ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2020年09月

タペット調整
 
富士山から帰って、タペット調整をおこないました。
タペット調整は原則オイル交換と同タイミングでおこなっていますが、特に不具合を感じなければ各部の増し締めだけで済ませています。
前回は時間が無く、オイル交換のタイミングで出来なかったのと、富士山から帰ってくる時、タペット音が若干大きい気がしたので確認してみることにしました。

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先ずオイル量を量ってみたところ、何となく少ない気が。
どこにも漏れた形跡は無いんですが、どこへ消えたんでしょうか。

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以前、バルブステムシールが切れてオイルが燃焼室に漏れたことがあったので、左右のプラグを外してみましたが、プラグの焼け方は正常でした。

取り敢えず大丈夫そうなので、タペット調整を開始します。

手順は以前おこなった通りなので詳細は割愛します。


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シリンダーヘッドナットの増し締め。

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上死点マークの矢印を合いマークに合わせて…

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上死点であればプッシュロッドが押されないので指でクルクル回せます。
廻らないときは反対側のシリンダーに上死点が出ています。

左側シリンダーから調整します。

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基準値0.10mmに対して、吸気側は0.09でした。

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0.10に調整します。

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排気側も0.09でした。
これも0.10に調整します。

続いて右側シリンダーを調整します。

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排気側は0.11でした。

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吸気側も0.11でした。
それぞれ0.10に調整しました。


近年のモデルはタペット間隔が閉まる方向にズレると聞いたのですが本当なのでしょうか。




近江牛
 
富士山からの帰り、多賀サービスエリア内にあるレストイン多賀に泊まりました。
頑張れば帰宅できる距離ではありますが、帰宅しても深夜になるためバイクの整備などが出来ないことと、そもそも夜道を走りたくないこともあり、急ぎで無ければ宿を取ることにしています。

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レストイン多賀はサービスエリア内の宿泊施設ですが、設備やサービスは普通のビジネスホテルと大差ありません。
大浴場がある関係で、内風呂が無い代わりに価格が若干安めの部屋もあり、移動中の利用もし易くなっています。
さらに、高速道路上で宿泊することで、午前0時~4時の間に高速道路上に滞在していれば「ETC深夜割引」の対象となるため、入口出口の通過時間に関係なく全区間の料金が3割引になります。

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ホテルの目の前が屋根付きの二輪車駐車場なので、バイク旅でも快適です。
満車の場合はホテル横の駐車場を使用します。

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今回の部屋は何と4人部屋の和室をシングル利用するものでした。
何故かこの部屋が一番安かったのです(笑)
もちろん何も不都合はありませんでした。

サービスエリア内の施設なので、食事はサービスエリアの飲食店を利用します。

最近、私が気に入っているのが近江多賀亭の近江牛メニューです。
多賀サービスエリアが滋賀県に位置することもあり、地元近江牛を扱うのは分かるのですが、近江牛を扱う他店よりも若干リーズナブルな価格設定になっています。
今まで近江牛レストランで目玉が飛び出そうな価格の近江牛ステーキメニューを何度も見た(注:食べてません)ので、私にとっては大変ありがたい設定になっています。

様々なメニューがありますが、ここはやっぱりステーキでしょう。
こちらのメニューは価格を抑えるためか、サーロインなどではなく赤身かヒレ肉のステーキとなっていますが、赤身肉が好物なのと、ヒレ肉があまり好きでは無いので赤身肉の近江牛ステーキ膳を注文しました。

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近江牛ステーキ膳(120g、3200円)
ステーキの量は90g、120g、150gから選べますが、今回は120gにしてみました。

ステーキですが和食形式で提供され、予めカットされており、お箸で頂きます。
薬味は粗塩、わさび、醤油だれ。
椀物は豚汁ならぬ牛汁。

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焼き加減はミディアムを指定しました。
赤身と言っても固くは無く、しっかりと肉の旨みが感じられます。
薬味を変えて味変出来るので最後まで美味しく頂けました。

