意外と病弱です
私は趣味がアウトドアの割には結構体が弱く、旅先で調子が悪くなることもしばしばです。
しかも、私の仕事は出張が多く、ひと月以上家に帰れないこともよくあります。
現在も出張中で、もう3カ月ほど帰宅していません。
そんな時に体調不良になったら面倒です。
出張先では病院の場所もわからないし、仕事を休むわけにもいかないので、出張中の体調管理は普段以上に気を遣っています。
それでも、ちょっとした気のゆるみや油断から、体調を崩してしまうこともあります。
そんなときの対処法を備忘録を兼ねて書いておきます。
体を冷やさない
出先で突然の雨に降られたり、あるいは夏の暑さで汗びっしょりになったりして、体が冷えてしまうことがあります。
「もう少しで目的地だから」と我慢していると、次の日には風邪をひくこと間違いなしです。
夏場では、訪問先の冷房が効きすぎていて、そこで長時間作業したために体調を崩してしまうこともよくあります。
これらの対処法としては、濡れたらすぐ着替えることです。
着替えを持っていないときでも、公衆トイレなどに駆け込んで、濡れた服を絞ったり、タオルで体を拭くだけでもずいぶん違います。
私はバッグに夏でもユニクロのウルトラライトダウンを入れていて、必要があれば着られるようにしています。
早めの手当て
体調が悪くなる前には、必ず予兆のようなものがあります。
少しでも、普段と違うなと感じたら、早めの手当てが必要です。
が、病気かどうかも判らないのに薬を飲むのはちょっと…という時に最適なのが葛根湯(かっこんとう)です。
私はいつも、受診するときに、事情を話して葛根湯を多めに処方してもらい、出張先に持って行きます。
病院で処方される葛根湯はかなりの安値で手に入るのでお勧めです。
それでも長期出張になると使い切ってしまうこともあるので、そんなときはドラッグストアで購入することになります。
ドラッグストアで葛根湯を購入する場合は満量処方のものを選びます。
病院で処方されるものに成分が近いためです。
葛根湯は副作用がほとんど無く、風邪のひき始めや頭痛など、幅広く効果があるのですが、大して効かないので過信は禁物です。
三日ほど飲んで症状が回復しないときは、諦めて病院へ行きます。
こむら返り
夜中に足がつる、いわゆる「こむら返り」。
旅先の慣れないベッドや、キャンプでの狭いテントの中、あるいは長時間バイクに乗っていると突然襲ってきます。
これには病院で処方される芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を使います。
これも出張前に、病院で多めに処方してもらいます。
ドラッグストアでも買えます。
また、こむら返りは一説にはカリウム不足が原因と言われ、食塩をなめると治まることがありますので、非常用に持っておくのもお勧めです。
頭痛薬
頭痛持ちなので、頭痛薬は必ず持っています。
症状に応じて、病院処方のものと市販薬を使い分けています。
胃腸薬
海外出張では日本の胃腸薬が手に入りにくいので、必ず持って行くようにしています。
海外の薬は日本のものより強力なものが多く、飲むとかえって調子が悪くなる場合があるためです。
マスク
風邪やのどの痛み、のどの乾燥を防ぐ為、マスクを使用することがあります。
コンビニなどで売られているマスクは耳にかけて使うものがほとんどなので、長時間使うと耳が痛くなってしまいます。
そこで、使い捨ての頭掛けマスクを使用しています。
安いものは1層構造のものが多いですが、私は3層構造のものを使用しています。
花粉の時期にもお勧めです。
その他
コンビニで売られている薬用のど飴やトローチ、のどスプレーなどを試しましたが、全く効果がありませんでした。
カネの無駄ですので最低でもドラッグストアで薬を買ったほうが良いです。
のど飴では黒飴や黄金糖のようなものが合うようです。柑橘系のものは私には合いませんでした。
本当に必要なのは休養
私の場合、体調不良になっても、つい仕事を優先して薬を飲みながら出勤してしまうのですが、これをやると必ず完治が遅れます。
風邪などは3日も休めばほぼ完治するのですが、薬で押さえて出勤した場合、完治まで2、3週間かかることがあります。
最長では2カ月治らなかったことがありました。
当たり前ですが一番の治療法は休養です。