ゆっくり走るよ

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カテゴリ:バイク > ツーリング

武田尾温泉


先日の磐田行きでは開通したばかりの新名神・神戸~高槻間を通ったのですが、その時、宝塚北SA・スマートICが武田尾温泉のすくそばであることを知りました。
これは武田尾温泉に行くのに非常に便利ではないかと思ったので、実際に行って確かめてみることにしました。

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神戸JCTから新名神に向かいます。


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この道は中国道方面に行くのによく使っていたので、前まで左にしか行けなかったところを直進するのは妙な気分です。


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ここが中国道と新名神の分かれ目です。



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宝塚SAに入ります。
ここにはスマートICが併設されています。


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出口方面に向かいます。
SAに入ってしまうとICから出ることは出来ません。


ICを出て、きれいに整備された山道を6分ほど走ると、もう着いちゃいました。


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武田尾温泉の足湯です。


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利用料無料なので、ハイキングの人たちがよく利用しています。


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東屋の前に桜の木がありましたので、ここで花見をします。
花はちょうど見ごろでした。
以前来たときはもっと桜の木があった気がしたんだけど、意外にありませんでした。
記憶はいい加減です。


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ノンアルコールビールで乾杯。


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足湯の後ろには小さな滝が作られています。
こちらもお湯が流れています。

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護岸工事が続いています。
武田尾温泉は関西の秘湯と言われ、以前は細い山道を延々と登らなければいけませんでした。
道が広くきれいになって行きやすくなりましたが、秘湯感は薄れてしまいました。


武田尾温泉足湯を出発して、山道を三木方面へ向かいます。

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この車の列は宝塚SAに一般道から入れる「ウェルカムゲート」への列です。
駐車場が満車の為、入場待ちしていました。
そんなものは華麗にスルーして山道を登ります。


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しばらく走って、川下川ダムに立ち寄りました。

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山の中の小さなダムです。
ダムカードは無いようです。


三田から神戸に戻ってきました。

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こちらは道の駅淡河(おうご)のとなりにある「満月堂」という和菓子屋さん。
「豊助饅頭」(とよすけまんじゅう)というお饅頭が有名です。


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こちらが豊助饅頭です。
一つ税込み62円。
甘さ控えめのこしあんが入ったお饅頭。
店内で食べることもでき、注文時に伝えると、お皿に入れて出してくれます。
お茶はセルフサービスで無料で飲めます。
冬場は囲炉裏に炭火が熾してあって、ツーリングで冷えた手先を温めるのによく立ち寄っていました。


この日は天気も良く、桜もきれいに咲いていて、快適なツーリングになりました。









いちごの雫


訳あって、渚園キャンプ場を早朝に出発しました。
その訳とは「いちごの雫」を買いに行くためです。

「いちごの雫」とは舘山寺にある和菓子店「しず花」(しずはな)さんで冬季のみ限定発売されるいちご大福(のような和菓子)。
何でもすごい人気で、午前中には売り切れてしまうため開店前から並ばないと買えないんだとか。

「しず花」と「いちごの雫」の噂は昨年の浜松出張時に仕事仲間から聞いていたのですが、時期外れだったため話半分でしか聞いてませんでした。
今回は何とか期間内なので、どうにか手に入れたいところ。

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と言うわけで「しず花」さんに到着。
大通りから一本奥に入った、ちょっと分かりにくいところにありました。
この時点で8時40分。
一応9時の開店に間に合いましたが、果たして「いちごの雫」は買えるのか。

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【参考画像】

「ゆるキャン△」にも、このお店をモデルにした和菓子店「しず香」が出てきます。


到着するとすぐに、どこからともなくおじさんがやって来て
「並ぶの?」
と訊いてきました。

「はい」と答えると、
「じゃあ19番ね。覚えといてね。」
との事。


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【参考画像】

白髪を後ろで縛った、本当にこんなおじさんでした。
もしかすると店のご主人だったのでしょうか。

「ゆるキャン△」では整理券を渡されていましたが、実際は番号を言われるだけです。

「いちごの雫」は「あきひめ」とという品種を使ったものと「きらぴ香」という品種を使ったものの2種類があります。
一人あたり合計50個までしか買えない決まりです。
先のおじさん曰く、20番までに来れば全員が50個買っても大丈夫とのこと。

