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キーワード:ウラル オイル交換を含む記事

1ヶ月
 
先日、C400GTを1ヶ月(1000km)点検(初回点検)に出して来ました。
1ヶ月点検のメニューはどのメーカーも大体同じで、主要箇所の増し締めと調整、エンジンオイルとギヤオイルの交換、等々と言うところです。
最近のバイクは品質が向上していることもあり、1ヶ月程度で不具合が出ることは希なので、1ヶ月点検は既に形骸化しているとも言えますが、精神衛生上受けることにしています。
当然ながら何も問題は無く、1時間ほどで作業は終了しました。

ここで、BMW又はC400GT特有と思われる事象がありましたので備忘録として書いておきます。

1000kmのサービス警告は事前に消せない

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C400GTでは走行距離が1000kmに達すると点検を受けるよう促すメッセージが表示されます。
ディーラーで点検を受け、メッセージ消去処理をしてもらうと消えるのですが、この表示は事前に表示しないようにすることが出来ません。
私は走行900kmほどで点検を受けたため、1000kmでメッセージが表示されたら改めて消去してもわらなければなりませんでした。

ギヤオイル交換時期の指定が無い

C400GTは一般的なスクーターと同様「ユニットスイング式」パワートレーンが採用されており、エンジンオイルとファイナルギヤオイルが使用されています。
このファイナルギヤオイルの交換時期がユーザーズマニュアルに指示されていません。
てっきり初回点検時に交換するものと思っていたのですが、メーカーからの交換指示は無いそうです。
ちなみに、同じBMWのC650GTでは初回点検時の交換は不要で、4万キロ走行後に交換とされているそうです。
一応念のため交換して貰いましたが、普段ウラルのファイナルギヤのもっさりと積もった鉄粉を見ている私からすれば、交換不要とはにわかに信じがたいものがあります(笑)
もしかして、ギヤオイルの交換時期より製品寿命のほうが短かったりして…???


自己責任
 
警告!
本頁の内容はメーカー及びディーラーの非推奨の行為です。
予測不能な不具合を招く恐れがあるため絶対に真似しないで下さい。

先日の蒜山ツーリングでは、帰りにひどい渋滞にハマってしまい、油温が140℃に達してしまいました。

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【画像はPAに避難した時のもので、既に油温は下がっています。】

そこでオイル交換をすることにしたわけですが、ここで疑問。
今使っているオイルは良いモノなのか。
そもそも高いオイルと安いオイルでは何がどう違うのか。

バイク乗りなら一度は考えるものの決して答えが出ない「オイル問題」。

ウラルの指定オイルは粘度20W−50の鉱物油。
純正指定メーカーはモチュールです。



鉱物油が指定されている理由は、古い年式のモデルではガスケットに紙製やコルク製のものが使われており、化学合成油を入れるとガスケットを透過してしまいオイル漏れの原因になるため、と言われています。
一方で、年式の新しいモデルではガスケットが改良されて化学合成油にも対応しているとも聞きますし、最近の化学合成油ではガスケット透過問題が考慮された製品もあると聞きます。

このことを私が疑問に思った理由は、モチュールの公式サイトのオイルセレクターと言うページです。

MOTUL_URAL
車種を入力するとお勧めオイルが表示されるのですが、この時、「URAL Gear up」で検索すると鉱物油の3000PLUSの他に、化学合成油である7100も表示されるのです。

純正指定オイルメーカーが、車両メーカー非推奨の化学合成油をお勧めしてくると言う妙なことになっています。
しかし、このお勧めを信用するなら、化学合成油を入れても問題ないことになります。


ディーラーではモチュールの鉱物油3000PLUSを使用しているようです。



これは当然のことで、様々な年式のウラルを扱うディーラーでは、オールラウンダーな鉱物油を使うことになると思います。


ところで現在、私がウラルに入れているオイルはRAMCOの20W-50鉱物油です。



RAMCOは大阪の櫻製油所と言う所が作っている日本製のオイルで、4リッターで2千円を切る低価格のオイルです。
ただ安いだけでは無く、 品質規格はAPIのSL/CFをクリアしており、スペック上は問題ありません。
日本製と言う事で海外の安オイルよりも安心感があるのも理由。
使っていても特に不具合を感じたことはありません。

よく、安いオイルを短いサイクルで換えると良いと言われるので誤解している人がいますが、オイルは安いものより高いもののほうが良いに決まってます(笑)
それは高いオイルを入れて長期間換えないのなら安いオイルを短いサイクルで換えるほうが良いと言う意味です。
出来ることなら高いオイルを短いサイクルで換えるのが良いのです。

