ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

カテゴリ: キャンプ

ノートグリル




B-PALがノートグリルなるものを紹介していて、気になったので調べてみた。

イギリスのDirect Design(ダイレクトデザイン)というところが出している、折りたたみグリルのシリーズらしい。


エックス字状に開く本体に炭網を載せることができ、炭と食材の距離もほどよくなるので、本格的なBBQを手軽に楽しむことができる。

なるほど。
収納時は平たくなるので「ノートブック」なのか。

この手の折りたたみグリルは各社色々出している。
組み立て式も含めるとかなりの激戦区だろう。


例えばドッペルギャンガーのオヒトリサマバーベキューグリル。





そして私も使っている尾上製作所のフォールディングコンロ。


この手のグリルは枚挙にいとまがない。


この「ノートブック」は組み立ての手間が要らないので、設営、撤収は楽そうだが、構造上どうしても収納面積が大きくなる。
自動車で行くオートキャンプには良いかも知れないが、バイクでは積載が大変かも。


V字型の炭床は炭の消費量が少ないので、少人数用のものが多い。
半面、炭があまり入らないので火力が足りなかったり燃焼時間が短かったりするのが難点だ。
頑丈そうなので焚き火台代わりに薪を燃やすのも良いかも知れない。





ステンレス製のものもあるようだ。



欲しい





9月になって、暑さも若干やわらいできた。
寒くなる時期に備えてコットを物色していたところ、こんな記事があった。

ひさしぶりにコット界に新風が巻き起こっている。それがこのシックでオシャレなクオルツ製コットだ。コイツは独自のフレーム構造により従来品にはない特徴を備えているのだ。

えー、そうなの?
GIベッドで知られるクオルツの製品、2WAY ライトビームコット
全く知らなかったけど、このコット、そんなに人気なのか。

ひとつ目はベッド面の高さが簡単に変えられることだ。通常は高さ38㎝だが、脚のパイプの差し込み角度を変えることで一瞬にして26㎝まで下げられる。

確かに買ってはみたものの、思っていたより高すぎたり低すぎたりはあるものな。
2段階とは言え高さが変えられるのは良いね。
こんな脚の開き方で体重に耐えられるのか心配だけど。

ふたつ目は組み立てがとても簡単なこと。これまでのローコットは作業が面倒だったり、フレームの嵌め込みに力が必要な製品が多かった。ところがコイツは力もコツも必要ない。ジョイント部品に工夫が凝らしてあり、非力な女性でも簡単に組み立てられるようになっている。

パクリ商品が山のように出ていることで知られる、サーマレストのコットもフレームを足にはめ込むのにかなりの力が必要だ。
本当に力もコツも必要ないなら、こんな良いものは無いな。


そして3つ目はコンパクトな収納サイズだ。全長54㎝にまとめられるので軽自動車やオートバイにも余裕で積めるし、トートバッグに入れて運ぶことだって可能。

私はバイク旅に持って行くものは重量よりサイズを重視している。収納時の寸法は54×20×16㎝とのことなので、及第点だろう。


欲しいのだけど、BE-PALで紹介されたからか、記事執筆時点で入荷待ちになっている。



記事にあったライトビームコット。




こちらはクオルツの代表的製品、GIベッド。



道具沼





日経トレンディの記事より。

キャンプ初心者にありがちな誤解と、その穴を埋める便利グッズを紹介している。

初めてキャンプに来てみたのはいいけれど、あれこれ足りずに買い出しにも行けず、困ってしまった……という話も聞く。

私、初めてじゃないけど毎回こんな調子だ。

前回のキャンプで足りなかったり、他のキャンパーが使っていて便利そうな道具を揃えてはみたものの、実際に使うとそれほどでもなかったり、そもそも出番が無かったりする。
持って行った道具の9割を使わずに持ち帰ったこともある。

なので、いつも荷物は満載、全く減る気配が無い。

失敗を貴重な経験にするより、やはり初回からしっかり楽しむのが大人のキャンプ。

ギャース!
人の心の傷をえぐって来るよ!この記事!
いや、色々失敗してるけど、それはそれで結構楽しいんだよ!

