ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

カテゴリ:バイク > C400GT

やってもうた
 
ウラルオフロードミーティングに向かうために高速道路を走っていた時の話です。
トイレ休憩のためサービスエリアに立ち寄り、トイレから帰って来たところ、バイクから煙が上がっていました。

正確にはバイクに取り付けていたサイドバッグから煙が出ていたのです。
慌ててバイクからバッグを外し、遠くへ放り投げました。

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煙が収まってから、バッグを見てみると、バッグの底が溶けて穴が開いていました。

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バッグを開けてみると、中身は全焼。
このバッグには食材と調味料、調理道具が入っていましたが、全部ダメになりました。
箸などの木製品は炭化していました。

最初はアルコール燃料に引火したのかと思ったのですが、燃料は全く燃えていませんでした。

バッグの燃え方から察するに、発火した訳ではなく、マフラーの排熱でバッグに穴が開き、そこから排気ガスが充満したためバッグ内部が高温になったと思われます。

このバッグは長い間使っていますが、今までこのようなトラブルは経験したことがありません。
このバッグをC400GTで使用するのは初めてでしたが、特にマフラーに接触させたりはしていないので、まさか燃えるとは考えていませんでした。

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帰宅してから、燃え残ったほうのバッグで装着状況を再現してみました。

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このように、マフラーとバッグの間隔は確保していたつもりでしたが、これでも不十分だったようです。
高い勉強代になりました。

舞鶴
 
タククロさんのお誘いでツーリングに出掛けました。
舞鶴で海の幸を美味しく頂こうと言う趣向です。

こんな御時世なのでマスツーリングなんて本当に久々です。

今回のツーリングは「原二縛り」ルールがあり、原二で走って面白いルートが選択されていました。
一応原二以上のバイクであれば参加出来るので、私はC400GTで参加です。

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朝、バイクワールド伊丹の駐車場で待ち合わせ。
交通状況が分からなかったので少し早めに到着したのですが、早すぎたようで誰も来ていませんでした(笑)

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しばらく待っていると主催のタククロさんが到着。
他の参加者も続々到着し、定刻通り出発しました。



途中、道の駅「瑞穂の里・さらびき」からの参加者と合流し、舞鶴へ向かいます。



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道の駅「舞鶴港とれとれセンター」に到着。
昼食と給油をおこないます。

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海鮮市場内にある海鮮丼の店「ととや」さん。
様々なメニューの中から今回は「うに丼」(1580円)にしました。

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食券を購入すると同時に、情報が厨房に届き調理が開始される仕組み。
店内で食べることも出来ますが、外のテーブルへ持ち出すことも出来ます。

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うに丼。
思ったよりたくさんのウニの身が入っていました。
味噌汁と漬物付きで大満足。

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どうやら日本海産のウニを使っているらしく、うに丼といくら丼ではうに丼のほうがお安くなっています。




昼食後、舞鶴港近くにある「五老スカイタワー」へ向かいます。

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スカイタワー駐車場が混んでいたので、途中の展望台で記念撮影。
原二乗りが多く集まっているので、休憩中は各々の車両を交換して「プチ試乗会」などがおこなわれました。

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桜が満開です。




帰路は豊能を目指し、途中休憩を入れつつ、ワインディング走行を楽しみます。

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最終目的地のライダーズカフェ「バイカーズ・イン トラスト」さんに到着。
軽食と休憩ののち、解散となりました。


今回のツーリングは原二に最適化したコース選定のため、ロングホイールベースのC400GTでは持て余してしまうところがありました。
反面、原二ではかなり走り応えのあるコース選定のようで、原二の人達は「楽しい」を連発していたのが印象的でした。

タククロさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

原二欲しいなあ(笑)

DVD
 
C400GTのリペアマニュアルを調達しました。

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BMWのリペアマニュアルはずいぶん前からDVDの電子マニュアルになっています。
最近の車両の膨大なデータ量を考えれば、この流れは当然と言えば当然ですが、私のようにごく一部しか参照しない者からすれば、必要なところだけ分冊で買えるようにしてくれたほうが助かるのですけどね。
もっとも、リペアマニュアルを一般に販売してくれるだけありがたい話で、ウラルなどは非公開の専用サイトによるオンラインマニュアルを採用しているので一般人は閲覧することすら叶いません。

DVDマニュアルはWindows専用のアプリケーションになっており、PCにインストールして使用します。
早速インストールしてみます。

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リペアマニュアルを使用するにはアプリケーションの認証をおこなう必要があります。

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DVDに添付されているシリアルナンバーを入力しオンライン認証をおこないます。

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ライセンスの認証が完了しました。

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ライセンス条件に同意するとリペアマニュアルが使用可能になります。


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設定画面で言語の変更やデータ更新をおこなうことが出来ます。
PCやOSを更新する場合は「作動設定をリセットする」からライセンスの取り消し処理をする必要があります。
取り消しをせずに更新してしまうと、そのライセンスは永久に失われます。