高いオイルはほとんどが化学合成油です。
オイルの性能はベースオイルと添加剤で決まりますが、ベースオイルに鉱物油を使用したものはオイルの分子が均一で無いため摩擦が多く、エンジンの保護性能に限界があるようです。
また、鉱物油は使用温度範囲が狭く、特に5W(−35℃)や10W(−25℃)といった低温粘度が必要なオイルでは鉱物油のベースオイルは使われません。

と言うわけで、ウラルにも出来れば化学合成油を入れたほうが良いのではとの結論になりました。
では何を入れるかですが、取り敢えず可能な限り高級なものを入れてみて、そこから妥協できるところを探ろうと思います。
一番良いのを探してみたところ、こちらに行き着きました。

モチュールの300V2(Vスクエア)10W-50です。



モチュールのフラッグシップ「300V」を改良し、環境性能を高めた新世代オイル。
小排気量~大排気量車および空冷・水冷エンジン、オンロード~オフロードまで、様々なスポーツバイク向け。
サーキット・オフロードコース走行からストリート走行、ヴィンテージバイクまで幅広く対応。
だそうです。

SAE粘度は10W-50。
動粘度は50なので純正指定オイルと同等。
冷間粘度は10Wで、冬期の始動がしやすくなるはず。
オイルの規格から判断すれば、動粘度を合わせておけば大きな問題は起きない、はずです。

お値段は何と1リッターで4千円。
RAMCOの8倍です(汗)
こんなものを2500kmで交換していたらお財布が死んでしまうので、試してみて相応のメリットが見つからなければRAMCOに戻そうかと思います(ヘタレ)

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古いオイルを抜きました。
この前交換したところなので、走行1200km。
まだオイルの色が残っています。
粘度もそれほど低下した感じはありません。

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前回取り付けたK&Pオイルフィルターを外して洗浄します。

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今まではフィルター交換だったので気にしてませんでしたが、フィルターには結構な大きさの金属片が回収されていました。
走行2万キロにもなるのにマジかよ。

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新しいオイルをスタンバイ。

低温粘度10Wの為、流動性が高く、漏斗でグングン入っていきます。
オイルの色はモチュールで良くある赤とか緑では無く、一般的によくあるアメ色でした。
あっという間(当社比)にオイル交換完了。


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続いてミッションオイルを抜きました。
ミッションオイルにもRAMCOを使用していました。
元はアメ色だったのですが、抜いてみると何だか赤っぽい色になってる気がします。
今までこんな色だったかな…。

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ミッションオイルにも300V2を使用しました。
300V2では、
ギア保護性能向上
ギア保護性能試験(FZG試験)では0.26%向上。 厳しい条件下でも優れたギア保護性能を発揮。
だそうなので、何か変化があるのでしょうか。

オイル交換を終えてエンジンを始動し、周辺を走ってみましたが、気になっていたオイル漏れなどは今のところ無いようです。
もしオイル漏れが出るなら長時間走行して油温が上昇した時でしょう。
エンジンの回転やギヤの入りが滑らかになった感じはありますが、RAMCOでも入れた直後はこんな感じなので300V2の特性とは言えません。
RAMCOは走行500kmぐらいで、この滑らかさは感じられなくなりますが、300V2はどうなんでしょうか。
これからツーリングを重ねてじっくり検証したいと思います。


タペット調整
 
富士山から帰って、タペット調整をおこないました。
タペット調整は原則オイル交換と同タイミングでおこなっていますが、特に不具合を感じなければ各部の増し締めだけで済ませています。
前回は時間が無く、オイル交換のタイミングで出来なかったのと、富士山から帰ってくる時、タペット音が若干大きい気がしたので確認してみることにしました。

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先ずオイル量を量ってみたところ、何となく少ない気が。
どこにも漏れた形跡は無いんですが、どこへ消えたんでしょうか。

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以前、バルブステムシールが切れてオイルが燃焼室に漏れたことがあったので、左右のプラグを外してみましたが、プラグの焼け方は正常でした。

取り敢えず大丈夫そうなので、タペット調整を開始します。

手順は以前おこなった通りなので詳細は割愛します。


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シリンダーヘッドナットの増し締め。

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上死点マークの矢印を合いマークに合わせて…

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上死点であればプッシュロッドが押されないので指でクルクル回せます。
廻らないときは反対側のシリンダーに上死点が出ています。

