ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

カテゴリ: バイク

限定
500台




以前、記事に書いたホンダ・モンキーの最終モデルの発売が決まったらしい。


ホンダ公式サイトには次の掲示があった。

「モンキー」受注状況について
「モンキー・50周年アニバーサリー」「モンキー・くまモン バージョン」は生産台数を大幅に上回るご注文をいただいたため、Honda二輪車正規取扱店からの新規のご注文を停止させていただきました。ご購入を検討されていたお客様には、大変ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫びを申し上げます。
また、2017年6月22日発表の「モンキー・50周年スペシャル(クロームメッキタイプ)」につきましては、台数限定500台、オーダー受付期間2017年7月21日(金)~8月21日(月)とし、限定数を上回るお申し込みがあった場合、抽選販売とさせていただきます。受付開始までしばらくお待ちください。


最終モデルならずとも、現行のアニバーサリーとくまモンバージョンすら、今から購入するのは難しそうだ。
先日のWR250Rもそうだが、一時代を作ったマシンだけに、無くなるとなると欲しくなるのが人情だろう。





ここまで人気が出ると、FE(ファイナルエディション)商法と馬鹿にはできない。
そのままでは売り上げが見込めない型落ち寸前の車種にFEバッジをつけて在庫処分するのとは訳が違う。

特にモンキーは、以前から興味はあったが購入までには至らなかった潜在需要がかなりあったのだろう。
私も駐輪場と資金さえめどが立つなら1台欲しいと思っているし、実際に購入を検討したこともある。

モンキーが無くなるのは、厳しくなる排ガス規制に対応できなくなったからだが、もっと前から終了をアナウンスして、より多くのファンの手に渡るようにはできなかったのだろうか。
その点はちょっと残念だ。


乗り放題



NEXCO東日本とNEXCO中日本は、高速道路初となる二輪車限定の乗り放題企画「首都圏ツーリングプラン」を7月14日から発売する。

前にも記事にした、首都圏ツーリングプランが、ついに発売されることになった。


「関越道・上信越道・東北道コース」「東北道・常磐道コース」「東関東道・館山道コース」「東名・中央道コース」の4コースを用意する。価格は各2500円で、ETC車載器搭載の自動二輪車なら、各コース対象エリア内のインターチェンジが2日間、乗り降り自由となる。

あらかじめ、専用サイトでコースと利用日、ETCカードなどを登録し、申し込むと、割引が適用される。
申し込み受付開始は7月3日10時から。

東京を起点に4つのコースが設定されていて、対象エリア内なら何度でも乗り降り自由となる。
エリア外から乗った場合は対象エリアまでの料金が別途必要となるので注意が必要だ。
また、申込時のETCカードを使わなければ割引が適用されない。

東京を中心に周辺地域をほぼ網羅する設定になっており、2日間2500円で高速道路を乗り降りできるメリットは大きい。
軽井沢、富士山、大洗、アクアラインなどの有名ツーリングスポットが含まれているのも、よく研究されてると思った。

今回は首都圏だけなので、残念ながら利用する機会は無さそうだが、このプランが好評なら、この先、関西や四国のツーリングプランに繋がるかも知れないので、東京近郊のライダーはどんどん利用してほしいと思う(他力本願)。





絶版車





はままつポンポンまつりで、バイク買い取りのバイク王が、絶版名車の試乗会を開催していたので参加してきました。


車種は、(手前から)ホンダ・NSR250SE、カワサキ・SS500マッハ3、カワサキ・Z1、スズキ・GSX1100Sカタナ、ホンダ・CB750Four(K0)。


一人2車種までとのことだったので、午前と午後で1車種ずつ試乗することにしました。


受付で誓約書に記入して整理券を受け取ります。



最初の試乗はカワサキ・Z1。
理由は、何故か試乗枠が空いていたから。
重い、デカイのイメージからでしょうか。
半面、NSR250SEは午前の枠はすぐに埋まってしまってました。


試乗は先導、しんがり付きで浜名湖周辺の公道を走行します。


当時としてはハイパワーの900ccエンジンも、今となっては普通の大型バイクです。
走り出しはスムーズで、扱いにくさはありません。
最初思っていたほどの重さも感じませんでした。
プッシュキャンセルではないウインカースイッチが時代を感じます。

カワサキ特有の、ドヒュドヒュ言うエンジン音も健在。
しかし、恐らくカムチェーンと思われるジャラジャラ音や、何かが擦れるような「コキュッ、コキュッ」と言う音が常に聞こえていて、どこか壊れてるのではないかと心配になりました。
まあ、旧車なので、全く新車のままとは行かないんだろうなとは思っていたのですが。


試乗を終えて、午後の予約をしようとすると、Z1が試乗車から消えていました。
どうやら本当に壊れていたらしいです。
走行中に面倒なことにならなくて良かった(汗)。



午後からはSS500に試乗しました。

キックスターターなのですが、500ccの重さは感じず、一発始動。
大排気量2スト独特の轟音が響き渡ります。
プッシュキャンセルではないウインカースイッチと、一番下がニュートラルになっているシフトペダルが時代を感じさせます。


走りだすと独特のエンジン音が気持ちいい。
2ストレプリカのような甲高い音ではなく、大排気量ならではの太い音で、昔のバイクの音らしい存在感があります。

Z1の時のような不安は感じず、どこまでも加速するような爽快感がありました。
ただ、恐らく前オーナーが替えたのであろう絞りハンドルが扱いにくく、これがノーマルだったら良かったのにと思いました。


