ゆっくり走るよ

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カテゴリ:バイク > ツーリング

蒜山


岡山へ日帰りツーリングに行って来ました。

インターネットラジオ「ブーバイク」のさぼてんさんが主催するツーリングに参加させてもらいました。

この日の車両はTZRを使用。
中国自動車道を津山方面に向けて出発。

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途中、安富PAで休憩したんですが、売店が閉鎖されていました。
老朽化の為建て替えるそうです。
新しいPAは他のPA同様トイレと自販機だけになっちゃうのかなあ。


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待ち合わせ場所の奥津湖総合案内所「みずの郷奥津湖」へ到着。
こちらは奥津湖のそばにあり、地元鏡野町の物産品を買ったり食事ができる道の駅のような施設。

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何故かエリマキトカゲの像が立っていました。
何の関係があるんだろう。

この日のツーリングは参加表明などは必要なく、現地集合なので何人集まるのかは全く不明。
私が到着したときには、時間が早かったこともあって私ともう一人しか来ていませんでした。

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しかし、出発時刻が近づくにつれ、1台、また1台とやって来て、最終的には8台が集まりました。
主催のさぼてんさんもやってきて定刻に出発。

私以外全部大型バイクじゃん、やべえ、付いて行けるのかな…。

そんな不安は見事的中。
皆さん大型車のパワーを生かした、とてもマスツーとは思えないハイペースで峠道をカッ飛んで行きます(汗)
景色なんて見てる暇がありません。
あっという間に目的地に着いちゃいました(笑)
さぼてんさん、毎回ツーリング参加者が少ないことをネタにしてるけど、この超ハイペースが参加者の集まらない原因じゃないのかなあ…。

今回の目的地は蒜山高原で、昼食にジンギスカンを食べようと言うことでした。

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私は初来店の「ひるぜん大将」。
ジンギスカン食べ放題で有名なお店です。

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バイキング形式でカウンターから食材を取っ手きたら宴スタート。
私はラムもマトンも大好きなので野菜そっちのけで肉ばかり焼いてました。
バイクで来ているのでビールが飲めないのが残念です。
ノンアルコールビールは置いてましたが、そんな気分じゃなかったので。

食事しながらの談笑も楽しみの一つ。
みんなライダーなので、バイクのこと、ツーリングのこと、旅先の面白スポットやグルメなど、話題は尽きません。
肉や野菜をたっぷり詰め込んで、楽しい昼食会はお開きになりました。

この後、蒜山高原には目もくれず、ここから来た道を戻って、湯原温泉へ向かいました。
割り切った行程ですが私は好きです。

湯原温泉は昔ながらのいかにもな温泉地で独特の風情があります。

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喫茶サボテン。
さぼてんさんが聖地と呼ぶ喫茶店です(笑)

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洒落た小物がディスプレイされているお店です。

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暑気払いにみんなでかき氷を食べました。
どこにも値段が書いてなかったのですが400円でした。
喫茶店はマスターがひとりで切り盛りしていて、かき氷も一つずつ削り出すので行き渡るまで結構時間がかかりました。
しかも盆休み期間だったので、他のお客さんも入れ替わりに入って来て、大変忙しそうでした。

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この後、全員で足湯に。
こうも暑いと、温泉でゆったりという気分でもないので足湯が丁度良い感じです。

こんな感じでグダグダやってるうちに陽が傾いてきて、今回のツーリングは解散となりました。

さぼてんさん、皆さん、ありがとうございました。
次の機会もよろしくお願いします。

帰りは渋滞にハマって腰が痛かったです(汗)




勝雄不動滝

毎日暑い日が続きます。
私は避暑に山へ行くことが多いのですが、この日は神戸市北区のシビレ山山中にある勝雄不動滝に行って来ました。

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道の駅「淡河」(おうご)の西2キロほどのところにシビレ山登山口へ向かう道があります。
その名も「勝雄不動口」というバス停の前の交差点を南へ進みます。

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「おさげたはし」(長桁橋)という銘のある橋を渡ります。

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周囲は一面田園地帯。
神戸市なんですけどね。

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西へ進みます。
先日の豪雨災害の痕が見られました。

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道の行き止まりがシビレ山登山口です。

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入口には車3台程度の駐車スペースがあります。
バイクはここに置いていきます。
奥側は下っているので、バイクは前向きに停めたほうが良いですよ。