唯一の短所はサービスエリア内の飲食店のため、酒類の提供が無いことでしょうか。
外部から酒を持ち込んでホテルで飲むことは出来ますが、サービスエリア内ではコンビニでも酒は売られていません。




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宿泊客は翌朝、フロントに希望すればフードコートの多賀麺塾が提供している朝定食を100円引きで食べられる割引券が貰えます。

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和定食(コーヒー付き、通常600円)
朝、起きがけに食べるには丁度良いボリューム感です。

こんな感じで3日間の富士山〜山梨ツーリングを終えることが出来ました。
今は世の中こんな状況ですが、落ち着いたらまた行ってみたいですね。


ちょこっと
 
ハートランド・朝霧を撤収して、普段なら河口湖辺りでほうとうを食べて帰路につくのですが、今回はちょっと情報を仕入れまして、身延に向かうことにしました。

身延と言えばもうお分かりでしょう、聖地巡礼です(笑)

とは言え、ガッツリ廻っている余裕はありませんので、時間の許す限り、となります。

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先ずは鳴沢で、いつもの「富士眺望の湯ゆらり」で入浴です。
ここは10時オープンなので、朝霧を9時頃に出れば丁度良い時間に到着できるので便利なのです。
こちらの割引クーポン画面をフロントで見せると入湯料が100円引きになりますのでお忘れ無く。

風呂を出たらいよいよ出発。
国道300号、いわゆる「本栖みち」を身延方面に進みます。

常葉トンネルを出て川を渡ったところに、それは突然現れます。

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これは紛れもなく「ドラマ版しまりんの家」!
ここは旧下部小・中学校跡の目と鼻の先。
こんなところにあったとは。
ここを通りかかったのは偶然だったのですが、一目見てあの家だと分かりました(笑)

実はこの家は民家では無く元飲食店。
ドラマで玄関として使われたのは勝手口で、反対側に飲食店の玄関があります。
よく見ると、各部屋に換気扇のフードが付いているなど、飲食店の作りであることが分かります。

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窓ガラスにはドラマのポスターが貼られていました。




本当の目的はここではなく、身延山久遠寺の参道にある、とあるお店。

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こちら、武州屋さんです。
こちらでゆるキャン△交通安全御守りステッカーを販売しているとの情報を得て、やって来ました。
店に入るといきなり店番のおばちゃんが「ゆるキャン△ステッカーはこちらです」と。
さすがです(笑)

ステッカーは3種類あって、なでしこ柄と志摩リン柄(各720円)、そして自転車用の小さいなでしこ柄(550円)。
転売防止の為、各3枚までしか購入できず、購入時には誓約書に署名をします。
私は自家用なので各2枚買い求めました。

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と言うわけでステッカーをゲット。



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そして身延駅前の栄昇堂さんで「みのぶまんじゅう」をお土産購入しました。
身延駅前は巡礼者と思われる人達で混み合っていました(笑)




今回のツーリングでは悪天候のためほとんど観光をしなかったので、ちょっと気晴らしが出来ました。
まだ廻っていない聖地はたくさんあるので、しばらくは楽しめそうです。

(次回に続きます…)

富士山
 
ここ数年、年に何度かは富士山へキャンプツーリングに行くことが自分の中で定番になっていたのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で一度も行けていません。

毎年、この時期は「旅バイク祭り」がおこなわれますが、今年は感染症予防の観点から中止になりました。
しかし、私は参加する予定でホテルなどを予約していたこともあり、予定通り出掛けることにしました。

いつものように、高速道路の深夜割引を利用するため、午前3時に出発。
この日は天気が安定せず、時折雨に降られたので雨具が脱げない行程となりました。
途中、サービスエリアで朝食を摂ったり休憩したりしながら、午前9時頃に浜松に着きました。

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浜松での目的は、「バイク神社」こと天王宮大歳神社への参拝です。