9時になると店が開いて、先程言われた番号順に店の前に並びます。

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【参考画像】

みんな50個買うのかと戦々恐々でしたが、実際はそんなことはなく、50個買ってたのは数人でした。
それでも 20個ずつ40個買う人は結構いました。
和菓子屋さんで万札が乱れ飛ぶ様子は初めて見ましたよ(汗)

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「しず花」は「いちごの雫」以外にも季節限定のお菓子やお団子も好評なようで、特にみたらし団子は「いちごの雫」と一緒に買い求める人が多かったです。
次に来た時は普通にお団子を食べてみたいと思います。

「いちごの雫」を手に入れて、店を出る頃には時計は10時になろうとしていました。
運よく買えたとしても、時間が無い時に並ぶのは難しそうです。

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この後は帰路に就くだけだったので、途中で休憩がてら「いちごの雫」を食べてみることにしました。

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こちらは「あきひめ」を使った「いちごの雫」です。
1個税込み200円。

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「いちご大福」と言うことになってますが、いちごを白あんと一緒に求肥(ぎゅうひ=餅粉に砂糖や水飴を加えて練りあげたもの)で巻いてあるもので、いちご大福とは見た目も食感も異なる別の和菓子です。
白あんも薄く塗られているだけで、いちごの味や食感を邪魔しません。
いちごの酸味と白あんの甘味が絶妙で、超絶甘いいちごを食べている感じです。
これなら50個買っても食べられたかも知れません(笑)

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こちらが「いちごの雫 きらぴ香」です。
1個税込み230円。


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【参考画像】
リンちゃんが買ったのは「きらぴ香」のようです。


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輸送状態が悪かったようで求肥が破れてしまいました。
「きらぴ香」は「あきひめ」に比べて瑞々しく、酸味が強いように感じられました。
さっぱりとした後味です。


こうして磐田~浜松の旅を堪能して帰路に就きました。
静岡はまだまだ回ってみたいところがたくさんあるので、次の機会が楽しみです。




「しず花」と「いちごの雫」が登場する5巻。



見付天神


磐田市にある見付天神(矢奈比売神社)は、悉平太郎(しっぺいたろう)伝説のあるところとして知られています。
昔、村娘をさらうヒヒ(化け猿)を退治するため、信濃の光前寺で飼われていた犬の早太郎(悉平太郎)を借り受け、見事退治したというお話です。

私が最初にこの話を知ったのは子供の頃「まんが日本昔ばなし」で放映されていたのを見たからで、他の有名な昔話より印象が強かったのを覚えています。

以前、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザを訪れた際、近くを通ったのですが、その時は祭りが開かれていて大勢の客がおり、ちょっと立ち寄るという雰囲気ではありませんでした。

今回、ヤマハ発動機株主総会に出席したので、ついでに立ち寄ることにしました。

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山門の入り口です。
この先に駐車場があります。


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バイクは駐車場に置いていきます。


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奥の鳥居です。
右側に悉平太郎の像があります。


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霊犬悉平太郎像です。
テレビでは柴犬みたいな感じに描かれていた記憶があるのですが、像は秋田犬のような大型犬の姿をしています。

ヒヒを倒した悉平太郎のその後は諸説あり、戦いで深い傷を負い、途中で行き倒れてしまったとも、無事信濃まで帰ったとも言われます。また光前寺に帰り着いて一声吠えたのち息絶えてしまったとも言われます。
テレビでは結末がどうなったのか憶えていません。


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「六つ石」
昔の楼門の基礎の跡だそうです。


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社殿が見えてきました。



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社殿。
両側には狛犬ではなく願かけ牛があります。
なお、狛犬は入り口の階段のところにちゃんといました。


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願かけ牛(雌)。
菅原道真の守護動物とされる牛の体に触れて願をかけるそうです。


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右側には雄もいます。


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社務所にはお守りなどのグッズが並びます。


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俺の知ってる悉平太郎じゃない(笑)
こちらは悉平太郎をモチーフにした磐田市のゆるキャラ「しっぺい」だそうで、多数グッズ展開していました。


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御朱印を頂きました。


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社務所の右手に「霊犬神社」の看板がありました。


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神社は「つつじ公園」という公園の中にあるようです。


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霊犬神社の鳥居。


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霊犬神社のお社。
悉平太郎が祭神となっており、日本で唯一の犬を祀る神社としてペットの健康祈願などに訪れる人が多いそうです。
左手に見える丸い石は悉平太郎の子孫のお墓。
悉平太郎に子孫がいるとは知りませんでした。


