ゆっくり走るよ

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カテゴリ: ライフ

マツダ




株主です。

今年も株主総会に参加しました。
株主総会は面白いので毎年出席することにしています。



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一年ぶりのマツダ本社。
天候はこの時まで曇り空だったのですが、午後から雨が降り始めました。


ロビー受付で出席票をもらって入場し、会場の本社講堂へ向かいます。 

日本経済新聞によると、この日の出席者は520人。

今期は、過去最高の163万1千台の販売を達成したものの、為替変動やコスト改善などで営業利益は前期比207億円増、16.5%増の1464億円となったことなどが報告されました。
(注:一見良い感じに見えるんですけど、一昨年の営業利益は2268億円だったからなあ。)


冒頭に小飼雅道社長より、昨年に続き1株当たり20円の配当を今株主総会に諮ることが発表されました。
(注:第1号議案、その後可決)



続いて株主との質疑応答。
(注:発言の順序は時系列ではありません。)


株主総会と議案について質問がありました。


株主
「社外取締役の選任について。」

小飼 雅道・代表取締役社長
「役員の選任については諮問委員会で審議している。」


株主
「社外監査役は(銀行出身者ではなく)経営者経験のある人材を選ぶべき。」

小飼氏
「社外監査役の選任についても諮問委員会で審議している。外部の視点から監査するのに適任であると判断し選任した。」

株主
「金井氏はリーガロイヤルホテル広島の社外取締役を務めているが招集通知に掲載されていない。」

金井 誠太・会長
「リーガロイヤルホテル広島からは報酬を受け取っていない。また、リーガロイヤルホテル広島はユーザーの一つで利害関係は無い。」

株主
「剰余金配当について。さらに株主に還元できるのではないか。」

金井氏
「(配当額を決めた理由は)招集通知に記載の通り。」


招集通知の記載事項について質問がありました。

株主
「欧州CO2規制により2019年3月期に100億円のペナルティが発生した。来期以降もペナルティは継続するか。」

古賀 亮・企画領域統括、グローバル IT ソリューション・MDI 担当
「さらなる電動化、内燃機関の改善で2021年にはCO2ペナルティは発生しない見込み。」

株主
「マツダトヨタマニュファクチュアリングUSA INC.の資本金が10米ドルとはどういうことか。」

丸本 明・副社長
「会社を設立したばかりで、まだ準備段階。最終的には 400万ドルまで増資する予定。」


ロータリーエンジンについて質問がありました。

株主
「ロータリーエンジン搭載車の開発状況について。」

藤原 清志・社長補佐、北米事業・研究開発・MDI 統括
「ロータリーエンジンを発電機として使用するレンジエクステンダーを搭載した車を近々に発表できると思う。」


販売やサポートについて質問がありました。

株主
「2019年3月からの北米の関税対策を考えているか。」

小飼氏
「通商ルールの変動については見極めている段階。変動に強い企業となるよう(対策)する。」


株主
「デミオディーゼルを購入したが度重なる不具合が発生。燃料漏れが発生し修理をおこなったがディーラーから原因などの説明が無かった。」

菖蒲田 清孝・品質・ブランド推進・購買・生産・物流統括
「顧客に安心して乗ってもらえる車づくりの観点から、再発防止に努力する。」

稲本 信秀・中国事業・国内営業・法人販売統括
「販売会社の対応も含めて改めて調査させる。」


株主
「RX-7の部品再生産、レストアをして欲しい。」

青山 裕大・営業領域総括、ブランド推進・グローバルマーケティング担当
「NAロードスター以外の車種についても検討したい。」

株主
「マツダの関西地区の宣伝について。甲子園球場に看板を出せないか。」

稲本氏
「京セラドーム大阪についてはビジネスパートナーである関係で看板を掲出している。甲子園球場についは参考意見として承る。」


株主
「オプションのサンルーフ付き車の試乗をしたかったが試乗車が無く、販社は『試乗車は本社が決めている』と言い、本社お客様相談室には『販社に任せている』と言われた。例えば広島(本社)に来れば乗れるようにならないか。」

