ゆっくり走るよ

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カテゴリ:バイク > バイクニュース

悲しい


NHKニュースより。



20日昼すぎ、秋田県横手市の自動車専用道路で、サイドカー付きのオートバイが道路中央に張られた金属製のロープにぶつかる事故があり、乗っていた4人のうち70代の夫婦が死亡しました。

現場は秋田県横手市平鹿町醍醐の湯沢横手道路下り線とのことで、高速道路ではないが見通しは良く、地図で見るとほぼ直線と言って良い。

また、車両はNHKニュースの映像からGL1500ベースの右サイドカー付きオートバイのようだ。
記事によると夫婦が本車に乗車し孫二人が側車に乗車していたらしい。

事故はサイドカーを中央ロープに接触させた事が原因のようだ。

進行方向を向いて右側にサイドカーを付けた、いわゆる「右カー」は、加速すると右へ寄り、減速すると左へ寄る車両特性があるが、現場の道路は直線なので、ここで急加速したり右へ寄ったりする理由が無い。
詳細は不明だが何かトラブルでもあったのだろうか。

この事故が報じられて、Twitterではサイドカー付きオートバイに4人が乗車していた事に驚く人が多く見受けられた。

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中には定員外乗車だと決めつけて批判している人も居た。

前にも記事に書いた事があるが、保安基準や運転免許では大型自動二輪車の定員に法的な制限はない。
座席などの適切な乗車装置が装備されていれば車検証の定員まで乗車できる。
実際4人乗りサイドカーはそれほど珍しい物ではない。


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また、運転者が70代だった事から運転適性を疑問視する人達も居た。

報道からでは運転者の技量がどの程度かは分からないし、見たところ違法行為は見受けられない。
法を遵守している人を根拠も無く批判する事は許されない。

しかし、もし「歳を取って体力が無くなりバイクに乗れなくなったらサイドカーに」などと考えている人が居るなら、考えを改めるべきだと思う。
サイドカーを運転するにも体力は必要だし、立ち転けは無くとも運転操作によっては容易に転覆する。
何よりバイクとも車とも違う運転方法をイチから習得しなければならず思いの外ハードルは高い。
サイドカーに少しでも興味があるなら、なるべく早く試乗会などで運転してみる事をお勧めする。

今回の事故は大変痛ましい結果となってしまった。
これを決して他人事と思わず、我々も一層安全運転に努めて行きたい。



移転
 
ウラル・ジャパンは4月20日、ニュースレターを更新し、現在ロシア・スヴェルドロフスク州イルビトにある車両の生産工場を、カザフスタン共和国北カザフスタン州ペトロパブルへ移転する事を発表した


予定では4月中に書類上の手続きを終え、5月からカザフスタン新工場からのボディパーツなどの部品の発送を開始。8月までに車両の生産を再開する、としている。

ロシアのウクライナ侵攻に対し西側各国は経済制裁を続けている。
日本では4月19日からロシア製品の一部品目について輸入が禁止された。

禁止品目の中には自動車・オートバイ製品が含まれており、ロシアで生産されるウラルの車体や部品が輸入できない状態となった。

しかし現在のウラルは、ロシアに生産工場があるものの、本社をアメリカに置く民間企業だ。
この様な事態を見越して、早くから工場移転が考えられていたようだ。

ウラルUSA公式Twitterでは4月16日に移転先の動画を公開している。

生産工場の国外移転で、懸念されていた部品の供給については解決の目処が立った。
早急な部品や車両の生産再開を期待したい。


とばっちり
 
ウラルジャパンは3月8日にニュースレターを更新し、予定していた大阪・東京モーターサイクルショーへの出展を取りやめる事を発表した。




ニュースレターでは、
昨今の情勢を踏まえ、社内で慎重に検討した結果、今大会での展示は適切ではないと判断し、大阪・東京モーターサイクルショーでの弊社による出展を取り止め致します。
としている。

感染症予防の観点から中止されていたモーターサイクルショーがようやく再開される事になったが、このような事態になってしまい本当に残念だ。
販売会社はアメリカ資本なのでロシア政府と直接の関係は無いのだが、状況が状況なので事情を知らない一部の輩が悶着を起こす可能性は否定できない。
出展取りやめは苦渋の判断だと思う。



