ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2017年11月

花園夜市 


台湾では夜市と言うものが開かれる。
夜市は日本の縁日とバザーを合わせたようなもので、様々な屋台が立ち並び、食べ物や日用品などを安売りする。
夜市は場所を変えて毎日どこかで開かれている。
その中でも花園夜市は台南市で最大規模を誇る夜市だ。
日曜日は仕事が休みになったので、久々に花園夜市に行ってみた。


夜の8時ぐらいに夜市が行われている場所に到着した。
普段は駐車場になっているところだが、この日は人であふれかえっている。


私が夜市に来て真っ先にすることは決まっている。
牛排(ニュウパイ=ステーキ)を食べることだ。

牛排の屋台は数軒出ているが、そのうちの1軒に入った。
一人で夜市に行く場合、席の確保が難しい。
最初に席を確保してから注文する。
注文の仕方はどこも大体同じ。
肉の種類(牛、鶏、豚など)とソース(黒胡椒、チリソース、両方)を選んで注文用紙に記入し、代金と一緒に店員に渡す前金方式。


いつも頼む厚片牛排(厚切りステーキ)150NT$を今回も注文した。
お茶とスープはセルフサービスで飲み放題だ。

肉の下には麺が敷いてあり、これだけで結構おなか一杯になる。

こんな値段でステーキが食べられるなんて、肉好きには本当にありがたい。

食べ終えると、他の屋台を見て回った。
食べ物と日用品の屋台が半々といった感じ。

たこ焼きの屋台もある。

京都風から揚げという謎の屋台。


「くまモン」が描かれた焼肉を売る屋台。
その名も「熊本屋」。


えび釣り。

釣ったえびは、その場で焼いて食べることが出来る。


今回訪れて気づいたのは、前回来た時には何軒もあった安物腕時計の店が1軒も出ていなかったこと。
現地用の時計が壊れてしまったので、良い機会だから一つ買おうと思っていたのに残念だ。

毎日どこかで開かれている夜市なのに、毎回この活気には驚かされる。
台湾に来たら夜市を楽しまなければ本当にもったいない。



イケてる


台湾はバイクの需要が高く、スクーターを中心にたくさんのバイクが走っています。
今回、私が訪れた台南市で見かけたちょっとイケてるバイクたちを紹介します。


【AEON MY150】


AEONは日本のスーパーマーケットとは関係なく、台南市に拠点がある宏佳騰機車のブランドです。
以前は日本法人もあり、A-Motorと言う名前で展開していましたが現在は撤退しているようです。
MY150は125ccの車格ですが、台湾の国内基準に沿って150ccのエンジンを搭載しています。
シンプルな構造とスタイルは台湾でも人気らしく、滞在中何度も見かけました。



【Gogoro】


Gogoroは台湾で電動スクーターのシェアサービスを展開する会社で、バイクの名前もGogoroと言います。
Gogoroのシステムは、各所に設置したバッテリーステーションに使用済みバッテリーを返却し、充電済みバッテリーを受け取るもので、日本でも石垣島でサービスを開始するそうです。
画像のバイクは「Gogoro 2」と言う次世代モデルで、街中でも多く見られました。




【YAMAHA YZF-R3】


台湾では日本のバイクもたくさん走っています。
スクーターが多いですが、スポーツバイクも見かけました。



【Kawasaki VULCAN S】

台湾では大型バイクも見られました。
休日になるとハーレーダビッドソンなどが集団でツーリングしているところを見かけました。
カワサキのバイクは現在では珍しいですが、以前台湾で合弁会社を設立していた時期が有り、その当時のバイクもたくさん走っています。


【SUZUKI Choinori】

ずいぶん前に生産終了したチョイノリも台湾ではよく見かけます。
簡単な構造のためか、正規ライセンスの現地生産車以外にもコピーバイクや独自の保守部品も販売されており、こちらではまだまだ走り続けられそうです。