以上、2車種を試乗しました。
TZRオーナーとしては、NSR250SEも乗ってみたかったけど、残念ながら試乗枠が取れず。

バイク王の試乗イベントは各地で不定期に開催されているらしいので、また近くでおこなわれる際には是非参加したいと思いました。


はままつ
ポンポン
まつり
 


浜松は国内3バイクメーカーが工場を置く「バイクの町」です。
子供から大人まで、バイクの魅力を伝え、交通ルールやマナー、運転技術を向上し、より安全な交通社会の実現を目指すイベントが、「はままつポンポンまつり」です。

会場は浜名湖ガーデンパーク西駐車場。
私は2日目に訪れました。


バイクで行くと、駐輪場でドリンクチケットを渡されました。
これを提示すると、「ダンロップ・ツーリングステーション」のドリンクコーナーでコーヒーやスポーツドリンクなどが飲み放題になるというもの。
しかも、会場にいる間、何度でも利用できます。
何という太っ腹。



イベントは、メーカーや販売店によるバイクや関連商品の展示と、試乗会などの体験イベントで構成されています。


MVアグスタの展示。
試乗会も開かれており盛況でした。
私は時間の都合で乗れなかったのですが、MVアグスタの試乗って、あまり見かけないので乗っておけば良かったと少し後悔。


スズキは話題のV-Strom250を展示。
問い合わせる人が後を絶たず、期待の高さがうかがえます。
この時点では、まだ発売日は未定とのことでした。



ダンロップでは各種タイヤを履かせたバイクが試乗できる「タイヤ試乗会」を開催していました。


その片隅に、何故か、ぱわあくらふとのトラッパーが。
本来、トライアル競技の練習をするための器具ですが、自由に試乗して良いとのことだったので乗ってみたところ、これが面白い。
これに乗ると、自分の乗り方がいかに自己流でいい加減だったのかがよくわかります。
上手い人は、バランスを取って、ぴたっと静止させることが出来ます。



子供向けのイベントも豊富。


ランバイク大会。
足で地面をけって進む二輪車によるレース大会。
参加者は7歳までの子供なのですが、やたらコーナリング上手い子がいたりして、会場は大いに盛り上がっていました。


謎の乗用ロボット「IKEDOM」試乗会。
人型ロボット風の乗り物を操縦するイベント。
乗って特に何をするわけではないのですが、非常に盛況で1時間待ちの行列ができていました。


降着ポーズがかっこいい(笑)


中部ダンロップ杯ジムカーナ大会が開催されていました。

ジムカーナ大会を観戦するのは初めてだったのですが、速い人は車種に関係なく速いんだなと痛感しました。
私は技術以前にコースが覚えられないので無理だなあ(笑)


おまけ。
バイクイベントでは、イベントに出るバイク以上に、イベントに集まる客のバイクにも注目です。


この日も名車旧車珍車が大集結。
大変興味深かったです。


これだけのイベントが基本無料で楽しめるなんて、さすがバイクの町浜松ですね。




こんなに楽しいとは。
家にも一個欲しい(笑)

買うな






とまでは言わないが、これから買おうと思っている人は充分な検討を強くお勧めする。




スマホアプリを遠隔操作するための、ワイズギアのバイク用リモコン「モトスマコン」が発売されたので、早速入手して試してみた。


箱の中には、コントローラー、ホルダー、ミラー取り付け用ブラケット、脱落防止用ストラップ、CR2032ボタン電池、取扱説明書が入っている。


コントローラーとホルダーは強力なマグネットで取り付けられるので、簡単には脱落しなさそうだ。
コントローラーとホルダーをつなぐストラップも入っている。

ホルダー裏には両面テープが付けられていて、ミラー取り付け用ブラケットやカウルなどに貼り付けて固定する。


ボタンは上下左右、マルチファンクション、ホーム、戻る、決定、ロータリースイッチの9個。
どのボタンにどの機能が割り当てられるかは対応アプリによって異なり、アプリによっては使われないボタンもある。
裏には電源スイッチがある。


モトスマコンを使用するためには専用ランチャーアプリ「Spin n' Click」をスマホにインストールする。

「Spin n' Click」には音楽プレーヤーなどの基本機能の他、モトスマコン対応アプリのショートカットが用意されていて、このランチャーからアプリを呼び出して使用する。

モトスマコンは対応アプリを操作するリモコンで、スマホ自体を遠隔操作するリモコンではない事に注意されたい。

モトスマコンはスマホとBluetoothで接続されるので、モトスマコン対応アプリであれば、直接起動しても操作はできるようだ。


モトスマコンは、デンソーが発売している自動車向けの「くるくるピ」(KKP)をバイク向けにアレンジしたものだ。

そのため、対応するアプリも自動車向けのものが多く、バイクで使用するには難があるアプリもある。

さらに、アプリによって操作できる機能や対応しているボタンがまちまちなのもわかりにくい。


例えばナビタイムのツーリングサポーターの場合、上下左右で地図移動、ロータリースイッチで地図拡大縮小、決定ボタンで現在地表示。
他の操作はできない。

mapipoの場合は、上下でボリューム、左右で選曲、ロータリースイッチで地図拡大縮小、決定ボタン長押しで音楽再生/停止、戻るボタンで現在地、と言った具合。


バイク用をうたっているのに防水機能が無いのも残念。
価格が上昇することを嫌ったのだろうが、Yahoo!カーナビ専用リモコンが4千円台で買えることを考えると、7290円はちょっと高い。

これからモトスマコンの購入を考えている人は、先ず、自分の使いたいアプリがモトスマコンに対応しているか、期待している操作が出来るかを事前に調査してから購入されることを強くお勧めする。
これを怠ると、最悪の場合、高価な音楽プレーヤー専用リモコンになってしまうだろう。


モトスマコンはまだ発売されたばかりなので、これから対応アプリが増えることを強く期待する。

自分としては、Yahoo!カーナビが対応してくれれば、音楽を聴きながらナビが使えるようになるので大変ありがたいのだが。



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