ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2018年10月

Beeline Moto






レスポンスの記事より。

目的地までの方向と距離だけを表示する、ロンドン発のバイク専用ナビ「Beeline Moto(ビーライン・モト)」が、クラウドファンディングサイト「Kibidango(きびだんご)」より発売される。



ビーライン・モトは、直径51.3×高さ20.8mm、重量約60グラムの超コンパクトナビ。表示するのは進行方向を指す大きな矢印と距離だけ。走行に集中できるシンプルなナビとなっている。最短ルートをナビゲーションする「ルートモード」と、目的地の方向と距離を示し続ける「コンパスモード」の2種類を搭載。専用アプリでルート作成や検索、経由地も簡単に設定できる。

きびだんごで実施中の日本上陸プロジェクトが目標金額の150%を突破し、プロジェクト終了後は、きびだんごの通販ページで販売されるという。
支援受付は11月15日までで、プラスチックブラック仕様が1万8000円、限定アルミ削り出しケース仕様が2万2500円の特別価格で手に入れることが出来る。

ビーライン・モトは自転車用ナビのビーラインをバイク用にモディファイしたもので、ビーラインからは大幅に機能が追加・改善されていると言う。
音声案内などはなく、ラリー競技のコマ図のように方向と距離を示すだけのデバイスで、スマホと連携し、ルート設定はスマホの専用アプリから転送する。
この為、スマホとは常にBluetoothで接続されている必要がある。
ナビと謳っているが、本体にGPSは無く、スマホのGPSを使用する。
スマホナビの補助デバイスという感じだろうか。
電源は充電式で、バックライト無しで30時間、バックライトを使用しても10時間稼働する。
ナビのベースになっているのがGoogle Map APIと言うことなので、ナビ性能もGoogle Mapに準ずるようだ。

面白いガジェットだが、稼働にはスマホが必須となると、普通にスマホナビを使うのとどう違うのか微妙なところ。
稼働時間30時間と言ってもスマホのバッテリーが切れたら終わりだし。
実際の使用感はどんなものだろうか。







ドローンを、君に





ウラルは10月20日、世界で初めてサイドカーにドローンを搭載したオートバイ「ウラル エア リミテッドエディション」を発表した。

「ウラル エア リミテッドエディション」は同社の2WDサイドカー「ギアアップ」をベースに専用装備を装着したもので、運転には普通自動車免許が必要。


ドローンはDJIの「Spark」で、サイドカー前部に設けられた専用格納庫に収納される。
ボタン操作で格納庫のハッチが開き(閉じるのは手動)、ドローンを離陸させることが出来る。
ハッチの上部はドローンの着陸用スペースとなっていて、ハッチに描かれたマークを目指してドローンを着陸させる。
また、離着陸の際に風の強さや風向きを見る「ウインドソック」(吹流し)も装備されており、本車後方の専用ポールを展開して取り付ける。

生産台数は世界限定40台。
日本仕様は2019年モデルがベースで、価格は237万円。
日本への割り当ては2台で、そのうち1台は既に売約済みと言う。


ウラルは毎年、モデルイヤー末期になると限定モデルを発表しているが、今年はまさかのドローン搭載。
しかも専用格納庫まで搭載する力の入れ様だ。
しかし、ドローンのようなガジェットは陳腐化も激しい。
すぐに高性能な新型が出て買い替えを迫られるかもしれないが、引き続きこの格納庫が使用できるとは限らない。
最悪、この部分がデッドスペースになってしまうかも知れない。
さらに、この格納庫はサイドカー前方に埋め込まれているので、その分足元スペースが少なくなっている。
サイドカーに荷物を積む時にも制限が加わることは覚えておきたい。
動画を見た感じではウインドソックを取り付けるポールはRAMマウントで支持されているようなので、他のウラルにも取り付けが可能かもしれない。
このポール、ツーリングなどで三角フラッグを付けたりと、用途が広そうだ。

実車を一度見てみたいものだ。






炊飯マグ






100円ショップのダイソーで売られている炊飯マグと言う商品があります。
商品自体は1年ぐらい前からあったのですが、最近になって、この商品の話をよく聞くようになりました。
ちょっと、私も気になっていたので買ってみました。