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見付天神の社務所で霊犬神社の御朱印も頂くことが出来ます。
今年は戌年ということで、御朱印も特別版になってます。
通常版も選ぶことが出来ます。


ひょんなことから子供の頃に好きだったお話の主人公に出会うことができました。
今度は信濃の光前寺にも行ってみたいな。


おもろカレー

食べ物の話が続いて恐縮ですが(笑)

磐田のB級グルメに「おもろカレー」と言うものがあります。
「おもろ」とは、この地域で食べられている豚足を煮た料理のことで、これをカレーに入れたものが「おもろカレー」です。
ざっくりググってみたところ、「おもろカレー」は地元有志が磐田の町おこしの材料にしようと考案した料理だそうで、一時期はマスコミに取り上げられたりと話題になったようですが2013年ごろをピークにあまり表立った活動は無いようです。
提供店はそれほど多くはなく、特に「おもろカレー」を前面に押し出してのPRはあまりおこなわれていないようです。

ヤマハ発動機の株主総会が予定より早く終わったので、昼食におもろカレーを食べてみることにしました。
もともと予定になかったので、「おもろカレー」を出している店を検索して、現在位置からもっとも近かった磐田駅近くの「ラ・カンティーナ」へ行ってみました。

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「ラ・カンティーナ」へ到着。
昼前でしたが他に客はおらず、閉まっているのかと思いましたが営業していました。


入口にメニューを書いたボードが掲示してありましたが、カレーの文字は見当たりません。


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店内は完全なイタリア料理店で、どう見てもカレーを出す雰囲気ではありません。
店を間違えたか、カレーの提供をやめてしまったのではと思い内心焦りました。


店員さんがランチメニューを持って来られて、ランチセット(税別1480円)の中に「おもろカレー」を発見。
日替わりパスタ、生パスタ、おもろカレーの中からメインを選ぶ方式でした。
早速注文。


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しばらくして料理が出てきました。

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こちらのおもろカレーは地元野菜をふんだんに使った野菜カレー仕立て。

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カレーは別のポットで出てきます。
豚足は骨を抜いてあり、トロトロに煮込まれていてカレーとよく合います。
ご飯や野菜とカレーを和えながら食べました。
美味しかったです。

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食後の飲み物(コーヒーか紅茶)も付きます。

こんなに旨いのなら、もっとアピールすればいいのにと思ったけど、よく考えたらこの店イタリア料理店だもんなあ。
あんまりカレーをウリにするのも難しいのかも知れません。
本来ならパスタやジビエ料理を注文するのが店にとっては良いのかも知れませんが。

あんまり期待してなかったけど意外に旨かったので、他の店のおもろカレーも食べてみたくなりました。
地元ではレトルトのおもろカレーもあるそうなので探してみたのですが見つかりませんでした。
次の機会にリベンジしてみます。


磐田

開通したばかりの新名神・神戸~高槻を通り、名神~新名神~東名阪~東名と自走してきました。

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浜名湖SAにて。

腰が痛いわ。

磐田のホテルに定刻通り到着して、チェックインと荷物を部屋に降ろしたら、夕食に向かいました。
ホテルの近くにも食事が出来るところはあったのですが、ここは静岡。
そして、静岡といえばここです。


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はい、「さわやか」。

昨年浜松に滞在していたとき、ほぼ毎週通っていた「さわやか」。
仕事を終えて帰還してからは、しばらく禁断症状が出ていましたよ(笑)

せっかくの機会だから、久し振りの「さわやか」を堪能することにしましょう。

順番待ちシステムのレシートが示す待ち時間は20分。
まったく許容範囲内です。

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ほぼ時間通りに席に通されました。
順番待ちシステムの導入後は待ち時間が分かりやすくなって助かります。
全店への早期導入が待たれます。

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もちろん注文は「げんこつハンバーグ」です。
ソースは「ミックス」で。
ミックスはオニオンソースとデミグラスソースが両方付いてくる注文方法です。(裏メニュー?)
さらにテーブル上の塩コショウとハバネロソースも導入。

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「さわやか」の味を余すところなく堪能する布陣を引いてます。
異論は認めます(笑)

このハンバーグの旨さは特筆すべきものがありますね。
次の機会にも是非食べたいです。




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