
今のところバッテリーのトラブルは発生していません。

TZRもバッテリーに繋がるケーブルをオプティメイトと同じSAEコネクタに換えてあるので、カウルを開けなくても手軽に補充電出来ます。

ビーノも同様に充電ケーブルを追加しようとしたのですが、高度に集積化されたビーノの電源周りにはケーブルを配置できそうなすき間が無く、モノがバッテリーに直結されるケーブルなので人目に付くところにぶら下げておく訳にも行かず、やむを得ずケーブルの追加は断念しました。

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いつもの様にワニ口クリップで補充電するしかありません。


いつも思う事ですが、本当に無駄の無い素晴らしい設計だと思います。
今更ながらヤマハ原付が生産終了してしまったのは残念でなりません。


さばーがー
 
大阪モーターサイクルショーを見学して、その足で京都へ向かいました。

毎年お世話になっている黒ひげ団の囲炉裏会に呼ばれていたためです。

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会場となる「ウッディパルわち」に到着。

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内輪の会なので詳細は省きますが、既に参加者の皆さんは到着されていて、囲炉裏を囲んで夜遅くまで楽しく過ごしました。

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翌日も悪天候だったため、当初予定していた美山方面へのツーリングは諦めて、舞鶴道経由で帰宅する事にしました。

朝食休憩に道の駅「和」(なごみ)に立ち寄りました。
この道の駅は昔からライダー向けのイベントをおこなうなど、バイク乗りにやさしい道の駅として知られています。

売店で見つけたのがこれです。

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「さばーがー」。

鯖フライと特製タルタルソースが絶妙にマッチ!
「京丹波町さばメシ街道」の取り組みの一環として道の駅和が開発した逸品!
だそうで。
自分で「逸品」とか言っちゃうのはどうなんだろうとは思いましたが(笑)、そこまで言うならと試しに食べてみる事にしました。

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お値段は500円。
賞味期限は本日限り。

道の駅で購入した食べ物はフードコートで食べる事が出来ます。
電子レンジも備えられており、箱ごと1分温めてから頂きました。

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箱を開けると小ぶりのハンバーガーが出てきました。

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厚みのある鯖フライとオーロラソース、レタスとスライスチーズが挟んであります。
オーロラソースとはタルタルソースにケチャップを混ぜたもので、さっぱりした味わいが鯖フライに合います。
見た目以上に意外と食べ応えがあり、ツーリング時の栄養補給としてチャリダーにも良さそう。

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定番の美山みるく珈琲と併せて頂きました。

舞鶴道経由は遠回りなので、今まであまり利用しなかったのですが、次回からここに立ち寄るためにルートを組んでも良いかもと思いました。
他にも美味しそうなお弁当が何種類もあって、次の機会にはそれらも試したいです。




電人ザボーガー

三年ぶり

3月19日より三年ぶりに開催された大阪モーターサイクルショーを見てきました。
私は初日の19日に見学しました。

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前日までの雨も何とか上がり、開場の一時間前に到着し、寒風の中10時の開場を待ちます。

今回は感染症対策の為、当日券の販売は無し、前売り券も公式サイトからの電子チケット購入方式に改められました。
会場は1号館から3号館の三会場に分けられ、それぞれの入場口に並ぶ方式です。

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入場口の路面には待機位置ステッカーが貼られ、来場者はこの位置に立って開場を待ちます。

全てをご紹介する事は出来ませんので、気になったところをいくつかご紹介したいと思います。






ヤマハ

先ずは1号館から見ていきます。

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ヤマハのブース。

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MT-10。

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YZF-R1・2021全日本ロードレース選手権チャンピオンマシン。

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今夏発売予定の新型TMAX560TECHMAX。

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原付二種クラス電動スクーターE01。

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フロント給電口。
E01は5月9日からリースでの実証実験が開始されます。



カワサキ

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カワサキのブース。

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Ninja H2 SX SE。

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Z900 50th Anniversary。

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Z650RS。


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業務提携しているビモータのKB4が展示されていました。



ホンダ

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2号館のホンダのブース。

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先日発表されたばかりのホーク11とDAX125をワールドプレミア。
DAXは思ったよりも大きかったです。

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ビジネス用電動バイクと交換式バッテリー。


スズキ

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スズキのブース。

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ハヤブサ。

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カタナ。

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実は、スズキブースは入場制限のため見られませんでした。残念。


ハーレー・ダビッドソン

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ハーレー・ダビッドソンのブース。

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Pan America Special。

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2022 CVO Road Glide






BMW

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BMWのブース。

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R 18 Transcontinental。

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S1000RR。

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電動スクーターのCE04。
一見、収納が無さそうですが実はシート下がメットインスペースになっています。



トライアンフ

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トライアンフのブース。

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TIGER 1200 RALLY EXPLORER。
燃料タンク容量は30リッター。

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BONNEVILLE T120。

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SPEED TRIPLE 1200 RR。

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世界限定千台の2457cc、ROCKET 3 R BLACK。



ロイヤル・エンフィールド

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ロイヤル・エンフィールドのブース。

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Classic 350。

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HIMALAYAN(ヒマラヤ)。



カスタムワールド

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1号館のカスタムワールドでは、各ショップが製作した自慢のカスタムマシンを展示していました。

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モトショップ・トラストのSR500。
こちらのお店のオーナーさんは、私がよく立ち寄るライダーズカフェ「バイカーズ・イン・トラスト」のオーナーさんでもあります。

