ゆっくり走るよ

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カテゴリ: 旅行

週末は夜市

夜市とは広場に露店が立ち並ぶ、超絶デカイ縁日みたいなものだ。 

台南では週末などの夜に、夜市が開かれる。


台南では、花園、成功、大東、武聖の4箇所で、日をずらしながら夜市が開かれている。


この日は武聖夜市に行ってみた。


武聖夜市は、他の夜市よりも規模が小さ目。
その為、ギュッと詰め込まれたような印象を受ける。


夜市と言えば、このブログではもうお馴染みの牛排(ニュウパイ)。


今回も勿論厚片牛排だ。
今回訪れた屋台は店員が英語を喋れるらしく、こちらが台湾人でないと判ると英語でまくし立てられて困った。
素直にメニューを見せてくれれば良いのに。


厚片牛排150NT$
味は良かったが、隣の臭豆腐の屋台から匂いが漂って来て困った。


食後、屋台を散策。


クレープの屋台。
有りそうであまり見かけなかった屋台。
台湾ではクレープは人気がないのだろうか。


積木屋と書いてあるが、売られているのは日本で言うところのブロックだ。


おなじみヘルメット屋。
想像つかないが、どこにでもあるところを見ると、そんなに売れるものなんだなあ。


ジグソーパズル屋。
これも需要有るんだろうか。


寿司屋。
何故か大量のいなり寿司が用意されていた。


駐輪場はスクーターで溢れていた。
最も台湾らしさを感じる風景。


やはり、どこへ行っても夜市の活気はすは凄い。

台南では毎日どこかで夜市が開かれているので、訪れた際には是非足を運んで欲しい。


衣蕾特


プリンが有名なスイーツの店。
プリンは台南の名物として台湾高鐡の売店でも売られている。

店は販売のみで、店内で食べることは出来ないが、店の前にベンチとゴミ箱が有るので、多くの人が買ってその場で食べていた。


鮮奶布丁38NT$
フワフワのカスタードプリン。


底にはカラメルソースが敷いてある。
甘過ぎず、さっぱりした後味。

この日は暑かったので、冷たいプリンは殊更旨かった。




台湾での仕事がピークの頃、ホテルで仕事をしていて、そのまま寝落ちしてしまった。

次の朝、どうにも体がだるいしフワフワした感覚がある。
体温を測ると37度あった。
これは風邪のひき始めに違いないと思い、薬を買いに行くことにした。

予め通訳さんに、台湾の市販薬で、よく効く風邪薬を訊いたところ、返って来た答えは、

パブロン


って日本の薬かい。


私は胃痛で医者の処方薬を服用しているので、市販薬と言えど、うかつに他の薬を飲むことが出来ない。

そこで、漢方の葛根湯を探すことにした。
中華圏の台湾なら葛根湯ぐらい容易に入手できると考えたからだ。

ついでに、こむら返りの薬の芍薬甘草湯も手に入ったら儲けものだ。

先ず薬店A。
日本のドラッグストアみたいな店で、薬以外にも化粧品とかも売っている。

ここで葛根湯があるか訊いたところ、あるとの返答。

店員が出して来たのは「熱龍」という、聞いたことのない薬。

箱書きを見ると「葛根湯配合」とある。
いやこれただの風邪薬だし。
しかも製造元は日本のメーカーだ。

他に無いか訊いたら、無いとのことだったので買わずに店を出た。

次に薬店B。
大きな薬専門店。
ここでも葛根湯があるか訊いたところ、あるとの返答。

そして店員が出して来たのが何と「熱龍」
他に無いか訊いたら無いとのことだったので店を出た。

そして薬店C。
個人商店。
店員の対応は丁寧だった。
葛根湯があるか訊いたところ、出て来たのはまさかの「熱龍」

こんな場末の個人商店にまで出回っているのか熱龍。

いや、ひょっとしたら私が知らないだけで実はすごい人気商品なのかも知れないぞ。

俄然興味が湧いて来たので、試しに買って見ることにした。


熱龍200NT$。
「ねつりゅう」とルビが振られ、「非ピりン系」と怪しげな日本語が書かれた、ネタ感満載なパッケージ。


用法用量は日本語でしか書かれていないが、これは台湾向けの商品だ。
奈良県の会社が製造元として記載されている。


中身。
日本語のパッケージだ。
ひょっとして日本でも出回っているのか?
少なくとも日本のアマゾンでは取り扱いは無いが。

台湾は日本とは医薬品の基準が違い、日本よりキツめの処方になっているらしい。
この為、市販薬はどれも2日分6包入りが標準になっているとのこと。


そして、この薬を服用してみたところ、昼、夜と2包飲んだだけで次の日には全快してしまった。

これは台湾ではメジャーな風邪薬なのかも知れぬ、と、先の通訳さんに訊いてみたところ、

知らない

とのことだった。

恐るべし熱龍!



宝来軒




博多豚骨ラーメンの店。
知り合いの紹介で来店。

元は別の名前で、別の場所で営業していたのが、店名を変えて、この場所に移って来たらしい。

夜だと言うのに10人ぐらい並んでいて、しばらく待ってから入店。


内装は日本のラーメン屋を模したもので、貼ってあるポスター類も全て日本のもの。


こんなものまで貼ってあった(笑)
多分意味は分かってないと思う。

店員の挨拶や店内の会話も全て日本語だが、日本語を話せるわけではないらしい。
雰囲気作りなのだろう。


来店が遅かったせいか、豚骨ラーメン以外のメニューは売り切れていた。


博多豚骨ラーメン230NT$
今まで食べた日式ではない、日本のラーメンだった。
値段は張るが、この味が台湾で味わえるなら納得だ。


20NT$で替え玉か白飯が追加出来るので、替え玉を注文してみた。


替え玉の麺はラーメンのものより硬めのようだった。


客の大半は台湾人で、この味が受け入れられていることは興味深い。
他の日式ラーメン店もこの味を目指して欲しいと思った。


オンライソー


台湾土産で有名なのがパイナップルケーキ。

地元では鳳梨酥(オンライソー)と呼ばれています。

クッキー生地の中にはパイナップルジャムの餡が入っていて、空港の免税店で買うと400NT$とかザラ。
てっきり高級菓子だと思ってたんですが。

みんな大好きスーパーのお菓子売り場で見つけました。


何と1箱57NT$。安い。


こちらは個包装してない家庭用、38NT$。



お土産これで良いじゃん、とパッケージをよく見ると。



箱入りの方は5個入りと書いてある。

家庭用は8個入り。

同じメーカーの同じ製品なので、価格差は化粧箱の値段なのか。

いずれにせよ、お土産にするには内容量が少なすぎる。

やはり、お土産にするにはそれなりの「見栄」(笑)が欲しい。


良いアイデアだと思ったけど、なかなか上手くいかないなあ。

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