極度乾燥




Superdryはイギリス発祥のファッションブランドで、全世界で展開しています。
その最大の特徴は日本語を大胆に取り入れたデザインです。

「極度乾燥(しなさい)」

というロゴをテレビなどで見た人も多いはず。
「Superdry」と言うブランド名も日本のビールから取られているとか。

そんなSuperdry、今や世界的ブランドに成長したにもかかわらず、日本には進出していません。
まあ、ヘンテコな日本語が書かれたファッションなので、日本人が見ればアジアのインチキ商品に見えなくもありませんので。

そんなSuperdryの専門店が中山(チョンシャン)の新光三越にあることを知ったので、行ってみることにしました。


ストアはすぐに見つかりました。
Tシャツが欲しかったのですが、時期的に置いておらず、長そでのトレーナーとかジャケットなどをたくさん置いていました。

しかし、どれも高い!

普通に1着3千NT$以上します。
日本円だと1万2千円以上です。

品物としては悪くはないのですが、ちょっとネタで買うには高すぎる。
この値段なら日本で並行輸入ものを買うのと大差が有りません。

それに、トレーナーやジャケットと言った大物になると、かさ張ってスーツケースに入りません。
そもそも、もともと買う予定はなかったですからね。

なので、仕方なく購入を諦めました。

もし次に台南に来る機会が有ったら購入を考えたいですね。


(以前にバイク用品店で買った、恐らく非正規品のロゴステッカー)


こういうの欲しかったなあ…。








允記食堂


今回の宿泊場所はホテル街で、大小さまざまなホテルが立ち並んでいた。
そうしたホテルの宿泊客を目当てにしたらしい飲食店が周辺にいくつかあった。


この允記食堂(ユンチー ショクドウ)も、そんな店のひとつと思われる居酒屋風の店。


店内には水槽が置かれ、カニが泳いでいた。
店内の装飾も日本の居酒屋を模している。

メニューは豊富で、居酒屋メニューの他、一般的な中華料理もある。
価格はこの手の店としては比較的安め。

蛋包飯(80NT$)。
オムライス。
味も値段も以前食べた葷食素食蛋包飯のもののほうが良かった。
もっとも、あちらはオムライス専門店だから比べてはいけないかも知れないが。

オムライスにはメニューに載っていない「カレーオムライス」があり、そちらを食べた人によると、かなり旨かったらしい。
選択を誤ったかも。


香腸(100NT$)。
台湾でおなじみの甘いソーセージ。
肉に歯ごたえが無く、切り方も雑。
付け合わせのニンニクも雑に切ったものが出て来た。
味は福楼赤崁擔仔麵で食べたもののほうが良かったように思う。

価格も高くないし雰囲気も悪くはないのだが、ホテル客目当てのためか、地元民と思われる客が一人も居なかったのが気になった。




バイク用品店

台湾はバイクの需要が高く、スクーターがたくさん走っている。
中にはカスタムしているスクーターもある。


そのようなパーツを売っている店のひとつが、今回訪れた「三星機車精品」だ。


店内は撮影禁止なので写真は無いが、スクーターのパーツが所狭しと並べられているのは日本のバイク用品店と変わらない。

ピットもあり、購入したパーツを取り付けてもらえるようだ。

オイルとかケミカル類と言ったメンテナンス用品があまり置かれていなかったのは、バイクを自分でメンテするという意識が無いのかもしれない。

圧巻なのはステッカー類で、壁一面にぎっしりと並べられていた。
価格は1枚20NT$(約80円)~。
ブランドのロゴマークをコピーしたものがほとんどだが、バイクに関係ないブランドのものも多い。


今回はステッカーをいくつか買ってみた。
もっと台湾ならではのデザインのものが欲しかったが、そういうものは人気が無いのか、あまり置いていなかった。
「極度乾燥」は一時期日本でも話題になったイギリスのアパレルブランド。
「台湾啤酒」は台湾ビールのラベル。
多分どれも正規ライセンス品ではなさそうだ。

純正部品も多数在庫していて、復刻パーツ的なものもあり、よく探せば意外な掘り出し物が有るのかもしれない。




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