ゆっくり走るよ

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井伊氏


井伊氏の始祖、井伊共保(いい ともやす)公が生まれたとされる井戸が残っています。



大河ドラマ館にもセットが作られていた、アレです。
ドラマの中にも登場するそうです。
私は見てないけど。


場所は龍潭寺の駐車場から200mほどのところにあります。
案内看板に従って歩けばすぐ。



井戸は田んぼの真ん中にありました。


正面に石碑が立っています。


左側が井戸。



井戸は今でも水をたたえています。


龍潭寺の駐車場に戻ってきました。
観光バスがひっきりなしにやってきます。
大河ドラマの影響力はすごい。


売店で「出世だんご」(100円)を頂きました。
みたらし団子ですが、名産の浜名納豆の粒が振り掛けられています。
甘いたれに塩っぱい浜名納豆がアクセントになって独特の風味。


この日は観光客が多くて、ごった返していたけど、龍潭寺周辺は良い雰囲気のところなので、静かな時に改めて来たいと思いました。


直虎



 大河ドラマ館を見学して、せっかくなので、近くにある直虎ゆかりの龍潭寺(りょうたんじ)と井伊谷宮(いいのやぐう)へ行ってみることにしました。

バイクだと7、8分の距離です。


到着して、駐車場にバイクを置こうとしたのですが、係の人から、バイクは隣の観光バス用駐車場にある駐輪スペースに置いて欲しいと言われました。
邪魔になってはいけないと思って駐車場のほうに来たんですが、気を回しすぎました。


井伊直虎が出家時に修行したことで知られる龍潭寺は、美しい庭園を持つことでも知られています。


拝観料は500円ですが、大河ドラマ館でセット券を購入したので、これを提示して入場します。


山門。


「井伊直政公出世之地」の碑。

梵鐘。


提灯箱。
徳川家と井伊家の家紋が入っています。


井伊家のお籠。
痛みが激しい。


名勝指定されている美しい庭園。
仏教様式になっているそうです。


井伊家代々の墓。
脇に並ぶ奥から二つ目の墓石が直虎のものだそうです。



御朱印を頂きました。



続いて井伊谷宮へ。
敷地がつながっています。



山門と鳥居。


拝殿。


旧社格は官幣中社。


御朱印を頂きました。


大河ドラマの影響は大きく、どちらもたくさんの観光客が訪れていました。

直虎 


NHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」は浜松が舞台なので、浜松では町を挙げてのPRをおこなっています。



浜松市では、細江町の「浜松市みをつくし文化センター」を期間限定で改装し、「直虎」の世界観を体感できる「大河ドラマ館」として公開しています。

せっかく浜松に来ているので、ちょっと覗いてみました。


大河ドラマ館は史跡「気賀関所」の近くにあり、気賀関所隣に無料の特設駐車場が作られています。
ここにバイクを置き、関所内を通って大河ドラマ館へ向かいます。
通常、気賀関所は入場料150円が必要ですが、大河ドラマ館開設期間中は無料となっているそうです。


マスコットキャラの「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」が居ました。


当時の関所内の様子が人形で再現されています。


関所を抜けると「大河ドラマ館」が見えてきました。


「大河ドラマ館」への入館にはチケットが必要です。
向かいのチケット売り場で購入します。


大河ドラマ館と、直虎が出家時に修行した龍潭寺(りょうたんじ)の庭園が観覧できるチケット(1000円)を購入しました。
大河ドラマ館のみの入場料は600円です。


エントランスの特大ポスター。
記念撮影スポットになっています。


内部に再現された、井伊家初代が誕生したとされる井戸のセット。

内部には撮影で使用された衣装や小道具、スタッフやキャストのインタビューやメイキング映像などがあるのですが、全て権利上の理由により撮影禁止。

撮影できるのは、上記のエントランスと井戸のセットのみです。

小道具や衣装などは素材の質感などが間近に見られて大変興味深かったです。

「大河ドラマ館」を出て、関所のほうに戻り、休憩。


呈茶サービス(300円)。
菓子はらくがんでした。
茶どころ静岡ならではの、さっぱりした気分になれました。


普段、なかなか見られないものだけに、興味深く鑑賞できました。
近くに寄られた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ひとつ問題があるとすれば、私が「おんな城主直虎」を一度も見たことが無い、と言うことですかね。

伊豆スカ

伊豆スカイライン(いずスカイライン、伊豆スカ)は、静岡県田方郡函南町の熱海峠から同県伊豆市の天城高原へ至る観光道路です。

伊豆半島を縦走する、この道路は景色の美しさで知られ、また伊豆半島へのショートカットとしての役割を持っています。
関東や中部の人には良く知られたツーリングスポットですが、私は関西住まいなので、今まで行ったことがありませんでした。
せっかく浜松に来ているので、休みの日に伊豆スカイラインを走ってみることにしました。


