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現在のところ



【伊豆スカイライン】

先日の二輪車の死亡事故がきっかけで、二輪車通行禁止論議が再燃している伊豆スカイライン。
タイムラインに流れてきた話だと、7月14日から二輪車通行禁止になると具体的に断定しているものが出てきた。

この話のウラを取ろうと思って調べてみたんだけど、確かなソースが見つからない。

そうしているうちに、騒ぎがだんだん大きくなって来て、聞こえるところとなったのか、ついに伊豆スカイラインを管理している静岡県道路公社が声明を発表した。



伊豆スカイライン(全線)は、125cc超の二輪車は通常どおり通行できます。
(現在のところ二輪車通行禁止の予定はありません。)

どうやら7月14日から走れなくなるということは無さそうだ。

ただし、「現在のところ」だが。


伊豆スカイラインでは二輪車による重大事故が頻発していて、そのたびに二輪車通行禁止の噂が出てくる。

見かけ上で二輪車の事故を無くすには、二輪車が居なくなることが一番簡単で手っ取り早い。
伊豆スカを二輪車通行禁止にしても、経済的なデメリットは無いだろう。

なので、きっかけさえあれば、いつでも二輪車通行禁止にできる下地は整っている。
ライダーたちもそれをわかっているから、きっかけになりそうな出来事があれば直ちに反応するのだ。

伊豆スカイラインは私も先日走ってきたが、天気の良い日の眺めは本当に素晴らしく、通行料金を払う価値のある道路だと思っている。

こんな素晴らしい道路が、つまらない制限の為に通れなくなるようなことが無いよう、お互い気を付けていきたい。



人気


現代のロシアを紹介する「ロシアNOW」が、神奈川でおこなわれたウラルオーナーの集いを取材し記事にしていたので紹介します。


 「『ウラル』の歴史は、ドイツのBMWの軍用バイクを分解して細かく調べるところから始まりました。そのBMWがベースになり、多少設計が変更されたんです」。こうロシアNOWに語るのは、ブラジスラーフ・ボリヒンさん。Ural Japan社の代表取締役だ。


ちょっとバイクに詳しい人と話すと、「ウラルってBMWのコピーなんでしょ?」って話がよく出ます。
ブラド社長の発言通り、恐らくBMWのブランドイメージに便乗するため、ウラルはBMWサイドカーがベースになっていることを公式に認めています。
しかし、

 ソ連のウラルは、第二次世界大戦中に盛んに使われ、長い間もっぱら軍用オートバイであり続けた。しかし時とともに、このソ連製バイクの設計は、次第に元のモデルからかけ離れたものになっていった。「元の設計は多数の変更を被り、その結果、現在のウラルはすでにBMW とは基本的に何の関係もなくなっています」。ボリヒンさんはこう説明する。


実際に、ウラルとR71やR75サイドカーを見比べてみると、姿形が似ても似つかないことがすぐにわかります。
独自の改良を積み重ねた結果、全く別のバイクになっています。


 1950年代半ばから、このバイクは軍に納入されなくなり、ソ連の一般市民のために販売されるようになった。そして長きにわたり、個人の交通手段としては最も大量に生産されるものの一つであり続け、主に農村で使われた。


これもよくある誤解。
軍用バイクだと思われているが、実際は農村などで手軽な実用車として使われています。
日本でいう軽トラックのようなもの。
なのでロシア本国では若い人には人気が無いそうな。


 「水平対向エンジン。これは何よりもBMW のバイクの際立った特徴です。ウラルを知らない人はすぐにこれはBMW製だと思う」。ボリヒンさんはこう言う。


「これBMW?」
この質問を今まで何回聞いたでしょうか(笑)


 「実際には、ウラルは次第に軍用バイクのモデルから離れていったのですが、日本でウラルを買う人はミリタリー愛好家が多いですね」とボリヒンさん。


ここで、



という指摘が有って、こっそり文章が直ってました(笑)


ウラルの主なセールスポイントは価格だ。これは米国でも日本でも最も安いサイドカーである。筆者が話を聞いた日本のバイカーは皆口をそろえて、それがこのバイクを買った第一の理由だと言った。

はい、その通り。
私もそうです。
前に乗ってたBMW R1200GSアドベンチャーより安いです。



こんなウラルオーナーが集まるイベント、行きたかったなあ。
関西でも企画してくれないかな、ブラドさん頼んます。




このモーターサイクリスト誌には、このイベントの模様がもっと詳しく紹介されている。
興味ある方はどうぞ。

ヤバくない?





