ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

カテゴリ: バイク

そうなの?



ウェビックバイクニュースの記事より。

モーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏氏によるコラムで次のように書かれている。

煽り運転が社会問題として取り上げられるようになったのはまだ最近のことなのに、このわずか1年足らずの間に、私の知る限りでもバイクが被害者となる事件が4件も起きています。

実は、私には思い当たるフシがあります。バイクで公道を走りだして48年目になる私が思うのは、近年、四輪ドライバーがとみにバイクに対して思いやりを示さなくなっていることです。

ただ、バイクの動きやライダーの心理を理解できないだけならともかく、三ない運動によってバイクはなくていいもの、あってはならないものとの認識を植え付けられ、さらにはバイクへの嫌悪感もが生み出され、バイクへの煽りが多発しているのではないかと思えてならないのです。

バイクに対する煽り運転が起こるのは「三ない運動」によるバイクへの悪印象植え付けが原因ではないかとする考察だ。
面白い切り口だし、私も三ない運動に反対しているので、この意見に共感するところはある。
しかし、本当にそうなのだろうか。

確かに煽り運転が社会問題になったのは最近だが、私の実感としては、バイクへの煽り運転はそれ以前も恒常的に行われており、今まで問題にならなかったものが、社会問題化してメディアに取り上げられるようになっただけだと思う。
今も昔もバイクに対する四輪ドライバーの態度は大きく変わっていない。
四輪ドライバーのバイクに対する思いやりなんか最初から無い。

自分の前をバイクが走っているだけで怒り出す四輪ドライバーは老若男女問わず少なからず居て、煽りとまでは行かなくても車間距離を詰めてきたり幅寄せされたりは日常茶飯事だ。
バイクが前を走っていると無理にでも追い越そうとしたり、信号待ちしていると横に付けてきて、発進時に幅寄せしバイクを路肩に押し出そうとする者もいる。
中には道路交通法18条(左寄り通行)を曲解し「バイクは路肩を走らなければならない」と本気で思い込んでいる者も居て、そんな奴は「自分の行為は正しい」と思い込んでいるから余計タチが悪い。

このような悪質な運転をするドライバーに関わっていては命がいくつあっても足りないので、先に行かせたり道を変えたりして距離を置くようにしている。
何せ相手はキチガイなのだから一般常識は通用しない。

三ない運動によってバイクに乗る機会がないまま四輪に乗って、バイクの挙動や特性を知らないということはあり得るが、煽り運転や悪質運転は明らかな犯罪行為だから、三ない運動よりも運転者本人の人間性の問題だと思う。


竹中半兵衛

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美山キャンプの帰り、昼食に三田の永沢寺(ようたくじ)蕎麦を食べようと永沢寺に向かったのですが、先般の豪雨災害で永沢寺につながる道が通行止めになっていました。
そこで、行き先を道の駅とうじょうに変更しました。


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道の駅とうじょうの黒豆ソフトクリーム297円。
とにかく暑いのでソフトクリームばかり食っています。
この付近は丹波黒大豆の産地に近く、黒豆を使った料理やお土産品が多数見られます。

ここから神戸方面に向かって走っていると、三木市に入ったあたりで「竹中半兵衛の墓」という看板を見つけました。

私は歴史に全く疎いのですが、竹中半兵衛の名前ぐらいなら知っています。
黒田官兵衛と共に豊臣秀吉に仕えた軍師で、優れた知略で知られていますね。
こんなところに墓があったなんて知りませんでした。

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看板に従って走っていると、公民館の手前に駐車場入り口を発見。

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進んでいくと、どんどん山の中に入っていきます。
本当にこっちなのか。


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駐車場は「秀吉本陣跡」の入り口にありました。
竹中半兵衛の墓までは、ここから炎天下を歩いて300メートル戻らなければいけません。
ウソやろ…。

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秀吉本陣跡は駐車場の脇から山を登った先にあり、この暑さの中とても行く気になれなかったのでスルーしました。
秋か冬なら来ても良いかもね。