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感染症対策で、手水は止められていました。

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本殿には疫病終息の願掛けが。

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アマビエの巨大絵馬。

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感染症対策で鈴の使用が停止されていました。

こちらの神社ではバイクに付ける安全祈願の「道楽御守り」(初穂料千円)を授かることが出来ます。

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昨年の御守り。
一年間怪我も無くバイクライフを過ごすことが出来ました。
ありがとうございます。

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昨年の御守りをお返しして、新しい御守りを授かりました。
色は昨年と同じ迷彩色のものにしました。

浜松を出発して、掛川でキャンプの食材を買った後、朝霧高原へ向かいました。

この日のキャンプ地、ハートランド・朝霧に到着。

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名物の「日本一のソフトクリーム」(350円)を頂きます。

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ここはドラマ「ゆるキャン△」のオープニングが撮影された「聖地」。

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まさにここです。
ハートランド・朝霧は原作には登場しませんが、富士山が見える絶好のロケーションと貸し切り可能なスケール感からロケ地として採用されたようです。
ドラマ効果で、今後人が増えるんじゃないかなと思います。
この日は曇っていて富士山は見えませんでした。


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設営完了。
ここをキャンプ地とする。

本来ならここは「旅バイク祭り」の会場だったわけですが、今年は中止なので個人で勝手に来たわけです。
何故か今日はそんな人達が大勢居ました(笑)

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キャンパーさんからヨーグルトのお酒「信乃大地」(しなのだいち)を分けて頂きました。
口当たりが良くて飲み過ぎてしまいそう(笑)

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ご夫婦で来られていたキャンパーさんからダッチオーブンで作った鶏肉のお粥を分けて頂きました。
粗塩で食べると鶏の出汁が際立ちます。

私は「ゆるキャン△」にも登場した例のハンバーグをもやしや野菜と焼いた「静岡風ジンギスカン」(仮称)を作りました。
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ハンバーグから出た肉汁は漏れなく野菜に吸収される仕組みで、キャンパーさんからも大好評。
思いつきで作りましたが大成功でした。

例年の「旅バイク祭り」と比べるとキャンパーさんの数は1/3以下ですが、それでも楽しい一日を過ごせました。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。


(次回に続きます…)




ドラマ「ゆるキャン△」。
原作のエピソードをロケ地やアイテムまで丁寧に再現、役者も好演し完成度は高い。
原作ファンはもちろん、アウトドア好きな人も是非。
Amazon Prime会員なら無料で視聴できます。





中敷き
 
先日のオフロードを走ろう会では、出張先から直接参加したこともあり、オフロードブーツではなくショートブーツのガエルネ・Gストーンを履いて参加しました。

しかし、走っている内に中敷きが爪先のほうにズレて丸まり、大変不快な思いをしました。
これはバイクを降りた後も同様で、中敷きに折れクセが付いてしまったらしく、歩く度にズレてしまい、何度直しても元には戻りませんでした。

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Gストーンの中敷きです。
靴の中で爪先側にズレたため、折れ目が付いてしまっています。
この中敷きはガエルネのショートブーツに採用されている標準的なもので、タフギアやフーガにも採用されていますが、今までこんなことは起こりませんでした。

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Gストーンはインソール(中底)がファブリックで出来ており、標準の中敷きと相性が良くないのかも知れません。
フーガの革製インソールではズレませんので。

そこで、フォロワーさんに教えて貰って、こんな物を用意してみました。

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ガエルネ・ハイグレード・インソールです。
ガエルネの上位モデルに採用されている中敷きです。

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裏面が滑り止めのような構造になっているので、これなら中でズレないかも知れません。

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ガエルネの全製品に使え、もちろんGストーンにもジャストフィットです。

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ちょっと履いてみた感じは大変良いフィット感です。
これでしばらく様子を見てみます。



ところでハイグレードインソールと言う商品名ですが、本来インソールとは中底のことで、中敷きはインナーソールと言います(笑)


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