庄屋乃家
ふもとっぱらを出発し、鳴沢方面に向かいました。
道の駅なるさわの隣に「富士眺望の湯ゆらり」と言う日帰り温泉施設があり、そちらで入浴しました。

こちらの入泉料は休日1500円と高めなのですが、レンタルのタオル(フェイスタオルとバスタオル)がセットになっています。
入口近くに券売機があるのですが、そちらでは入湯券を買わずに、フロントで割引券(スマホ画面可)を呈示すると入泉料が200円引きになります。
「富士眺望の湯」との事で、本来なら露天風呂から富士山が一望出来るらしいのですが、この日は厚い雲に覆われていて叶いませんでした。
温泉を出る頃には昼近くになっており、どこかで昼食をと考えたとき、山梨が馬刺し文化圏であることを思い出しました。
馬刺しは昔熊本出張時に食べて以来、私の好物のひとつです。
そして、山梨と言えばほうとう。
そこで、ほうとうと馬刺しの両方を食べられるお店を適当にググりました。
そうして見つけたお店がこちら。

庄屋乃家です。
こちらを選んだ理由は、鳴沢から近かったから。
有名店やチェーン店と違って、昼時なのに客はあまり居らず、ちょっと心配になりましたが、結構長く営業しているらしく、それなりの人気はあるようです。
店の雰囲気は店名通り古民家風の落ち着いた感じ。
座敷とテーブル席があり、今回はテーブル席にしました。
ほうとうと馬刺し、ノンアルコールビールを注文しました。

「馬刺し」(980円)。
薬味をショウガとニンニクから選べ、私はショウガにしました。

馬肉はクセの無い、あっさりとした赤身肉でとても美味しいです。

ビール(ノンアルだけど)とも良く合います。

「庄屋ほうとう」(1100円)。
野菜がたっぷり入った昔ながらのオーソドックスなほうとうです。
この店でもほうとうは何種類かあるようですが、ほうとうに肉類を入れるようになったのは近年の観光客向けからだそうで、従来は保存の利く野菜や根菜が中心だったそうです。
そりゃまあ、旨けりゃ何を入れても良いんだろうけど。

チェーン店などでは、ほうとうは厨房で調理したものが運ばれてくることが多いのですが、こちらでは厨房で仕込んだものをテーブルのコンロで3分程度煮て仕上げるスタイルでした。
3分では麺が少し硬めだったので、更に数分煮込んで好みの硬さにしました。
1人前を頼んだのですが、大きめの鍋に結構な量が入っており、全部食べきれるのかと思いましたが、意外にも食が進み、完食することが出来ました。
山梨に来たときには、また寄りたいと思います。