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イージス


ワークマンの防寒着「イージス」は、その性能の高さと価格の安さから、職業ライダーや通勤者の間で人気に火が付き、今やワークマンを代表するブランドになりました。

私も2013年にイージスを使い始めてから、普段の防寒着にはイージスを愛用しています。

今回2017年モデルを調達したので、どのように進化したのかを見てみましょう。


画像は左から、イージス2013年モデル、2りんかんのDM-1X2015年モデル、イージス 2017年モデル。

DM-1Xはワークマンの製品ではありませんが、材質や構造が明らかにイージスを参考に、と言うかほぼそのままなので、比較の為並べてみました。


先ずイージス2013年モデル。
ヨレヨレです。
劣化が激しく防水性能も無くなってしまったので、DM-1Xの導入後はクローゼットの肥やしになっていました。
2017年モデルを調達したので引退の予定。

ベルクロが小さかったり、ファスナーの防風フラップが胸元までしかないなど使い勝手の悪さが指摘されていました。


ネームタグは「LIPNER」となっています。
「LIPNER」はアウトドア用品メーカーのロゴスの作業服用ブランドで、イージスはワークマンへOEM供給しています。


続いて2りんかんのDM-1X2015年モデル。

明らかにイージスを参考に作られていますが、プロテクターを内蔵したり、ファスナーのストラップを大型化するなど、二輪用に改良されているところがあります。
半面、胸プロテクターを装備するため内ポケットが省略されていたり、袖の防風スリーブが省略されています。

ネームダグは「DM2」。


そしてイージス2017年モデル。
2017年モデルは2016年モデルから仕様の変更が無いとアナウンスされています。

また、2017年モデルからロゴスの製造ではなくなるとの情報があったのですが、タグには「発売元 ロゴスコーポレーション」と明記されています。

「LIPNER」だった反射プリントは「AEGIS」に変更されています。
全体の配色も変更されています。

ネームタグも「AEGIS」に変更されています。


イージスは高性能なのですが、洗濯すると防水性能が低下してしまうので長期に渡って使用することが出来ません。
シーズンごとに買い替えることになります。
来シーズンはどんなイージスが登場するのでしょうか。


オイル交換

ウラルのオイル交換、今回はデファレンシャルギヤオイルを交換します。 


【準備】
取扱説明書によると、デフオイルは「必要に応じて交換」となっています。
デフオイルは1000km時にディーラーで交換しているので、交換の必要は無いかも知れませんが、デフオイルの状態確認の為交換することにします。
消耗品と工具をあらかじめ用意しておきます。

デフオイルにはGL-5グレードの80W-90 ギヤオイルが指定されています。
今回はTOTALのZZ-X TRANSMISSION MTDを選定しました。
選定理由はもちろん安いから。



しかしこのオイル、容量が1リッターもあります。
ウラルで1回の交換に必要な量はわずか135mLなんですけどね。



そして、ドレンボルトのワッシャーもエンジン、ミッション、デフと共通の14㎜ボルト用で厚みが1.5mmなので、ストレートの10個入りの残りを使用します。




工具は、ドレンボルトを外すための17mmソケットレンチ、ドレンボルトを締め付けるためのトルクレンチ、フィラーボルトを外すための19mmソケットレンチが必須です。
フィラーボルトだけ19mmなので要注意です。
あと、オイルを入れるための漏斗も有ったほうが良いと思います。
それからウエスも。




【作業】

フィラーボルトをあらかじめ緩めておいてから、ドレンボルトを取り外します。
フィラーボルトは 19mm、ドレンボルトは17㎜のレンチで取り外します。


ドレンボルト先端の磁石に鉄粉が吸着されるので、ウエスですべて拭き取っておきます。
デフも話に聞いていたよりも、ずっと鉄粉が少ないですね。



鉄粉のギラギラが見られるものの、排出されたオイルは予想よりずっとキレイでした。 

ワッシャーを新品に交換して、ドレンボルトを取り付けます。 
デフのドレンボルトのワッシャーも、2mm厚のものが付いていました。
実害が無いので今回は1.5mm厚を使用します。
どうして2mm厚のワッシャーが付いているのか、今となっては全く謎です。