というわけで、毎回キャンプで失敗している私が、次こそ失敗しないように、

初めてのキャンプで初心者が陥りがちなミスと、それをリカバリーしてくれるアイテム、押さえておきたいポイントを紹介する。

とやらを見せてもらおうか。


■×テントと寝袋があればOK/○折り畳んでコンパクトになるウレタンマットは必需品


これは同意。
と言うか、これは初心者向けアウトドアの本には必ず書かれているので、知らない人は居るんだろうか。
ウレタンマットにするかインフレータブルマットにするかは意見が分かれるところ。
ウレタンマットは設営・撤収が早いが若干かさ張る。
インフレータブルマットはその逆。
バイク旅なら積載も考えなければならない。
私は小さくなるインフレータブルマットを使っているが、ウラルならウレタンマットも良いかと思い始めている。

しかし記事で紹介されているサーマレストのZライトソルはちょっと頑張りすぎだろう。
最初から高価な道具はハードルが高い。
ここはやはりキャプテンスタッグあたりだろう。




■×素手や軍手で作業/○永久保証付きレザーグローブで手を守る

これも同意。
焚火や炭を扱うのに軍手では心もとない。
軍手は木のトゲや鋭利なものには無力だからだ。
私はメカニクスウェアのM-PACTを使っている。
耐火性能は無いが、熱い鍋を短時間持つ程度なら耐えられるし、プロテクション性もある。
何より、そのままバイク用グローブとして使えるので便利だ。

記事で紹介されているグリップスワニーG-1は永久保証とあるが、革の破れは保証対象外なので注意されたい。






■×マッチやライターで火おこし/○バーナーで強い風でもしっかり着火


最近はマッチやライターで簡単に着火できる炭などが販売されているので、経験者なら、そちらを用意するかもしれない。
いくら初心者でも、備長炭にライターで火をつけようとは思わないだろう。

記事で紹介されているSOTO(新富士バーナー)のスライドガストーチは私も使っているが、記事にもある通り長時間の燃焼が出来ないので炭火を熾すような使い方はできない。
あくまで風の中でも火が消えにくいライターと言ったものなので過信は禁物。




■×夜は懐中電灯のみ/○ランタンは必ず用意

いくら初心者でも、キャンプの明かりに懐中電灯だけ持ってくる人はなかなか居ないんじゃないだろうか。
逆に、スマホなどに懐中電灯の機能が有るので、何も持ってこない人なら居るかも知れない。
陽が落ちてから活動するには何らかの明かりが必要だ。
私はヘッドランプ、LEDランタンの他、USB電源で使えるLED電球を持っている。
ヘッドランプは夜、洗い物やトイレに行くときに使う。
LEDランタンは小型のもので、テント内の明かりや常夜灯のように使う。
LED電球は外での食事の時に使う。
モバイルバッテリーで点灯するLED電球は大変明るく、一人なら充分過ぎるほどの明るさがある。
グループなら複数個あれば充分ガスランタンの代わりになる。
なお、LED電球は屋外での使用が想定されてないので、そのままでは雨天時に使えない。
私は百均で買ったタッパーウェアに入れて使っている。






■×駐車場から大量の荷物を背負って運ぶ/○悪路も難なく進む大型キャリーカート利用

乗り入れ禁止のサイトにキャンプ道具を搬入するのは一苦労だ。
場合によっては数百メートル歩かなければならない。
何往復もしなければならないとなると、荷物運びだけで疲れてしまう。
しかも帰りも同じ距離を運ばなければならない。
記事で紹介されているコールマンのアウトドアワゴンや、その他類似のワゴンを使う人をキャンプ場でよく見かけるようになった。
実は私も最近欲しいと思っている。
整備されたキャンプ場なら台車の無料貸し出しなどがあるが、他人と共用なので、必要な時に空いているか分からない。
一台あれば重宝するだろう。
目的外使用だが、公園でベビーカー替わりに使っている人が居て、なるほど、そんな使い方もあるのかと思った。