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100円ショップの商品ですが、300円で売られています。

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炊飯マグは、その名の通りマグカップの形をした陶器です。
これに米と水を入れて電子レンジで加熱することで、最大1合のご飯を炊くことが出来ます。

実際に使ってみた人の話を総合すると、普通に炊飯するよりも水を多めに入れないと、硬いご飯になってしまうとの事です。

さて、普通に電子レンジで使ってもよいのですが、私が買った理由はキャンプでの炊飯に使えるのではないかと思ったからです。
1合炊きと言うことで、ソロキャンプで炊飯するのにちょど良いサイズなのと、陶器なので保温性が良く、私が常用しているアルコールストーブでの炊飯に向いているのではないかと考えました。

先日の「ゆっくり走るよ×ブーバイク矢田川キャンプ」で使ってみました。

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米はもちろん地元産の「とろかわの恋」です。
現在道の駅で売られている商品は新米になっていますが、私の持っているのは昨年の米なので、水を多めにします。
シェラカップの目盛りの都合で、1合≒180mlではなく150mlで計量しました。
水はその2倍の300mlを入れ、1時間含浸させました。

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アルコールストーブを炊飯モードにして、炊飯マグを火にかけます。
炊飯モードだと弱火で約20分燃焼します。
火が消えるまで放置し、その後10分蒸らしました。

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炊き上がり。
少し水が多かったようで若干軟らかいですが、ふっくらと炊き上がっています。
米150mlで一杯まで膨らんだのですが、1合入れたら溢れるんじゃないでしょうか。

思った通りキャンプでも美味しく炊飯することが出来ました。
マグ形状は使いやすく、鍋代わりにしてスープを作るなど、色々応用が利きそうです。


茂兵衛


「ゆっくり走るよ×ブーバイク矢田川キャンプ」解散後、昼食に蕎麦を食べようと出石に向かいました。
出石は蕎麦を一口ずつ白磁の皿に盛って出す「皿そば」で知られています。
出石には出石そばを出す店が、出石皿そば協同組合の加盟店だけでも37店、非加盟店も含めると50店ほどあると言われています。
それぞれの店に特徴があり、名店と呼ばれる店もあります。
私も行きつけの店をいくつか持っていますが、今回はブーバイクのさぼてんさんが行きつけだという「茂兵衛」を訪れました。

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場所は出石農協前交差点からすぐのところにあり、駐車場も有るので利用しやすいです。
出石そばの店は出石城址近くに集まっていますが、こちらは少し外れたところにあります。
中心部から少し外れた店のほうが味にこだわっているところが多い印象があります。

カウンター席では、先行していたさぼてんさんが待っていてくれました。

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出石そばは5皿が基本で、1皿単位で追加を注文するスタイルです。
薬味はねぎ、大根おろし、わさび、生卵、山芋とろろ。
一応、食べ方としては、最初にそばつゆだけで食べ、次にねぎ、大根おろしを入れて食べ、最後に生卵と山芋を入れて食べるらしいのですが、私は面倒なので最初にわさび以外全部入れてしまいます。
ちなみにさぼてんさんは生卵を入れない主義だそうです。

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最初、追加を10枚注文しましたが、少し物足りなかったので、さらに5枚追加しました
合計20枚です。
出石では、皿そばを箸の高さ以上食べられるようになると一人前の大人なんだとか。

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皿そばを20枚以上食べると、認定証がもらえます。
旅の記念に、ぜひチャレンジしてみてください(笑)







ゆっくり走るよ
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ブーバイク


10月20日~21日にかけておこなわれた「ゆっくり走るよ×ブーバイク矢田川キャンプ」の模様をお伝えします。

本当は前日から準備のために香美町入りするつもりだったのですが、急に仕事が入ってしまい、当日移動となりました。



なお、前日の香美町は夕方から雨模様でしたが、当日の午後から晴れるとの予報だったので開催となりました。

当日朝から播但連絡道~和田山八鹿道路を乗り継いで、会場となる道の駅「あゆの里矢田川」へ。
余談ですが播但連絡道の福崎~和田山間はほとんどが対面通行で、右カーブでは逆バンクになっているのでサイドカーで走ると非常に怖いです。
出来れば次からここは通りたくない。