指で締め付けたあと、トルクレンチで締め付けます。
締め付け指定トルクは22Nmです。

 フィラーからオイルを入れます。 
指定量は135mLですが、フィラーボルトにレベルゲージが付いているので、MAXになるまで給油しました。 

取扱説明書にはフィラーボルトの指定トルクが記載されていませんでした。     


デフオイル交換はこんな感じです。 
今後は年1回ぐらいのサイクルで換えたら良いかなと思っています。
このペースだと1リッター缶のデフオイルがどう考えても使い切れません(汗)

オイル交換

ウラルのオイル交換、今回はトランスミッションオイルを交換します。 


【準備】
ウラルのミッションオイルはエンジンオイルと同じものを使用します。
消耗品と工具をあらかじめ用意しておきます。

使用するオイルは、やはりシェブロンのシュープリームです。 
粘度も同じ20W-50の鉱物油。





そして、ドレンボルトのワッシャーもエンジン、ミッション、デフと共通の14㎜ボルト用で厚みが1.5mmなので、エンジンオイル交換に使ったストレートの10個入りの残りを使用します。




工具は、ドレンプラグを外すための17mmソケットレンチ、ドレンプラグを締め付けるためのトルクレンチが必須です。
あと、フィラーが奥のほうにあるのでオイルを入れるための漏斗はホース付きの長いものが使いやすいと思います。
私の使っている漏斗では届かなくて苦労しました。
もちろんウエスもお忘れなく。




【作業】

フィラーボルトをあらかじめ緩めておいてから、ドレンボルトを取り外します。
ドレンボルトは17㎜のレンチで取り外します。
面白いのは、フィラーボルトとドレンボルトは全く同じものを使用していることです。
つまりフィラーボルトにもマグネットキャッチが付いています。


ドレンボルト先端の磁石に鉄粉が吸着されるので、ウエスですべて拭き取っておきます。
ミッションは話に聞いていたよりも、ずっと鉄粉が少ないです。
工作精度が向上しているという話は本当のようですね。


排出されたオイルは意外にキレイでしたが、やはり鉄粉のギラギラが見えます。
それでも話に聞いていたよりは格段に少ないです。



ワッシャーを新品に交換して、ドレンボルトを取り付けます。
ドレンボルトのワッシャーも、2mm厚のものが付いていました。
実害が無いので今回は1.5mm厚を使用します。


驚いたのはフィラーボルトのワッシャーで、何とパッキン付きのワッシャーが使用されています。
そんな話は聞いたことがありませんので交換部品を用意していません。
ドレンボルトとフィラーボルトは同じボルトなので、ここだけワッシャーを換える理由が分かりません。
ここだけワッシャーを変えてある理由をご存知の人は、どうかツイッターのほうで教えてください(笑)

今回はドレンボルトと同じワッシャーを使用することにします。




指で締め付けたあと、トルクレンチで締め付けます。
締め付け指定トルクは22Nmです。
取扱説明書に締め付け指定トルクの記載がないのですが、ドレンボルトとフィラーボルトは同じボルトなので、フィラーボルトのほうもこのトルクで締め付けることにします。

 

フィラーからオイルを入れます。
指定量は0.9リッターですが、ミッションはレベルゲージも確認窓も無いのでオイルジョッキで測って入れました。 


フィラーキャップを締めて、指定トルクで締め付けました。 


トランスミッションオイル交換はこんな感じです。 
今後はエンジンオイルと同じサイクルで換えたら良いかなと思っています。

オイル交換

ウラルが私のところにやって来てから、もうすぐ1年になるので、オイル交換することにしました。


【準備】
交換作業自体は一般的なバイクと同じなので、特に変わったものはありません。
消耗品と工具をあらかじめ用意しておきます。

私は安いオイルを短いサイクルで交換する主義なので、用意したオイルは「コストコオイル」ことシェブロンのシュープリームです。
粘度は20W-50。
この粘度のものはハーレーダビッドソンや国産旧車用として売られているもので、ホームセンターなどではあまり見かけません。
ホームセンターなどで売っている0W-40などを入れると、オイルがガスケットを透過してダダ洩れになってしまうそうなので、粘度は必ず守る必要があります。




そしてオイルフィルターはホンダ純正指定のHAMP H1540-RTA-515
純正ではWix51538が採用されていますが、これの互換フィルターを探したところ、このHAMPフィルターがヒットしました。
純正より少し大きいのが玉にキズ。


そして、ドレンボルトのワッシャーは14㎜ボルト用で厚みが1.5mmと聞いていたので、ストレートの10個入りを調達しました。
エンジン、ミッション、デフと、合計4枚必要なので、この際まとめ買いしておきました。