左側シリンダーから調整します。

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基準値0.10mmに対して、吸気側は0.09でした。

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0.10に調整します。

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排気側も0.09でした。
これも0.10に調整します。

続いて右側シリンダーを調整します。

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排気側は0.11でした。

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吸気側も0.11でした。
それぞれ0.10に調整しました。


近年のモデルはタペット間隔が閉まる方向にズレると聞いたのですが本当なのでしょうか。




17500km
 
2500kmから3000キロ毎を目安に交換しているウラルのオイル交換時期がやってきました。
手順とかはいつも通りなので省略します。
詳細は過去記事をご覧下さい。

エンジンオイル

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2500kmしか走ってないのに真っ黒です。
ブローバイガスを吸収している為かも知れません。
安いオイルですが、それなりには清浄性能があるとも言えます。

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ドレンボルトのマグネットには金属片はほとんど付着しなくなりました。

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交換用のオイルはいつものRAMCO20W-50です。
とにかく安いのが取り柄のオイルですが、今のところ不都合を全く感じていません。
指定量は2.1リッターですが、今回はオイルエレメントを交換していないのでオイルレベルゲージで合わせました。
給油量は少し少なくなりました。


ミッションオイル

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金属片のギラギラが出ていますがいつもどおりです。

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ドレンボルトのマグネットへの付着も減ってきているようです。

交換用オイルはエンジンオイルと同じRAMCO20W-50。
指定量は0.9リッター。
ミッションオイルフィラーにはレベルゲージが無いのでオイルジョッキで量って入れました。

デフオイル

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以前は7500kmで交換しているので、1万キロでの交換となりました。
取説には1万キロ毎の交換が指定されていますが、結構アバウトにやっており、今回の交換時期はたまたまです。
車検の時にデフのボルトの弛みが指摘されたので、漏れて減っているのではと思ったので交換しました。
弛みの件が無ければ2万キロで換えていたと思います。

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排出された量を見ても漏れている感じはありませんでした。
良かった。

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ドレンボルトのマグネットへの金属片の付着はモッサリしてますが、1万キロでこの程度なら特段気になるものでもありません。

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交換用オイルはTOTALの80W-90ギヤオイル。
指定量は135ミリリッターで、メスシリンダーで量って入れたあと、フィラーのレベルゲージで調整しました。
この1リッター缶を使い切るのは何年先なんだろうか(笑)




オイル交換

 
前回のオイル交換から走行距離が間もなく3千キロに達するので、オイル交換をすることにしました。
私は安いオイルを早いサイクルで交換する主義で、大体2000~2500キロで交換しているのですが、今回は若干走行距離が伸びました。

手順はいつも通りなので過去の記事を参照して頂くとして(笑)

先ずはエンジンオイルから。

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排出されたオイルはかなり真っ黒になっていました。
使用しているRAMCO 20W-50は元々濃いめの色が付いていますが、ここまで真っ黒になったのは初めて見た気がします。
粘度もかなりサラサラになってる感じがしました。
エンジン不調でオイルが燃えていたことが判明しているので、その影響が出ているのかも知れません。

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ドレンボルトのマグネットへの鉄粉の付着はほぼ無くなりました。
ここまで通算1万5千キロぐらい。

オイル交換2回に1回のペースでオイルフィルターを交換しています。

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フィルター内部をオイルで満たし、ゴムパッキンにもオイルを塗り込みます。

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フィルターを手で取り付け、パッキンがフランジ部に密着してからレンチで1回転回すように指示がありますが、実際には1/2~3/4回転しか回りませんでした。
この辺りは結構バラツキがあるのかも。
締めすぎても良くないので緩まない程度でやめました。

ワッシャーを新品に交換し、ドレンボルトを取り付けたのち、新しいオイルを入れます。
ドレンボルトの締め付けトルクは22N・m

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エンジンオイルの指定量は2.1リッターですが、オイルジョッキで2リッターぐらい入れて様子を見ます。
ゲージで確認しつつ、結局2.1リッター入れました。

続いてミッションオイル。

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排出されたオイルには、いつものようにギラギラしたものが混じっています。

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ドレンボルトにも鉄粉がもっさり。
当然と言えば当然です。

ミッションオイルもエンジンオイルと同じRAMCO 20W-50を入れます。
容量は0.9リッターで、ゲージがないのでジョッキで量って指定量を入れます。

5分ほどアイドリングしてオイル漏れやオイル量の確認をおこないました。
交換前よりエンジン音が若干静かになった気がします。



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