浜松からは東名高速道路を東進するわけですが、浜松も伊豆も同じ静岡県なのに、実に200kmも離れています。


【富士山を望む(富士川SA)】


東名を沼津で降りて、伊豆縦貫道~国道1号線で箱根へ向かいます。
つづら折れの峠道はウラルにはキツイ。
登坂車線で後続をかわしながら、何とか箱根峠へ。
そこから伊豆スカ起点の熱海峠へ向けて走ります。


途中、十国峠のレストハウスで休憩。
「ばくおん!!」のオープニングにも出てきた、あの建物です(わかりません)。


【本わさびざるそば820円】
こちらでは昼食に、伊豆のわさびを使ったそばを頂きました。

わさび一本を自分ですりおろして頂きます。

さすが本物のわさびは、すった瞬間目に来ますね。
もちろん辛味も鮮烈です。


せっかくのわさびを、つゆに溶いては勿体ないので、そばの半分はわさびだけで食べました。
もちろん旨いです。


十国峠を出て、熱海峠へ向かいました。
十国峠から熱海峠までは距離にして1kmぐらいしか無いんですね。
ウラルは峠道でスピードが出せないので、ずいぶん長く感じられました。


熱海峠料金所です。
伊豆スカイラインは有料道路なので、ここで料金を払います。
ETCは使用できません。
料金所の手前に駐車スペースがあり、ここで休憩したり小銭を用意したりできます。
記念写真を撮っている人も結構いました。

料金所で出口インターチェンジまでの料金を支払います。
今回は帰りの都合で亀石峠ICまで行くことにしました。
バイク260円。

走り始めると、この日は晴天に恵まれたこともあって、本当に美しい景色が見られました。


【滝知山駐車場より熱海方面を望む。】


【遠くに富士山が見えます(西丹那駐車場)】


【スカイポート亀石】
亀石峠ICの手前にある休憩所。
広大な駐車場とトイレ、食堂があります。


この日も多数のライダーが集まっていました。

休みの日によく来るという地元の人が話しかけてきて、「通行料払ってでも走る価値がある」との意見で一致しました。


この日は亀石峠ICで離脱したのですが、天気も良かったし、景色も思った以上に良かったので、もう少し足を延ばして冷川(ひえかわ)まで走ればよかったかなと思いました。


伊豆スカイラインは、夜間は料金所が無人になるため事実上無料になるのですが、そのため暴走行為が後を絶たず、二輪車を通行止めにしようとする動きもあるそうです。

残念なことです。

いつまでも、この美しい景色がツーリングコースとして楽しめることを切に願います。

快晴


いや、天気のことではなく。

四国ツーリングの最終日、高知道~徳島道に入り帰路についていた時のことです。
走行中、同じスロットル開度にも関わらず、スピードがどんどん落ちてきました。
特に上り坂では全く加速しなくなり、ギアダウンしなければ登らなくなってしまいました。

片側一車線の徳島道では後ろに長蛇の列が。
ゆずり車線で何とか車をかわしながら、ようやくパーキングエリアに滑り込みました。
そしてスロットルを閉じた途端、そのままエンジン停止。



油温計の針は110℃を指していました。
明らかな熱ダレです。

考えてみれば、四国ツーリングの行程は全て曇りか雨だったので、快晴の中を一日中走り続けるのはこれが初めてです。

意外に早く熱ダレが発生するのに驚きつつ、まあウラルだから仕方がないと、30分ほど休憩して油温が下がってから再始動を試みました。

しかし、エンジンはかかったもののアイドリングが安定しません。
常にスロットルを開いていないとエンジンが止まってしまいます。

そして、PAを出発してしばらくすると、またパワーダウン。
スロットル全開でも60km/hぐらいまでしか加速しません。
また次のPAに滑り込んでエンジン冷却。
これの繰り返し。

熱ダレは仕方ないにしても、冷ましてもアイドリングしないのは何かおかしい。
どこか壊れたかも、と疑いながら、徳島道~神戸淡路鳴門道を走行。

そして洲本辺りまで戻ったところで、道路が渋滞を始めました。

今のエンジンの状態では、この渋滞には耐えられそうもないので、津名一宮で高速を降り、下道へ。

やはりアイドリングが不安定で、信号待ちでスロットルを閉じればエンジンが止まってしまいます。

何とか道の駅あわじまでたどり着いたものの、明石海峡大橋が大渋滞の為渡れず、今日中の帰宅はあきらめてエンジンを冷やすことにしました。



道の駅あわじの生しらす丼850円。
最近新しい名物となった生シラスは少しも生臭くなく、さっぱりと美味しく頂けました。
しかし、恐らく渋滞から逃げてきたのだろうけど、ものすごい車と客の数には驚きました。


やはりエンジンが冷えてもアイドリングは安定せず、渋滞もあって、結局帰宅したのは翌日の早朝でした。




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