そして、排オイルの処理にはエーモンのポイパックを用意しました。
ウラルの廃油の量はエンジン、ミッション、デフ合わせても3リッターほどなので、1個で充分足ります。
廃油缶に溜めておいて一度に処理しても良いかと思います。



工具は、ドレンプラグを外すための17mmソケットレンチ、オイルフィルターを外すためのフィルターレンチ、ドレンプラグを締め付けるためのトルクレンチが必須です。
あと、オイルを入れるための漏斗も有ったほうが良いです。
ウエスもお忘れなく。




【作業】

フィラーキャップをあらかじめ緩めておいてから、ドレンボルトを取り外します。
ドレンボルトは17㎜のレンチで取り外します。
これはミッションとデフのドレンも同じサイズです。



ドレンボルト先端の磁石に鉄粉が吸着されるので、ウエスですべて拭き取っておきます。
思っていたよりも、ずっと鉄粉が少ないです。


排出されたオイルは意外にキレイでした。
オイルフィルターに一度取り外した形跡が有ったので、オイル漏れ修理の際に交換しているのかも知れません。
それにしては汚れているのですが。


オイルが抜けたら、続いてオイルフィルターを取り外します。
オイルが多少こぼれるので、ウエスで養生しておいたほうが良いと思います。

ワッシャーを新品に交換して、ドレンボルトを取り付けます。
ワッシャーの厚みは1.5mmと聞いていたのですが、2mm厚のもの(右)が付いていました。
話が違うやん。
実害が無いので今回は1.5mm厚を使用します。

指で締め付けたあと、トルクレンチで締め付けます。
締め付け指定トルクは22Nmです。
この数値はドレンボルトに共通となります。

オイルフィルターを取り付けます。
オイルフィルターに新しいオイルを流し込みます。
パッキンにも新しいオイルを指で塗り込んでおきます。
オイルフィルターもパッキンが当たるところまで手で締め付けたあと、レンチを使って締め付けます。
締め付け量はWixのフィルターには3/4回転とありましたが、HAMPのフィルターには90度とありました。
いずれにせよ締め過ぎに注意です。

フィラーからオイルを入れます。
指定量は2.1リッターですが、レベルゲージで見ると全然足りませんでした。
レベルゲージを見ながらゲージのMAXまで入れておきます。
最終的には2.5リッターぐらいは入ったと思います。


フィラーキャップを締めて、オイル漏れが無いことを確認してから、エンジンを始動します。
数分アイドリングしてからエンジンを切り、再度オイルレベルを計測し、ゲージのMAXまでオイルを足します。


こんな感じでオイル交換をおこないました。
今後はエンジンオイルは2500km、フィルターは5000kmごとに交換する予定です。

ハンドルカバー



本格的に寒くなって参りました。
私はハンドルカバー愛好家なので、今シーズンもウラルにハンドルカバーを装着しています。

私が愛用しているのはセーフティメイト#130と言う製品。
何だかんだで、もう10年以上使い続けています。

この製品を製造販売していた山本工業は2012年に廃業し、新しい製品を入手する事は出来ません。

しかし、カバーの痛みがかなりのものになって来たため、思い切って更新することにしました。

新たに調達したのはOSSというメーカーのもの
一時期セーフティメイトの類似品を販売していたところで、今も形状はよく似ています。
サハラカラーに合うようにブラウンのものにしてみました。

ボクサーグローブ型と言われるタイプで装着方法もセーフティメイトと全く同じです。
グリップとレバーをハンドルカバーの穴に通して、スイッチ類はカバーの上から操作します。
本当はカバーのタブをミラーねじで共締めして固定するのですが、付け外ししやすくするために付属のヒモのみで取り付けます。

装着後、走行してみたのですが、ちょっとした問題が。
カバーの生地が柔らかいため、高速走行するとカバーが風圧で押されてブレーキレバーを押してしまい、ブレーキランプが点きっ放しになってしまいます。
ウラルのブレーキスイッチは調整シロが少なく、どうやっても解消できませんでした。
セーフティメイトは生地が厚かったので、こんな問題は起きなかったんですけどね。

新しいカバーの出来が良ければセーフティメイトを引退させようと思っていたのですが、ちょっと不安なので、もうしばらく様子を見ようと思います。









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