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モンキーサイドカーでサイドカー界隈ではおなじみのエムクラフトさん。





その他

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タイのGPX。

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POPz110はタイのメーカーらしい斬新な色使いが特徴的。

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こちらもタイのフェニックス・エンジニアリング。

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ワールドプレミア?となるガンナー125を展示。

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発売以来カルト的人気を誇るAP Trikes125

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ベスパ・GTS 300。

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aprilia SR GT。

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FANTIC XEF250。

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KTM 890 ADVENTURE。

毎年大きなブースを展開していたKTMとDUCATIは、今年は展示がありませんでした。
大変残念です。



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1号館「大阪地本」こと自衛隊大阪地方協力本部は例年通り偵察オートバイを出展。
跨がって記念写真が撮れます。

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出展予定だったウラル・ジャパンは昨今の国際情勢の影響で出展中止。

総括

三年ぶりに開催された大阪モーターサイクルショーでしたが、展示内容は大幅にグレードダウンしており、辛うじてショーの体裁を保ったと言う印象です。

厳重な感染症対策を取っておこなわれたはずの今回でしたが、国内4メーカーのブースでは長蛇の列が発生し1時間、2時間待ちとなりました。
しかも、1号館と2号館は内部通路で繋がっており、入口を分けた意味が全くありませんでした。
前売り販売のみの電子チケット方式の為、入場制限などの対策が取れたはずですが、対策は出展者任せとなっており片手落ちの印象です。

また、出展者のほうも従来通り台上展示と跨がり車展示があり、ブースへの入場制限以外の対策が取られていないように感じました。
特に跨がり車展示で滞留するので人が捌けず、結果として長蛇の列になっていました。
跨がり車展示は実車に跨がって乗車姿勢などを確認できるので人気の展示ですが、感染症対策で人数制限するなら跨がり車展示は台上展示と分けるべきではないかと思いました。

結果として展示を見るだけで何時間も掛かり、予め決めておいたブースへ立ち寄るのが精一杯となってしまいました。

大阪でこれなのだから、もっと規模が大きく来場者も多い東京では大変な事になりそうです。東京は大阪の反省点を踏まえて、今からでも展示内容を見直すべきだと思いました。



スマートキー
 
C400GTには「BMWキーレスライド」と言うスマートキーを採用しています。
ポケットに入れているだけでハンドルロックの解除やエンジンの始動がおこなえるアレです。

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このキーレスライドにはシートや専用トップケースを開ける為の物理キーが内蔵されていて、ボタンを押すとバネ仕掛けで飛び出す仕組みです。

キーレスライドはバイクに乗っている時にはずっと携帯しているので、樹脂製のキー本体を傷付けないように専用カバーがサードパーティ各社から発売されています。



しかし、件の飛び出す物理キーのせいで収まりが悪く、お世辞にも使い勝手が良いとは言えません。
また、ポケットに入れていると、知らない間にボタンが押されて物理キーが飛び出してしまうことがよくあります。
この物理キーは折れやすいそうで、実際にキーを折ってしまった話も聞きます。

そんな訳で何か対策したいと常々思っていたのですが、先日立ち寄ったHerzのお店で、使えそうなキーケースを見つけました。

こちらです。
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Organ(オルガン)縦型ファスナーキーケース(GS-31)です。

これなら、キーレスライドを丸ごと入れてしまえるので、ボタンが押されて物理キーが飛び出てしまう心配がありません。

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金具が太すぎてキーレスライドのストラップホールを通らなかったので結束バンドで結んでいます。
このケースにはストラップが無いので、以前から付けていた楽園会ストラップを継続して使用します。

専用品では無く、思い付きで選んだので後から色々難点が出てきましたが、何より質感が良い感じなので持っていてちょっと嬉しくなります。




とばっちり
 
ウラルジャパンは3月8日にニュースレターを更新し、予定していた大阪・東京モーターサイクルショーへの出展を取りやめる事を発表した。




ニュースレターでは、
昨今の情勢を踏まえ、社内で慎重に検討した結果、今大会での展示は適切ではないと判断し、大阪・東京モーターサイクルショーでの弊社による出展を取り止め致します。
としている。

感染症予防の観点から中止されていたモーターサイクルショーがようやく再開される事になったが、このような事態になってしまい本当に残念だ。
販売会社はアメリカ資本なのでロシア政府と直接の関係は無いのだが、状況が状況なので事情を知らない一部の輩が悶着を起こす可能性は否定できない。
出展取りやめは苦渋の判断だと思う。



また、新車や部品のの入荷状況についても言及があった。

工場での新車の生産は保留されているものの、既に出荷した日本向けコンテナについては4月から5月頃に到着予定。

部品についても生産は継続されており、外部サプライヤーからの部品は直接転送されている。

ウラルジャパン及びディーラーのサポートは引き続きおこなわれる。


ウラルの販売会社はアメリカ合衆国ワシントン州レドモンドに本社があり、部品についても西側諸国の製品が多く使用されているため、主要な部品は継続して入手が可能と思われる。
そうで無くても新型コロナウイルス感染症対策の影響で世界的に流通が滞っている時に、大変な事になってしまったものだ。

ウラル社やディーラー、ユーザーにとっては、とんだとばっちりである。
今後の状況を冷静に見守りたい。

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