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竹中半兵衛の墓はブドウ畑の中にありました。
土塀に囲まれているところがそうです。


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墓は大木の根元にあり、墓石自体は質素なものです。

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左の灯篭には文化三年(西暦1806年)の文字が見えます。

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右の灯篭には「御名日(命日)六月十三日」とあります。
信長公記の記述では天正七年(西暦1579年)6月22日が命日であるとのこと。

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竹中半兵衛の墓がこの地にある理由は、秀吉の播磨三木城攻めに参戦中に、この地で病没したためとのことです。


暑い

7月15日~16日にかけて、京都の美山でキャンプしてきました。

この日はネットラジオ「バイクの輪」と「Free Style」の合同イベントがおこなわれ、これに参加しました。
午前中は「バイクの輪」ミーティング、午後から「Free Style」のキャンプという予定。

当日はイベントに間に合わせるため夜明け前に出発しなければならなかったのですが、前日、大阪で所用があり帰宅が午前1時になったため、睡眠時間3時間で出発と言うハードスケジュールになりました。
まあ、こうなることは大体予想しており、大阪に行く前にバイクに装備一式積み込んでおいたので、当日はバイクに飛び乗って出ていくだけだったのですが。

ミーティングが早朝にセッティングされているのは嫌がらせでも何でもなく、夏の炎天下に長時間居たらマジで死んじゃいそうなので。
この配慮は正しかったと私は思ってます。

「ラララ、ラララ、ジングンジングン、クレインブリンダス」と、鼻歌とともに夜明けの道を快走しながら、ミーティング会場の道の駅いながわへ向かいました。
朝は暑くないし車も少ないので実に快適でした。

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道の駅いながわに到着すると、既に多くのリスナーさんが集まっており、顔見知りの方も多かったので、すんなり合流しました。

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ミーティングと言ってもバイクを前に駄弁ってるだけなんですが、午前7時を過ぎると気温が急激に上昇し始め、ちょっとした日陰を探して退避する感じでした。

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ところで、皆さん自慢の愛車でミーティングに駆け付けたわけですが、私が今回の旅の相棒に選んだのは、現在日本で最もキャンプに使われているツアラー(ソースは俺)である、このマシンです。




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しまりんビーノ!


マジか! マジだよ!
この車両を選んだ理由は、ネタ的な要素も多分にあるんですが(笑)、今回のキャンプツーリングは目的地が比較的近いのと、夕食がBBQなので食材などの荷物を大幅に減らせること、そしてバイク屋さんから走行距離少なすぎを指摘されていて、ちょっと距離を稼いでおかないといけなくなったからです。

とは言え、積載は結構苦心しました。
先ずTZRから移植したツアーシェルケースにはいつもの飯盒とカトラリーと燃料アルコール、エマージェンシーブランケットと照明器具などが入っています。
なお、左側のツアーシェルケースに重いものを入れるとサイドスタンドを掛けたときに後輪が浮き上がり左側に転倒することが判明したため、重いものは右側のケースに集中させています。
ツアーシェルケースを付けるとシートの開閉が出来なくなるので、シート下には非常用のパンク修理キットと車載工具、空気入れ、ユニコンカークリームを収納。
そしてテントとタープは荷台にタイダウンベルトで結束し、その前方にはチェアとマットを百均の自転車用ゴム紐で結束。給油の際にはチェアとマットだけ降ろせば給油口にアクセスできるようになってます。
雨具とサンダルは上からネットで固定しました。
足元のバッグには飲み水とモバイルバッテリー、着替えと救急キットは別途ゆるキャン△バックパックに入れて背負ってます(笑)
積んでみると意外に積載量があり、これなら本気のキャンプもできそうな感じです。

そんなビーノは予想以上の反響があり、とりわけ某女性ライダーさんには大受けでした。

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暑気払いに、道の駅いながわのそばソフト300円。
練り込まれたそば粉の粒粒が見えるでしょうか?
猪名川周辺はそばの産地として知られており、この道の駅でも十割蕎麦が食べられる「そばの館」が人気です。