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かなり険しい道を登っていきます。

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石仏群。

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鳥居がありました。
石柱には「淡河八幡神社みそぎ場」とありました。
何らかの神事に使われるようです。

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赤い手すりの設置された、はしごのように急な石段を登っていきます。
滝はもうすぐです。

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駐車場から20分ほどで滝に到着。
晴天続きで、水量はかなり減っていました。

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上下二段の滝です。
上段。

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下段。

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滝つぼで飲料水を冷やしておきました。
水は澄んでいますが、飲用に適するかは分かりません。
「シビレ山」の名の通り地質には水銀が含まれていると言われており、飲まないほうが良いかも知れません。

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滝の側には不動尊が祀られています。

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不動尊は滝の雫が常にかかる位置で、この時期ここが最も涼しいです。

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下界は35℃を越していますが、こちらは27℃。
道理で涼しいわけです。

滝や不動尊は地元の人によって大切に守られているようです。

トイレや自販機なども近くにないので、事前に道の駅で済ませておきます。
この時期、飲料水は最低1リットルぐらいは持って行きたいところです。
登山道としてはあまり知られていないこともあり、訪れる人も少なく、登山道もあまり整備されていません。
道はかなり険しく、悪天候時や日没後の訪問はお勧めしません。
もし行かれるなら、登山用の杖を持って行かれることをお勧めします。


727

新幹線の車窓から外を見ると、田んぼの真ん中に巨大な看板が設置されていることがあります。
これは「野立て看板」と言って、新幹線の乗客に向けて広告するための看板です。
中でも有名なのが「727」と大書された看板ではないでしょうか。
これは大阪の化粧品メーカー「セブンツーセブン」の看板ですが、業務用途が主の為、なじみのない一般には「謎看板」として知られています。

しかし、広告主が不明(と思われている)の為、かえって看板の知名度は高く、遂には鉄道模型のディスプレイ用として公式許諾を受けたミニチュアモデルが発売されるまでになりました。


と言うわけではないんだけど、私も実物の727看板を見に行って来ました。

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田んぼの中にこつ然と現れる727看板。
隣はこれまた新幹線でおなじみ、京都西川の「ローズ羽毛ふとん」。

場所は兵庫県加古川市某所、山陽新幹線の沿線です。
山陽新幹線はトンネルが多く、野立て看板を立てられる場所は限られています。
兵庫県内ではここだけかも。
なお、727看板には設置基準があり、5分から7分間隔で見えるところに設置されているそうです。

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ビーノと比べたサイズ感はこんな感じ。
最大では10m×5mのものもあるそうですが、これは少し小さいようです。

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看板の裏側を見ることはあまり無いと思います(笑)
木の骨組みにブリキを被せた看板を鉄柱に取り付けています。
吊るされているパイプ?の用途は不明。
地主さんの私物かも知れません。

最近は農地の宅地化が進んで、このような野立て看板も減っているそうです。
この光景もいつまで見られるでしょうか。


おすすめ

最近免許を取ったりなどで、二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいと思っている人は多いかと思います。
あるいは以前にバイクに乗っていたが、今は降りてしまった人も居るでしょう。
二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいが、今手元にあるのは足代わりの原付だけ…
そんな人は是非原付でツーリングに出かけてみることをお勧めします。
実際私が原付でキャンプツーリングをしてみて、原付には多くの利点があることを再認識しました。

原付ツーリングのメリット


1.意外と遅くない

ご存知の通り原付の最高速度は30km/hに制限されています。
しかし、自動二輪車だって常に60km/hで走れるわけではありません。
原付が遅く感じられる理由はツーリング行程を組んでいないか、行程そのものに無理があるかのどちらかだと思います。
原付が30km/hで走ることを前提に、無理のないツーリング行程を組んでおけば、原付が遅いという気持ちは沸いて来ないと思います。だって、行程通りなんだから。
具体的には、原付の平均速度を20km/hとして、Googleマップなどで算出した移動距離から所要時間を割り出しています。
20km/hは遅いように思いますが、これは計算のし易さと信号待ちや渋滞などを考慮した数値です。
実際に走ってみて、自分の走りと乖離があるようであれば数値を調整します。

