ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2018年02月

3ない運動




レスポンスの記事より。

さいたま市内で開催された「自動二輪車等の交通安全に関する検討委員会」(会長=稲垣具志日本大学理工学部助教)は、2年以上に及ぶ教育関係者の議論の末、「3ない運動」に変わる新たな教育指導要項の制定を含めた提言を具体化した。今年度中にも委員会名で「高校生の自動二輪車等の交通安全に関する報告書」として、埼玉県教育委員会に提出される予定だ。
埼玉県教育委員会は全国に先駆けて「3ない運動」を実施したことで知られる。
3ない運動とは「高校生にバイクは不要」のスローガンのもと、「バイクに乗らない」「バイクを買わない」「免許を取らせない」の3つを指導し、従わない者には退学などの厳しい懲戒処分を下すものだ。

表向きは交通事故防止と、当時社会問題となっていた暴走族への対応だったが、その実態は安全教育の放棄だった。
高校生をバイクに乗せなければ、見かけ上高校生のバイク事故はなくなる、という、きわめて浅はかな発想に基づくものだ。
一時期、この運動は全国に広まったが、効果が疑問視されはじめると方針転換する地域が相次いだ。
実際、埼玉県では3ない運動を開始してから35年間、高校生のバイク事故死者を一度もゼロにすることができなかったと言う。

この運動の最大の欠点は、学校に無許可で免許を取得したりバイクに乗ったりする者について安全教育をおこなえないところにある。
普通自動二輪免許は16歳から取得でき、バイクに乗ることも合法だ。
このため、学校に無許可でバイク免許を取得したりバイクを購入しても学校側は把握できない。

適切な安全教育を受けていれば事故は防げたかもしれないと考えると、3ない運動の名のもとに35年も安全教育を放棄してきた埼玉県教育委員会はもはや犯罪者集団だ。

その埼玉県教育委員会も、ようやく方針転換しようとしている。
「社会環境の変化に整合した進化」させていくのそうだ。

現在社会問題になっている自転車事故の増加や悪質自転車運転者、いわゆる「チャリカス」の問題を視野に入れているのだろう。

ここで、今までの3ない運動を自転車にあてはめてみよう。

「自転車に乗らない」
「自転車を買わない」
「高校生に自転車は不要」

3ない運動がいかに無意味かお分かりいただけるだろう。








オイル
キャッチ
タンク


TZRは今や絶滅寸前の2サイクルエンジンを搭載しています。
2サイクルエンジンはガソリンと共に2サイクルオイルを燃やしてエンジン内部を潤滑しています。
TZRの純正チャンバーには燃え残ったオイルを排出するホースが付いているのですが、何せ昔のバイクなので環境などお構いなし。
集めたオイルをただ道路に垂れ流しているだけです。
環境はともかく、そのままだと、流れ出たオイルがホイールやら車体やらに飛び散って汚れるので掃除が大変です。
対処法として、ホースにオイルキャッチタンクを取り付けて、オイルの流出を防いでいます。
ご覧ください、日本が世界に誇る超一流ブランド、


FullSizeRender
ヤクルト!

決してネタではなく、お手軽で安いし、オイルが溜まったら容器ごと燃えるゴミに出せるので処理も簡単です。

今まで大変重宝していたヤクルトのオイルキャッチタンクなのですが、2サイクルオイルの銘柄をカストロールのPower1 Racing 2Tに変えてからちょっとばかり問題が。

Power1 Racing 2TはJASOのFDグレードなのですが、FDグレードは煙を抑えている分、燃え残りのオイルが多めに出るようで、ヤマハのFCグレードオイルの時よりオイルキャッチタンクが溢れるのが早くなってしまいました。

そんなに頻度は高くないのですが、交換するのもめんどくさいので、オイルが溢れたタイミングで別の容器に換えてみることにしました。



FullSizeRender
R-1!
ヤマハのバイクだけに赤のR-1に(笑)
これならヤクルトの倍近い容量があるので交換頻度は減るはずです。
容量だけならジョアのほうが…とか言うツッコミは無しで。
R-1を付けたかったんだよ(笑)

FullSizeRender
今回はR-1にしたのですが、次回は容量と取り付けやすさ(養生テープで貼り付け)の観点から200ccの紙パック牛乳の空き箱も検討しています。
まあ、しばらくはこれで大丈夫そうです。

そう言えば、前にバイクが動かなくなってロードサービスに引き上げてもらったとき、レッカーのお兄さんが取り付けられたヤクルトのボトルを見て驚いてました。
まあ、最近の若い子は2スト知らないから無理もない(年寄発言)













ブレーキスイッチ

実は出張前に修理は終わっていたのですが、出張準備でバタバタしていたので動作確認をしていませんでした。

IMG_8472
前回は、ブレーキスイッチの部品をディーラーに発注したところ、どう言うわけかピックアップホールセンサーを送ってくるという大ボケをかまされたところまでをお伝えしました

さすが笑いの本場大阪のディーラーだけあって、いつ何時でも笑いを取ることを忘れませんな。

FullSizeRender
冗談はさておき、今度こそブレーキスイッチの部品が届いたので取り付けました。

先ず、壊れたブレーキランプスイッチを留めている結束バンドを切断します。
ブレーキランプスイッチの配線はライトケースのほうに伸びていたので、ライトケースを外そうとしたのですが。

FullSizeRender
何の気なしにブレーキランプスイッチの配線を引っ張ってみたところ、ライトケースからずるずると引っ張り出されてきました。
配線の尺が余った分は何の固定もされずに、ただライトケース下に押し込んであるだけでした。
こんなんで良いのだろうか。
外す手間は省けたけど。