先日、7月6日発売が発表された、スズキ・V-Strom250。
以前、記事に書いた通り、ツーリングに便利な装備が多数付いていながら570240円という思い切った価格に驚かされた。

そのV-Strom250で発売記念キャンペーンがおこなわれる。
V-Strom250と純正3点ボックスを同時購入すると、3点ボックスの価格が30%割引される。

3点ボックスはアタッチメント込みで92880円だが、これが65016円で購入できるというもの。
3点ボックスは定価でも思い切った価格設定だが、さらに30%引きになるんだから買わない手はない。
これは他社250アドベンチャーを本気でつぶしに来たなって感じだ。

ただ、V-Strom250は既に予約で品薄だと聞いているし、純正3点ボックスも、公式サイトにはこんなことが書いてある。


※輸入品のため、納品に数ヶ月要する場合がございます。あらかじめご了承ください。


今は発売直後で品薄は間違いないから、さらにこんなキャンペーンを打ってしまっては、安く買えたとしても、車両やオプションが手元に届くのは、かなり遅れるんじゃなかろうか。

メーカーとしては新製品の発売なのでスタートダッシュを決めたいんだろうけど、ちょっと大変なことになるんじゃないかと思っている。


ところで、7月8,9日に東京と大阪でおこなわれる「スズキ ファンRIDEフェスタ 2017」に、V-Strom250の試乗車が出ることが決まったようだ。




公式サイトには載っていないので、急遽決まったのだろう。
やはり新型車にはいち早く乗りたいから、この判断は賢明だ。

私も早く試乗してみたいものだ。




glafit






「自転車と電動バイクが合体」、それって電動アシスト自転車ちゃうんか…

と思ったら違った。

「glafit」(グラフィット)は一見自転車のようにペダルが付いているが、モーターの力だけでも走れる電動バイク。

分類上は原付一種になるので、ナンバープレートやバックミラー、尾灯やウインカーも付いている。
ヨーロッパのモペットの電動版と言ったところだ。

電動バイクは最近ようやく見かけるようになってきたが、やはりネックになるのが航続距離。
技術の進歩でずいぶん伸びたとは言え、万一のバッテリー切れの心配が付きまとう。

しかし、これなら最悪出先でバッテリーが切れたとしても、ペダルをこいで帰って来られると言う逆転の発想。

しかし、ペダルがあろうと原付一種には違いないので、公式サイトには次のように書かれている。

glafitバイクは見た目は自転車に近いですが、公道において、法律上は常に「原付バイク」として扱われます。
したがって、自転車(ペダル)モードであっても、歩道の走行は禁止されております。またヘルメットも必要ですので、その点はどうぞご理解ください。

そりゃそうだわな。

航続距離は45kmで、重量は18kg。
ホームセンターで売られている安物の折りたたみ自転車とほぼ同じ重量だ。

折りたたむこともできるので電車などでの「輪行」も可能だ。
ガソリンエンジンではないので、袋に入れれば電車に乗せることが出来る。

このサイズと重さなら、やろうと思えばバイクの後ろにだって積めてしまう。

このglafit、クラウドファンディングのmakuakeで127500円で先行販売中だ。
たのしそー!

出るぞ!




かねてより発売が待たれていた、V-Strom250の発売がついにアナウンスされた。
発売日は7月6日、価格は税込み570240円。

17リッタータンク、12Vシガーソケット、ナックルガード、センタースタンドが標準装備
これだけ付いてこの価格なら文句のつけようがない。

オプションのパニアケースセット(トップ、サイド、アタッチメント、キー)は税込み合計92880円。
これもなかなか思い切った価格設定だ。

ポリバケツと揶揄される安物サイドケース標準装備のカワサキ・ヴェルシスXが税込み683640円だから、パニアを付けてもヴェルシスXより安い。
まあ、V-Strom250にはABSが無いけど。

キャストホイールは好みが分かれるところだが、積極的にオフロードを行くバイクではないので、チューブレスタイヤ&キャストホイールは手堅い選択だと考える。

最強の250アドベンチャー爆誕だ。
聞くところでは、既にイエローは予約で埋まっているそうなので、欲しい人は急がないとシーズンが終わってしまうかも知れない。





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