キャンプを始めると、こうして便利なグッズが次々と目に付き、知らないうちに「道具沼」と言われる世界にはまり込んで抜け出せなくなってしまうのだ。
引き返すなら今のうちだ(笑)




渚園キャンプ場

渚園(なぎさえん)は浜名湖を埋め立てて造られた人工島で、キャンプ場の他、テニスコートや野球場もある総合公園です。


キャンプ場に入場するためには駐車場の有料ゲートを通る必要があります。
一回410円。
但し、自転車やバイクは側道を通って無料で入場できます。
残念ながらウラルは側道を通れませんでした。



管理棟で受付をし、許可証をもらって入場します。
フリーサイト利用は大人410円。


利用には事前予約が必要ですが、空いていれば当日でも予約できるようです。
私も当日の朝に予約しました。


キャンプ場に乗り入れができるのはバイクと、オートキャンプの車のみ。
オートキャンプでない車は乗り入れできないので、外の駐車場に駐めます。


サイトは広大な芝のサイトです。
オートキャンプの区画サイトとフリーサイトがあります。
直火は禁止。
また、ごみは消し炭以外全て持ち帰りとなります。


サイトの端からは浜名湖が望めます。


炊事棟。
簡素な作りのものが数か所あります。


シャワー棟。
コインシャワーが利用できます。


トイレ。
管理棟裏に水洗トイレがあります。
和式と洋式があり、ウォシュレットや暖房便座はありません。

また、仮設トイレが数か所あります。


買い出しは、バイクで5分のところにスーパーマーケットがあり、バイクで10分走るとイオンがあります。
また、コンビニも数軒あります。


料金が安いこともあり、土日はいつも、かなりの人出となるようです。
サイトの利用時間が10時から翌10時までなので、フリーサイトは好条件の場所取りが難しいかも知れません。
広大なのでグループでのイベントにも使えそうです。





久し振り




ツイッターのフォロワーさんからお誘いを頂き、キャンプしてきました。


場所は浜松市の渚園です。


滞在場所から近いので、昼前に近くのスーパーとホームセンターで買い出しして、キャンプ場に向かいました。


キャンプ場に着くと、既に皆さん集まっていました。
渚園は広大な芝のフリーサイトで、周囲には木陰も有るのですが、主催者曰く、到着が遅かったため、中央しか空いていなかった、と。


なので何も遮るものが無い炎天下で幕営することに(笑)



日差しを遮るためタープを張って日陰を作ります。
これをしないとテント内が暑くて寝られなくなります。


この日は、主催者の知り合いの人が初キャンプで、その人にキャンプのイロハを教えるための集まりだったのですが、当日になって、その人が来られなくなったので、顔見知りのメンバーのみとなりました。

夕方からの宴の用意をしていましたが、あまりに暑いので、皆んな自然発生的にビールを開け始めました。
何てフリーダムな。



「船頭多くして船山に上る」の言葉通り、キャンプベテランの皆さんが機材や食材を持ち寄っているため人数からは考えられないほどたくさんの食べ物が並びました。
絶対食べきれません。



私も焼肉用の肉と炭を持って行きましたが、完全に余りました。
ホテル暮らしなので、持ち帰ってもどうしようもないので全部寄付して来ました。
きっと仲間の誰かが持ち帰ったのでしょう。
良い肉だったのになー(笑)


キャンプで使う燃料はどれが良いかと言う話になり、それぞれが持論を展開。
CB派だったりOD派だったり、焚火を推す人や白ガスを推す人などで喧々諤々。
収拾がつきません。



アルコール派の私は、「アルコールストーブは火力が弱い」と言う否定派に対して、愛用のRSRストーブを燃焼デモして火力をアピール。
トランギアとは違うのだよトランギアとは!


宴は夜まで楽しく続き、バイクの話やらキャンプの話やらで盛り上がりました。
参加者の皆様、お疲れさまでした。
また、どこかのキャンプ場でお会いしましょう。

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