FullSizeRender
壊れたブレーキランプスイッチをコネクターから切り離して、新しいブレーキランプスイッチを接続します。
ブレーキレバーとスイッチの位置関係を合わせたら、元通り結束バンドで結束して作業完了。

ブレーキレバーを握ると、ブレーキランプが点灯することを確認して全工程が終了です。

ブレーキランプは保安部品なので、この小さなスイッチがたった一つ壊れただけでウラルは公道走行ができなくなってしまいます。

故障の頻度がどの程度なのかは知りませんが、予備持っておいたほうが良いのかなあ…。




帰国


アメリカでの仕事もようやく終わり、帰国の日がやってきました。

FullSizeRender

飛行機の関係で、国内線で一旦アトランタに移動してから成田行きの便に乗ります。

驚いたのは出国審査が無いこと。
国内線でチェックインした際に自動的に出国手続きが完了するそうです。

去る者追わず。
国内に犯罪者を入れたくないから入国審査は厳しいが、自国の犯罪者が出て行く分には構わないと言う、何とも合理的な考え方のようです。



FullSizeRender

こちらはそんな事とは全く知らなかったので、アトランタで国内線からいきなり国際線搭乗ゲートまで来れてしまったのでちょっとパニックでした。

空港でお土産を買おうと思って免税店をのぞいてみたのですが、アトランタの土産しか売ってない。
そりゃそうなんだけど、こちらは乗り換えで寄っただけでアトランタには縁もゆかりもないのです。

仕方が無いので全世界のどこの空港にもありそうなゴディバのチョコレートを買いました(笑)
しかもこれベルギー製だし。
もしやと思ってアトランタ土産のTシャツやらキャップやらの製造国を見てみると、

「Made in China」

ああ、やっぱり。
まあ、その地に降り立ったということが分かりさえすれば良いのかもしれませんね。
ちなみに同行した人は地元のスーパーマーケットでお土産を買ってました。
台湾では私もそうしたので、こっちが正解だったかも。


またもやエコノミークラスで12時間のフライトですが、来るときよりはいくらか気が楽でした。


FullSizeRender

デルタ飯その1。
ビーフオアチキンはビーフを選択。
何とアトランタの日本料理店が調理した牛丼でした。
結構イケました。


FullSizeRender

中間食のピザとアイスクリーム。
何ともアメリカ的。


FullSizeRender

デルタ飯その2。
かぼちゃのグラタンみたいのとソーセージ。
これもなかなか良かった。

行きと違い、帰りは太陽に向かって飛ぶので、ずっと昼間の状態が続きます。
時差が14時間あるので、成田に着いた時には翌日の夕方でした。

そこから成田エクスプレスで東京へ行き、新幹線で大阪へ帰りました。
今更ながら、成田から東京まで遠いのね。


FullSizeRender

ガッツリ肉が食いたかったので、叙々苑の焼肉弁当を奢りました。
これは当たりだ。
今度から東京帰りの飯はこれにしよう。


こうして、長かったアメリカ出張がようやく終わりました。
どこでもそうなんですが、遊びに行くならいいところなんだろうけどねえ。

疲れた!

英語

英語は苦手です。
たまに海外出張も有るので、英語が出来ればずいぶん助かるのでしょうが、私は学生の時からのコンプレックスで、どうにも英語は苦手です。

ですが、アメリカに居る以上、コミュニケーションは英語で取らないといけません。

当初はGoogle翻訳でどうにかならないかと考えていましたが、日本語を翻訳した画面を相手に見せても、全くと言っていいほど通じませんでした。
天下のGoogle翻訳も文書は翻訳できても会話はまだまだのようです。
特にダメなのは常套句とか慣用句で、こればかりは憶えるより他ありません。

今回のアメリカ出張で必要になった英語を少し紹介します。

Any package for me ?
(エニイ パッケージ フォー ミー?)

「私宛の荷物が届いていますか」という意味の常套句です。
通販で買い物してホテルに荷物を送ってもらったのですが、こちらから言わなければ荷物を渡してもらえませんでした。
日本のホテルでは大抵、ホテルへ帰着したらフロント係の人が「荷物が届いていますよ」と教えてくれるのですが。

Any package for me ? と言うと、通常は名前や部屋番号を訊かれて、該当する荷物を渡してくれる、と、海外旅行のガイドに書いてあったのですが、私が宿泊していたホテルの場合は、荷物の山を指さして、
「この中から探して持って行って。」
というものでした。
テンプレートに無い対応をされると非常に困るんですが(汗)


For here / To go
(フォー ヒア/トゥ ゴー)

飲食店で、店内で食べるか持ち帰りかを指示する常套句です。
台湾出張時には同じ意味の「内用(ネイユン/外帯(ワイタイ)」という言葉を頻繁に使用しました。
台湾では最初これらの言葉を知らなかったので、誤って持ち帰り用の列に並ばされるというトラブルも有りました。

日本で言うところの「イートイン/テイクアウト」ですが、Take out (テイクアウト)は使うそうですが、アメリカでは「トゥ ゴー」のほうをよく使うとのことです。

イートインは和製英語なのでアメリカでは使わないそうです。

…と、ウィキペディアに書いてあったのですが、先日行ったバーガーキングのレシートを見ると、


FullSizeRender


うーん。
ますますわからなくなりました。
英語は難しい。





↑このページのトップヘ