道の駅「あゆの里矢田川」に到着。
予報通り雨はすっかり上がり、快晴となりました。

当日は現地集合なので、各自が道の駅でキャンプの申し込みをします。
キャンプ利用料は1人500円。

「あゆの里矢田川」は基本芝生のところであればどこでも設営できるのですが、今回はある程度広さが必要だったので、駅長さんと相談させてもらいRVパークの電源付きサイトでない側を使わせてもらうことになりました。

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と言うわけでここをキャンプ地とする。
今回の幕はメガホーン3で、俺のかまどをインストール。

ちょうどお昼となったので道の駅の食堂で昼食。

定番のアユの塩焼き。
香り豊かな矢田川の天然アユです。


そして10月から始まった川ガニ釜飯。
こちらは目の前で炊き始めるので、炊き上がるまでに30分ぐらいかかります。

炊き上がったら、川ガニの身をほぐしてご飯に混ぜ込みます。
めーーっちゃめんどくさいですが川ガニの風味は抜群です。
お時間のある時に是非どうぞ。

そうしているうちにブーバイクのさぼてんさんが到着。
道中、薪を売ってるところが見つからなかったとのこと。
そこで、道の駅から14キロ先にある香住のホームセンターに薪を買いに行きました。
…が。
店には薪を置いてませんでした。
出発前に電話したときには置いてると言ってたのに…。

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道の駅に戻ってみると、既に集合時間を過ぎており、参加者の方が集まり始めていました。
集合時間に主催者が不在とは、何てフリーダムなイベントなんでしょうか(汗)

参加者のみなさんも道中で薪が買えなかったらしく、どうしたものかと思っていたのですが。

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川に流木が多数落ちているのを発見し、これを拾い集めて焚き木とすることにしました。
流木をノコギリで適当な大きさに切って、結果十分な量の焚き木ができました。


とは言え、いつもあるとは限らないので、やっぱり必要な分は持参したほうが良いと思います。

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薪を作るのに一汗かいたので、生ビールで乾杯。
「あゆの里矢田川」の食堂では生ビールを販売しています。
道の駅で生ビールというのは、泊まれる道の駅ならではの体験です。


ビールのアテにアユの塩焼きも注文される方も居て、天然アユの香りの高さに感心されていました。

その間にも、参加者の方が続々とやってきました。
総勢10名もの方にお集まりいただきました。
多くは以前イベントなどでお会いしたことのある方々でしたが、初見の方にもお越し頂きました。

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キャンプサイトに戻って夕食と言う名の宴会です。
事前に御接待禁止だと言っておいたのに、皆さん自慢のキャンプ飯を振る舞われました。
腹が千切れるかと思いました(笑)

今回のイベントは、さぼてんさんの「主催者は交流の場のみ提供し、参加者に何ら強制しない」との方針に従い、主催者側から何か出し物を用意するようなことはしませんでしたが、結果として良かったようです。
集まった方々は皆さんバイクやキャンプが好きな方なので、おのずと話の輪ができました。
先達さんの言うことは聞いておくものです。

翌朝、寒さで目が覚めました。

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外気温計は7℃を示していました。
前日の天気予報の予想最低気温より5℃も下回っていました。
寒いはずです。
本来なら薪ストーブで暖を取るつもりだったので、湯たんぽなどの装備を外して来てしまいました。
やはり防寒対策はやりすぎぐらいがちょうど良いですね。

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朝食はホットサンド。
ズレちった。

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朝が寒かったせいか、皆さんのんびりと撤収し、それぞれ次の目的地へ出発して行かれました。
最後までフリーダムなイベントです(笑)

今回、思わぬことから共同開催となったキャンプイベントですが、大きなトラブルも無く盛況のうちに終了することが出来ました。
矢田川の自然や道の駅の環境に助けられた面も大きかったと思います。
さぼてんさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

また、色々助けて頂いた道の駅「あゆの里矢田川」の駅長さん、ありがとうございました。
今度は雪のある時にキャンプしてみたいと思います。


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