アドベンチャーツアラー

今年の大阪モーターサイクルショーの注目は、国産各社の250アドベンチャーツアラーと呼ばれるモデルが一堂に会するところでした。

アドベンチャーツアラーに明確な定義はないのですが、BMW R1200GSのヒットから世界中に広がった、オンロードもオフロードも走れるツーリングバイクをアドベンチャーツアラーと呼ぶみたいです。 

私が実際に見て触ってきた各車種の感想を書いてみます。


スズキ・V-Strom250
V-Stromという名前だけれどエンジンはV型じゃなく並列2気筒という構成(笑)
V-Stromはペットネームで、形式はDL250と言うそうな。
しかしV-Stromの名前は伊達ではなく、装備も充実しているし作りも高品質。
車格も大きく見栄えがします。
海外仕様の参考出品だったため価格が表示されてませんでしたが50~60万円との予想。
 

豪華なパニアセットが付いていましたが、あれは別売りになるんでしょうね。
あれが付いてこの値段だったらお得ですね。
夏に発売との話。


ホンダ・CRF250RALLY
2月に発売されたばかりのニューモデル。
昨年のプロトタイプから量産モデルへの変更で明らかなコストダウンが見て取れ、多少がっかりした覚えがありましたが、実車を見てみるとそれほど安っぽさは無く、きれいにまとまってます。
シート高が895もあり、足付きを心配しましたが、サスペンションが思いのほか沈み、それほど心配しなくて良いのかも。

気になる人は是非実車に跨ってみることをお勧めします。
燃料タンク容量が10Lなのがちょっと気になるところ。
価格も高いですが、実売価格はかなり抑えられるとの情報もあります。


カワサキ・VERSYS-X 250 ABS TOURER

カワサキが満を持して出してきたアドベンチャーツアラー。
17Lタンクの航続距離は単純計算で500km以上走行でき、ツーリングの行程に余裕が持てますね。
何といってもパニアケースが標準装備で683640円と言う価格に驚いた人も多いのでは。

しかーし!
その肝心のパニアケースの出来は価格相応。
 
左右共通とするためのリブは容量を減らしてしまっているし、取り付けはボルト止めで、キャンプ場で取り外して簡易テーブルに、みたいな使い方はできそうにない。
箱の材質も安っぽくア○リスオー○マかと見まごうばかり。
この箱を考えた人はきっとキャンプとかしない人なんだろうなと思った。
バイクの質感が高いのに、このケースのせいで全体が安っぽく見えて非常にもったいない。


ヤマハ・ツーリングセロー

セロー250にワイズギア製の各種オプションを搭載した車両。
車両の実績もあるし、特別問題があるわけではないけど目新しさはない。
強いて言うなら積載力がもう少し欲しい。
どうせならブラジルで売ってるテネレ250とかを持ってくるほうがアドベンチャー感が出て良いのではないか。


この中で私が実際に所有したいと思うのはV-Strom250かCRF250RALLYでしょうかね。
V-Stromの大きな前照灯や電源ソケットは「解ってる」感があるし、走破性ならCRFが面白そうです。

VERSYSも社外パニアを付ければ良いし、セローは実績に裏打ちされた安心感があります。

どれを選んでも損はなさそうな気がします。