このリペアマニュアルは、オンラインで最新データに更新できる「UPDATEBLE」マニュアルです。
「Repair Manuals 更新」から最新データに更新しておきます。

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起動直後はDVDのデータを参照するようになっているため、アップデートするためには、まずドライブへデータをコピーします。

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マニュアルのコピー先と、どの言語のマニュアルをコピーするかを選択します。
全言語をコピーしても良いですが、時間が掛かるので通常は日本語だけで良いと思います。

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注意事項を承諾にチェックを入れ、「ここで点検」をクリックすると、利用可能なアップデート一覧が表示されます。
必要なアップデートが表示されていることを確認して「アップデート開始」をクリックします。

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アップデートのサイズと目安時間が表示されます。
実際にはもっと時間が掛かりました。

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更新が完了し、アプリケーション(コピーしたほう)を起動すると、メニューが表示されます。
該当するモデルを選択して、右のボタンから必要なマニュアルを開きます。

このリペアマニュアルを注文したときにバイク屋さんと話したのですが、最近のユーザーでサービスマニュアルを購入する人は少ないそうです。
最近の車両は高度に電子化されて専用ツールが必要だったり、うかつに触れない上、もし必要になってもネットを探せば情報が見つかるから、だそうです。
私はバイクを買ったらサービスマニュアルもセットで買っているので、この話を聞いたときには驚くとともに理由を聞いて納得しました。
私はネットの情報だけでは怖くて鵜呑みに出来ないので、これからも可能な限りサービスマニュアルを買おうと思います。

1ヶ月
 
先日、C400GTを1ヶ月(1000km)点検(初回点検)に出して来ました。
1ヶ月点検のメニューはどのメーカーも大体同じで、主要箇所の増し締めと調整、エンジンオイルとギヤオイルの交換、等々と言うところです。
最近のバイクは品質が向上していることもあり、1ヶ月程度で不具合が出ることは希なので、1ヶ月点検は既に形骸化しているとも言えますが、精神衛生上受けることにしています。
当然ながら何も問題は無く、1時間ほどで作業は終了しました。

ここで、BMW又はC400GT特有と思われる事象がありましたので備忘録として書いておきます。

1000kmのサービス警告は事前に消せない

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C400GTでは走行距離が1000kmに達すると点検を受けるよう促すメッセージが表示されます。
ディーラーで点検を受け、メッセージ消去処理をしてもらうと消えるのですが、この表示は事前に表示しないようにすることが出来ません。
私は走行900kmほどで点検を受けたため、1000kmでメッセージが表示されたら改めて消去してもわらなければなりませんでした。

ギヤオイル交換時期の指定が無い

C400GTは一般的なスクーターと同様「ユニットスイング式」パワートレーンが採用されており、エンジンオイルとファイナルギヤオイルが使用されています。
このファイナルギヤオイルの交換時期がユーザーズマニュアルに指示されていません。
てっきり初回点検時に交換するものと思っていたのですが、メーカーからの交換指示は無いそうです。
ちなみに、同じBMWのC650GTでは初回点検時の交換は不要で、4万キロ走行後に交換とされているそうです。
一応念のため交換して貰いましたが、普段ウラルのファイナルギヤのもっさりと積もった鉄粉を見ている私からすれば、交換不要とはにわかに信じがたいものがあります(笑)
もしかして、ギヤオイルの交換時期より製品寿命のほうが短かったりして…???


エンスト
 
C400GTへの中華パーツの取付が一通り終わり、試運転をしました。
図らずもこれが今年の初乗りです。
特に問題は発生せず、家の周りを一周して帰って来たのですが、駐車スペースに入れようとしたところで突然のエンスト。
インジェクションのスクーターでエンストなんて考えてもいなかったので驚きました。
幸い転倒はしませんでしたが焦りましたよ。

C400GTは日本導入当初エンストする事例が頻発し、ECUプログラムのアップデートがおこなわれています。
これはレギュラーガソリンへの対応と言う事らしいんですが、私は宗教上の理由により全てのバイクにハイオクガソリンを入れていて、C400GTにも納車時から入れています。

エンジンは普通に再始動するし、それ以降エンストは発生しなかったので、たまたまだったと思うのですが、原因を想像するにASCがらみでは無いかと。

C400GTにはASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)が標準装備されています。
ASCは後輪の空転を検出するとエンジン出力を制御して空転を止める機能で、実体は燃料カットするものです。
我が家の駐車スペースは未舗装なのと、入口に段差があるので、駐車スペースに入ろうとしたときに後輪が空転しASCが働いたのではないかと。
普通に走行中ならエンジンの出力も高くASCの干渉は一瞬なので問題はありませんが、駐車時のエンジン出力が低い時にASCがさらに出力を弱めてしまい、エンジン回転を落としすぎてストールしてしまったのでは無いでしょうか。
かなり特殊な事例ですが、このように考えるとつじつまは合います。
それはそれで色々まずい気もしますが、取り敢えずそう言う事があり得ると頭の隅に入れておいたほうが良さそうです。
不整地での低速走行時にいきなりストールされたら最悪立ち転けしちゃいますからね。



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