稲本氏
「全ての車種の試乗車を揃えることは難しい。参考意見として承る。」


その他。

株主
「2016年9月の事件(注:マツダ社員寮殺人事件)後、続報が無い。セキュリティなど見直しをおこなったか。」

吉田 和久・グローバル人事・安全・病院担当
「従業員教育やセキュリティ強化などを継続している。」

株主
「完成車リサイクル事業について。」

丸本氏
「完成車リサイクル率は97%。各社共同でおこなっている。」


総会は大きな混乱もなく終了しました。
今年の総会はあっさりした質問が多く、特に技術的な内容についてはFAQのロータリーエンジン関係しかありませんでした。
SKYACTIV-Xとかには株主さんは興味ないのでしょうかね。

総会の後は、いつものマツダミュージアムと工場見学です。
今年は見学希望者が例年より多いように思いました。


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昼食代わりの軽食と飲み物。
いつもの広島アンデルセンのサンドイッチ。


ミュージアム展示もほぼいつも通り…と思ったら、未来展示から水素ロータリー車が姿を消していました。


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燃料や発電の段階からCO2抑制を検討する、ウェル・ツー・ホイールの視点でのCO2削減を掲げていました。
この視点変更により水素ロータリーは構想から外れたようです。
水素ロータリー車の展示が無くなったことで、RX-8が展示から完全に無くなりました。
元RX-8乗りとしては、ちょっと残念です。

来期はどうなるのでしょうかね。 

どうなってんの?



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クラウドファンディングのMAKUAKEで申し込んでいた、カードや紙幣を小さく収納できるウォレット、「FLAP BOY」が届きました。

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私が申し込んだのは小銭入れのない「FLAP BOY SLIM」というタイプで、高級イタリアンナッパレザーとベジタブルタンニン・レザーを使用した新しいタイプのレザーウォレット。

カード収納ポケットが計8箇所あり、最大16枚のカードを収納できます。



その最大の特徴は「マジック・フラップ」と呼ばれる紙幣の収納機構。

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先ずウォレットを開き、右側のフラップの「二」の形のゴムバンドの上に紙幣やレシートを置きます。

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そして、左のフラップを右側のフラップに重ねるように閉じます。

そして、フラップを右側に開くと…

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レシートは左側の「×」の形のゴムバンドの下に収納されます。

言葉で説明しても上手く伝わらないので、公式サイトからGIFを借りてきました(笑)


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これを見てもよく分かりません。


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フラップを閉じて再度開く時に、レシートは「二」の形のゴムバンドから「×」の形のゴムバンドに引き抜かれます。
このため、クレジットカードのような固いものははさむことが出来ません。
無理に挟もうとすると壊れます。

私はマネークリップを愛用しており、今まではソメスサドルのハノーバーを使っていたのですが、カード収納ポケットが6箇所しか無いのと、クリップが金属製なので長年使うとズボンのポケットに穴が開く為、代わりになるものを探していました。

このFLAP BOY SLIMはハノーバーよりも小さく、カード収納枚数も多いところは気に入っています。
マジックフラップは面白い機構ですが、ゴムバンドを使っているので、果たして何年ぐらい使えるのかが未知数です。
しばらく使って様子を見て行きたいと思います。




純増

当ブログの5月の月間プレビュー数は

7901PV

でした。

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今月も、先月より3000PV以上増加しました。
引き続き多くの皆さんに楽しんでもらえるよう頑張りたいと思います


さて、先月はこんな記事が多く読まれました。 


お昼の情報番組「ヒルナンデス!」の企画で、メイプル超合金の二人がウラルサイドカーでツーリングしました。
さすが芸能人ネタ、アクセス数が飛躍的に伸びました。


少し前の記事ですが、最近になってアクセスが増えました。
普通自動車免許で乗れることからウラルに興味を持った人がアクセスしてくれたのかと勝手に想像しています。


夏発売予定のホンダの新しい商用車「N-VAN」。
公式サイトで内装やグレード等の詳細が公開されたのでアクセスが増えたようです。



相変わらず内容の乏しい当ブログですが、これだけの方に読んで頂けたのは大変ありがたいです。

これからも可能な限り更新していきますので、良かったらお付き合い下さい。

よろしくお願いします。

ポスチュア
バーティカル
バックパック



肩にかかる負担を軽減することで背筋を伸ばし、姿勢が正しいポジションになるようサポートするという触れ込みのスウェーデン発「ポスチュア・バーティカル・バックパック」。
クラウドファンディングのMAKUAKEで申し込んでいたものが届いたので使ってみました。


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ポスチュア・バーティカル・バックパックは独自のストラップ構造により、胸骨に荷物の荷重がかかるよう設計されているので、これまで荷重のかかっていた肩への負担が軽減されて、姿勢が正しいポジションになるらしいです。