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10時前の気温は日陰でも35℃。

10時になったのでミーティングを解散して、キャンプ組は美山へ向かいました。
ここから美山までは普段なら1時間ほどの距離なのですが、私は原付なので別行動。
のんびり走ってきましたが、山道で木陰になるところも多く、思ったより暑さを感じませんでした。

途中、昼食の為、道の駅丹波マーケスへ。
ここで先行組と合流しました。冷房が効いていて生き返る。

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丹波きのこのオムカレー780円。

ここにはスーパーがあるので買い出しをおこないました。

キャンプ場の受付時間に早かったので、道の駅美山ふれあい広場で時間調整。

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道の駅に併設の「美山のめぐみ牛乳工房」。
こちらでは美山牛乳を使ったジェラートやソフトクリームが食べられます。


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牛乳ソフトクリーム310円。
牛乳の濃厚な風味が楽しめますが、猛暑の為一瞬で溶け出し、大慌てで食べました。

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美山みるく珈琲105円。
毎回品薄になる人気商品。
見つけたら取り敢えず買うべし。



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時間になったので今回のキャンプ地、ZERO-BASEへ。

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キャンプ場周辺はとっても良い景色なんだけど、この頃には暑さはピークに達しており、少し動くだけで滝のような汗が流れ落ちます。
夏の京都はとにかく暑いのです。


設営を済ませると、まずは風呂。
こちらには風呂やシャワーがないので、ここから7kmほどのところにある美山町自然文化村・河鹿荘へ。
入湯料は500円。
汗を流してシャツを着替えたら、夕食BBQの準備へ。

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宴の始まり。
かんぱーい!
皆さん暑い中、今日はお疲れさまでした。

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食材はZERO-BASEで用意してもらったのですが、野菜っぽいのは最初だけで、あとは怒涛の肉攻勢。

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シャレオツなキャンプとは程遠く、みんなして肉をむさぼり食います(笑)

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最後にステーキが出てきて一同(・_・)(笑)
こんなに肉ばっかり食ったのは久しぶりだ。

この後、ビンゴ大会とか、公開収録もおこなわれ、楽しい夜が更けていきました。

私は三時間しか寝てないのが災いして、疲れからか、不幸にも収録の途中に寝てしまいました。
Free Styleの剣矢さん、ポパ兄さん、よっこさん、申し訳ありません。
この模様は放送で聞かせてもらいます(汗)
そしてバイクの輪のタククロさん、ありがとうございました。
次回も是非参加させてください。



言いたいことは
わかるけど




乗りものニュースの記事より。


SA/PAは入り口から出口方向へ一方通行となっており、駐車マスに空きが無かった場合、空きが出来るまで駐車場内をぐるぐる回っている車を見かけることがある。

しかしこれは「逆走」にあたります。このようなクルマが少なくないのか、NEXCO西日本が2017年12月にまとめた「ドライバーから見た高速道路マナーランキング」では、「SA・PA内での逆行」が3位(2017年1月から11月までのあいだに寄せられた一般利用者の意見302件のうち19件)にランクインしています。

では、満車の場合どうすればいいのか。
 エリアを出て、次のエリアに向かっていただくほかありません。SA/PA内は、安全のため路面に進行方向を示す矢印を標示しています。一方通行なので逆走はできません。

ルールとしては確かにその通りなんだけど、現実問題としては「そうですか」と簡単には済まされない。
サービスエリアに入る理由は休憩だったり食事だったり給油だったりと様々だ。
特に休憩やトイレ、給油に関しては「満車だから次のSAで」では済まされない。
場合によっては重大事故につながる恐れもあるからだ。