2.費用が安い

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最近のバイクはどれも燃費が良いですが、特に原付は低燃費です。
私のビーノは荷物満載でもリッター50kmは楽勝です。
燃料タンクは4.5リッターなので、満タンで200km以上走る計算になります。

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また、フェリーを利用する場合も安いです。
小豆島フェリーの場合、750cc未満自動二輪車は1270円ですが、原付は840円です。
有料道路や駐輪場でも原付は安い場合が多いです。

3.意外と積載できる


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原付スクーターはメットインスペースやコンビニフックなどがあり、意外と積載性が高いです。
これにバイク用のバッグなどを併用すればキャンプ装備でも充分積載できます。
また、夏場は防寒着や冬用シュラフが要らないので荷物自体を少なく出来ます。

4.意外と暑くない

夏の二輪車ツーリングは暑さとの闘いです。
常に直射日光にさらされますので、長袖や手袋、日焼け止めなどで身体を保護しないと日焼けで大変なことになります。
飲み水も常に携帯し、いつでも飲めるようにしておかなればなりません。
それは原付でも同じなのですが、二輪車に乗っているときよりは暑さを感じることが少ないように思いました。
思い当たる理由は、街路樹の木陰です。
原付は左車線の左側を走ることが定められていますので、ちょうど街路樹の木陰を走ることが多くなります。
夏の高速道路なんて、ただの炎天下です。

5.季節感を感じられる

道路の左側を30km/hで走っていると、花壇から花の香が薫ってくることがあります。
移動速度の速い車や二輪車では気付かなかったことです。

結局はライダーのやる気

近年はツーリングに特化したアドベンチャーやツアラーがたくさん出ています。
オートバイツーリングに憧れて、それらの車種を購入する人も多いです。
ツーリングを始めるきっかけとしては、それも良いと思います。
しかし、ツアラーに乗っていないからツーリングが出来ないというものではありません。
世の中にはスーパーカブで日本一周している人がたくさんいますし、スーパースポーツのヤマハYZF-R1で世界一周した人もいます。
最後に必要なのはライダーのやる気なので、車種を問わず自分のスタイルを作って行けば良いと思います。


ダムカード


今回の小豆島ツーリングでは、ダムカード集めを兼ねていて、それらのダムを巡ってきました。
小豆島でダムカードを配布しているダムは4か所で、その全てを回ることが出来ました。

【ダムその1:吉田ダム】


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福田港から近い吉田川にあるダムです。

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堰堤。

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上流。

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下流。

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堰堤(えんてい)脇は広場になっていて、モニュメントや公衆トイレがあります。

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モニュメント「うるおい」。
重さ1.4トンもある石が水圧で浮かんでいて、手で押して回すことが出来ます。

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謎の巨石像。

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巨石像の背面。

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ダムカードを貰いにダムの脇にある管理事務所へ。

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事務所の1階はダムの説明パネルが設置されていました。

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2階へ行く階段の踊り場に無造作に置かれたダムカード。
住所地の県名、人数、日付を記入して、ダムカードを持って行きます。
実に大らかなシステム。


【ダムその2:殿川ダム】


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土庄(とのしょう)から山奥に入った殿川に作られています。


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堰堤。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらは入り口の記録簿に記帳して、ホルダー内のダムカードを持って行くシステムでした。

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この付近はホタルの生息地として知られているそうです。


【ダムその3:内海(うちのみ)ダム】


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寒霞渓の下流に作られた四国一長大なダム。

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長大な堰堤です。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらは係の方が対応してくださいました。
記帳してダムカードを貰う方法は同じ。

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寒霞渓から見ても、その長大さが分かります。


【ダムその4:粟地(あわじ)ダム】



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内海ダム近くの、安田大川につくられたダム。

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堰堤。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらも無人で、記録簿に記帳して封筒の中のダムカードを持って行く方式。


どのダムもダムカードの配布は大らかで、こんなので良いのかと思ってしまいますが、大きなトラブルも起こってないのでしょうね。
ダムまでの道も良く、回り易かったです。




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