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届いたものがこちら。

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メイン気室はロールトップ式で容量が拡張できるようになっています。



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また、サイドにもファスナーがあり荷物にアクセスできます。

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背面パッド部分の隠しポケット。

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サイドのノートPC用ポケット。

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反対側には小物入れポケット。
500mlペットボトルを辛うじて収納することが出来ます。

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フロントのポケット。

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ファスナーはYKK製が採用されています。

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モバイルバッテリー用接続ポート。
外部からモバイルバッテリーにアクセスするためのポートですが、内側にポケットが無いのでモバイルバッテリーを固定することが出来ず、使わないときでもケーブルを収納するスペースが無いので取扱いに困ります。
仕方が無いのでインナーバッグを別途用意してモバイルバッテリーとケーブルを収納するようにしました。

また、折り畳み傘が収納できるスペースがありません。
当初はサイドの小物入れポケットに入るのではないかと思いましたが、ポケットが浅くて入りませんでした。
背面の隠しポケットには入ったものの、腰に当たって痛いので、結局フロントポケットに入れました。
雨の多い日本では折り畳み傘は必須なので考慮してほしかったです。


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独自形状のキャリーストラップは強力な磁石で接合するようになっています。
背負っているときは良いのですが、電車移動などで膝に抱えているときなどに、磁石が時計やクレジットカードなどに当たると壊れてしまうので注意する必要があります。
また心臓ペースメーカーを使用している人はこのバッグを使用することが出来ません。

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品質は悪くはありませんが、一部にほつれが見られました。

背負ってみた感じでは、確かに胸骨で荷重を受けるので肩の動きが楽になりましたが、重いものを入れると首の根元が痛くなることがありました。
このあたりはストラップの長さを調整すれば改善されるかも知れません。

気になるのはやはり磁石を使った接合部で、ここは磁石でなくても樹脂のカプラーみたいなものでも良かった気がします。
気室に内ポケットが無いのも不便で、せめてモバイルバッテリー用ポケットは欲しかったと思います。

しばらく使ってみて便利な使い方を模索してみようと思います。




ポスチュア・バーティカル・バックパックには内ポケットが無いので、バッグ内の小物の整理にインナーバッグを使っています。


やりがい?





@DIMEの記事より。

入社して15年たちますが、私よりも下の後輩社員が配属されません。役職は副課長になったのに部署で一番の年少者なので、会議室の手配や弁当の注文、企画書のコピーなど雑用は全部私がやっています。(中略)もっとやり甲斐がある会社に転職するべきでしょうか?

「今週のサラリーマン相談」と称して質問に答える記事なんだけど、なかなか興味深い。

雑用は嫌いじゃないですけど、もうすぐ40歳なんだから、もっとやり甲斐がいのある仕事をしたいのです

と言う相談者に対して回答者は、
やり甲斐なんて、自分で自分の仕事を肯定するためのただの言い訳なんだよ。だから、今ある仕事にやり甲斐を感じられない人は、結局どんな仕事に移ったってやり甲斐を見いだせないだろう
と回答している。

実は転職前の私も似たような境遇だった。
社員が辞めても会社は人員を補充せず、慢性的に人手不足。
雑用は嫌いではないが、雑用に追われて主業務に支障を来すことも多かった。

だから、この質問者の本意は「後輩社員が配属されません」の部分だと思う。
恐らく質問者は雑用に追われて自分の本来の仕事に注力できず、結果としてモチベーションが保てなくなっているのだろう。
それを理解せずに「やり甲斐なんて、自分で自分の仕事を肯定するためのただの言い訳」などと言われてもちっとも心に響かない。

それに辞めようとする者に対して「ここで続かなかったらどこに行っても同じだよ」みたいな回答は典型的なブラック企業の上司のテンプレ発言だ。
モチベーションを上げる最も手っ取り早い方法は評価=給料を上げることだが、人員を補充しないような会社が社員の給料を上げるはずもなく、状況が改善されないなら環境自体を変える=転職しかないと思う。

私の場合は、それでも何とか仕事をこなしていたが、ついに体を壊してしまい転職の道を選んだ。
自分の健康管理もできないような職場に居たら本当に死んでしまう。

残念ながら私の居た職場は命を懸けるほどのやりがいのある仕事ではなかった(笑)


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