一方で、駐車マスそのものの不足も顕在化しており、NEXCO西日本では2020年度までに小型車用約700台ぶん、大型車用約800台ぶん増設していくとしています。駐車マスの配置を見直し、小型2台または大型1台が停められるスペースを時間帯に応じて小型車用と大型車用で切り替えて運用する「兼用マス」の増設などを進めるそうです。
記事では、SA/PAで逆走が起こる原因を「駐車マスが不足しているから」としているが、それだけではないと思う。
確かに混雑時に駐車マスが不足することはあるが、比較的空いているSA/PAでも逆走車を見かけることがある。
理由は簡単で、「施設に出来るだけ近い駐車マスに停めたいから」だ。
先述の通り、SA/PAに入る理由は様々で、利用したい施設もそれぞれ異なる。
例えば食事が目的なら入口近くの駐車マスが空いていてもレストランにより近い駐車マスに停めようとするだろう。
そしてレストラン近くまで来てみたが駐車マスが空いてなかったら、逆走してでも空いている駐車マスに停めざるを得ない。
つまり、SA/PAの駐車場が利用者のニーズを考慮していないのだ。
これはSA/PAの構造上の欠陥と言える。
このことは管理会社側も分かっているらしく、近年に作られたSA/PAでは駐車場の出口から入り口へ戻れるレーンを設置しているSA/PAが出来ている。


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例えば新名神の宝塚北SAの下り側駐車場は、入り口側にガソリンスタンドがある特異な構造をしていることもあり、駐車場からガソリンスタンドに入れるように駐車場を出て入り口に戻るレーンが用意されている(画像赤〇印のところ)。


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また、神戸淡路鳴門道の淡路SAにも、駐車場を出て入り口に戻るレーンが用意されている。

用地の都合もあり、古いSA/PAでは難しいかも知れないが、入り口に戻るレーンがあれば逆走も減り利用しやすい施設になるのではないだろうか。




白バイ



レスポンスの記事より。

白バイは市販車とどう違うのか。
そんな疑問をヤマハの白バイ「FJR1300AP」の開発者にインタビューしている。

バイク好きとして気になるのは、エンジンの出力特性やギヤ比などが専用となっているのかという点だ。白バイ仕様のFJRの開発責任者、嶋氏によると「違いはありません。異なるのはハンドルの高さで、ライザーを上げて30mm高くなっています」とのこと。

スリッパークラッチやトラクションコントロールも市販車と同じものが装備されており、白バイだからと言ってハイパワーにチューンされたりとかはしてないらしい。

結局は白バイの機動力は操るライダーの技量によると言うことなのだろう。
以前、某所で白バイ隊員の練習を目にしたことがあるが、かなりハードな訓練風景だった。
パイロンを置いてのスラローム練習で、転倒する車両が続出。
練習風景はジムカーナのそれに近かった。

ただし、細かいところが若干異なる。クルーズコントロールシステムの設定速度が、市販車では3速以上で約50km/hからセット可能だが、嶋氏によるとFJRでは「約15km/hから使える」という。
これはマラソンの先導やパレードでの使用を考慮しているらしい。
確かに、市販車では、こんな設定が出来ても一般道では遣い途がなさそうだ。

サイドケースもワイズギアの純正オプションと形状等は同一ながら、リッド(フタの部分)が開く角度がじつは少しだけ違う。これは様々な書類が落ちないようにするためだとか。
へえ、細かいところで色々変えているんだな。


また、白バイと言えばサイレンだが、
「規定のデシベル値があり、それ以上の音量が出るようになっています。そこはこだわったところで、しっかり音が届くようにサイレンやスピーカーを開発し、形状面などデザインと機能の両立を実現しました。企画段階から楽器部門にシミュレーションを手伝ってもらって、一緒に作りこんだ経緯があります」
サイレンやスピーカーは楽器のヤマハと共同開発したらしい。
さすがヤマハ。

ところで、なぜヤマハの白バイが選ばれているのか。警察車両の導入は入札形式でおこなわれるが、海外での実績が強みだったと思われる。
そうなの?
私の住む地域の場合、ホンダがほとんどで、たまにスズキの白バイを見かけるぐらいで、ヤマハの白バイを見た記憶が無いんだけどなあ。







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