また、新車や部品のの入荷状況についても言及があった。

工場での新車の生産は保留されているものの、既に出荷した日本向けコンテナについては4月から5月頃に到着予定。

部品についても生産は継続されており、外部サプライヤーからの部品は直接転送されている。

ウラルジャパン及びディーラーのサポートは引き続きおこなわれる。


ウラルの販売会社はアメリカ合衆国ワシントン州レドモンドに本社があり、部品についても西側諸国の製品が多く使用されているため、主要な部品は継続して入手が可能と思われる。
そうで無くても新型コロナウイルス感染症対策の影響で世界的に流通が滞っている時に、大変な事になってしまったものだ。

ウラル社やディーラー、ユーザーにとっては、とんだとばっちりである。
今後の状況を冷静に見守りたい。

海神

バイクのニュースの記事より。



超小型電気自動車の製造販売を行うモービルジャパンは、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で、リーンして旋回することができる「海神」の先行予約販売を開始した。


 後ろ2輪の3輪車(トライク)は車輪が3本のため倒れにくいとされており、クルマと同じようなハンドル操作でカーブを曲がる車両が一般的ですが、モービルジャパンは「バイクのように傾いて曲がれれば、もっと走行性が良いのに」という声を受け、リーンできる3輪バイクの発売を決定しました。

リーンする電動3輪バイク「海神」
【リーンする電動3輪バイク「海神」】


この車両は「トライク」に該当するとの事で、普通自動車免許で運転出来るが、この記事を見た人の中には「リーンするトライクは特定二輪車になり自動二輪車免許が必要なのでは」と考える人が相当数居た。

当ブログでも何度か紹介しているが、道路交通法における特定二輪車の定義は、次の条件を全て満たすものに限られる。

一、三個の車輪を備えていること。
二、車輪が車両中心線に対して左右対称の位置に配置されていること。
三、同一線上の車軸における車輪の接地中心点を通る直線の距離が四百六十ミリメートル未満であること。
四、車輪及び車体の一部又は全部を傾斜して旋回する構造を有すること。
平成21年 内閣府告示第二百四十九号

なので、単にリーンするだけでは特定二輪車とは見なされない。
当車両の諸元は不明だが、恐らく後輪トレッドが460ミリ以上の為、トライクとして扱われるようだ。








緊急
 
先般の報道などでご承知の通り、日本時間2月24日正午頃、ロシアがウクライナへ侵攻しました。



当ブログは軍事や国際情勢について専門外なので、ここで論評する事は控えます。

しかし、ウラルユーザーである以上、これは避けては通れない問題でもあります。

販売会社は米国資本の会社であり、車両には西側諸国の部品が多数使用されています。
一方、車両を製造するIMZ社はロシア・イルビトに所在しています。
今後、西側諸国の経済制裁などが実施される事は確実で、現在でもコロナ禍により調達が難しくなっているウラル純正部品がさらに入手困難になる事が予想されます。

【2022.2.24 本社声明文を追記しました】



また、ウクライナはウラルサイドカーと源流を同じくするKMZ-DNEPR(ドニエプル)社の所在地であり、ウラルやドニエプル用の社外部品や用品を扱う企業が多数所在しています。

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ウラル用の高品質な本革製アクセサリを製造しているキエフのビルダーさんは当然ながら無期限の休業に入っています。

このビルダーさんの製品は日本のウラル乗りの間でも評価が高く、ご無事である事を祈るばかりです。


現在愛用しているスペアタイヤカバーもウクライナ製です。
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以前と違い、インターネットで世界が繋がった結果、直接の当事者で無くても戦争は我々の生活と無関係では無くなってしまいました。
一刻も早い平和裏な解決を祈るばかりです。

何より現在日本に滞在している多くのロシアの人達には全くのとばっちりであり、不当な不利益を被らないよう我々も気をつけなければいけません。

以下に乙武洋匡さんのツイートを引用しておきます。










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