ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

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727

新幹線の車窓から外を見ると、田んぼの真ん中に巨大な看板が設置されていることがあります。
これは「野立て看板」と言って、新幹線の乗客に向けて広告するための看板です。
中でも有名なのが「727」と大書された看板ではないでしょうか。
これは大阪の化粧品メーカー「セブンツーセブン」の看板ですが、業務用途が主の為、なじみのない一般には「謎看板」として知られています。

しかし、広告主が不明(と思われている)の為、かえって看板の知名度は高く、遂には鉄道模型のディスプレイ用として公式許諾を受けたミニチュアモデルが発売されるまでになりました。


と言うわけではないんだけど、私も実物の727看板を見に行って来ました。

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田んぼの中にこつ然と現れる727看板。
隣はこれまた新幹線でおなじみ、京都西川の「ローズ羽毛ふとん」。

場所は兵庫県加古川市某所、山陽新幹線の沿線です。
山陽新幹線はトンネルが多く、野立て看板を立てられる場所は限られています。
兵庫県内ではここだけかも。
なお、727看板には設置基準があり、5分から7分間隔で見えるところに設置されているそうです。

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ビーノと比べたサイズ感はこんな感じ。
最大では10m×5mのものもあるそうですが、これは少し小さいようです。

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看板の裏側を見ることはあまり無いと思います(笑)
木の骨組みにブリキを被せた看板を鉄柱に取り付けています。
吊るされているパイプ?の用途は不明。
地主さんの私物かも知れません。

最近は農地の宅地化が進んで、このような野立て看板も減っているそうです。
この光景もいつまで見られるでしょうか。


おすすめ

最近免許を取ったりなどで、二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいと思っている人は多いかと思います。
あるいは以前にバイクに乗っていたが、今は降りてしまった人も居るでしょう。
二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいが、今手元にあるのは足代わりの原付だけ…
そんな人は是非原付でツーリングに出かけてみることをお勧めします。
実際私が原付でキャンプツーリングをしてみて、原付には多くの利点があることを再認識しました。

原付ツーリングのメリット


1.意外と遅くない

ご存知の通り原付の最高速度は30km/hに制限されています。
しかし、自動二輪車だって常に60km/hで走れるわけではありません。
原付が遅く感じられる理由はツーリング行程を組んでいないか、行程そのものに無理があるかのどちらかだと思います。
原付が30km/hで走ることを前提に、無理のないツーリング行程を組んでおけば、原付が遅いという気持ちは沸いて来ないと思います。だって、行程通りなんだから。
具体的には、原付の平均速度を20km/hとして、Googleマップなどで算出した移動距離から所要時間を割り出しています。
20km/hは遅いように思いますが、これは計算のし易さと信号待ちや渋滞などを考慮した数値です。
実際に走ってみて、自分の走りと乖離があるようであれば数値を調整します。

2.費用が安い

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最近のバイクはどれも燃費が良いですが、特に原付は低燃費です。
私のビーノは荷物満載でもリッター50kmは楽勝です。
燃料タンクは4.5リッターなので、満タンで200km以上走る計算になります。

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また、フェリーを利用する場合も安いです。
小豆島フェリーの場合、750cc未満自動二輪車は1270円ですが、原付は840円です。
有料道路や駐輪場でも原付は安い場合が多いです。

3.意外と積載できる


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原付スクーターはメットインスペースやコンビニフックなどがあり、意外と積載性が高いです。
これにバイク用のバッグなどを併用すればキャンプ装備でも充分積載できます。
また、夏場は防寒着や冬用シュラフが要らないので荷物自体を少なく出来ます。

4.意外と暑くない

夏の二輪車ツーリングは暑さとの闘いです。
常に直射日光にさらされますので、長袖や手袋、日焼け止めなどで身体を保護しないと日焼けで大変なことになります。
飲み水も常に携帯し、いつでも飲めるようにしておかなればなりません。
それは原付でも同じなのですが、二輪車に乗っているときよりは暑さを感じることが少ないように思いました。
思い当たる理由は、街路樹の木陰です。
原付は左車線の左側を走ることが定められていますので、ちょうど街路樹の木陰を走ることが多くなります。
夏の高速道路なんて、ただの炎天下です。

5.季節感を感じられる

道路の左側を30km/hで走っていると、花壇から花の香が薫ってくることがあります。
移動速度の速い車や二輪車では気付かなかったことです。

結局はライダーのやる気

近年はツーリングに特化したアドベンチャーやツアラーがたくさん出ています。
オートバイツーリングに憧れて、それらの車種を購入する人も多いです。
ツーリングを始めるきっかけとしては、それも良いと思います。
しかし、ツアラーに乗っていないからツーリングが出来ないというものではありません。
世の中にはスーパーカブで日本一周している人がたくさんいますし、スーパースポーツのヤマハYZF-R1で世界一周した人もいます。
最後に必要なのはライダーのやる気なので、車種を問わず自分のスタイルを作って行けば良いと思います。


ダムカード


今回の小豆島ツーリングでは、ダムカード集めを兼ねていて、それらのダムを巡ってきました。
小豆島でダムカードを配布しているダムは4か所で、その全てを回ることが出来ました。

【ダムその1:吉田ダム】


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福田港から近い吉田川にあるダムです。

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堰堤。

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上流。

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下流。

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堰堤(えんてい)脇は広場になっていて、モニュメントや公衆トイレがあります。

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モニュメント「うるおい」。
重さ1.4トンもある石が水圧で浮かんでいて、手で押して回すことが出来ます。

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謎の巨石像。

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巨石像の背面。

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ダムカードを貰いにダムの脇にある管理事務所へ。

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事務所の1階はダムの説明パネルが設置されていました。

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2階へ行く階段の踊り場に無造作に置かれたダムカード。
住所地の県名、人数、日付を記入して、ダムカードを持って行きます。
実に大らかなシステム。


【ダムその2:殿川ダム】


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土庄(とのしょう)から山奥に入った殿川に作られています。


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堰堤。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらは入り口の記録簿に記帳して、ホルダー内のダムカードを持って行くシステムでした。

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この付近はホタルの生息地として知られているそうです。


【ダムその3:内海(うちのみ)ダム】


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寒霞渓の下流に作られた四国一長大なダム。

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長大な堰堤です。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらは係の方が対応してくださいました。
記帳してダムカードを貰う方法は同じ。

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寒霞渓から見ても、その長大さが分かります。


【ダムその4:粟地(あわじ)ダム】



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内海ダム近くの、安田大川につくられたダム。

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堰堤。

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上流。

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下流。

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ダムカードを貰いに管理事務所へ。

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こちらも無人で、記録簿に記帳して封筒の中のダムカードを持って行く方式。


どのダムもダムカードの配布は大らかで、こんなので良いのかと思ってしまいますが、大きなトラブルも起こってないのでしょうね。
ダムまでの道も良く、回り易かったです。




小豆島


ちょっと思いついて、香川県の小豆島へキャンプツーリングして来ました。

小豆島へは姫路からフェリーが出ているので、7時15分の始発便に乗船するため、夜明け前にに出発しました。

出発

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姫路ポートセンター。
こちらで小豆島行きチケットを購入します。
バイクの予約は出来ず、先着順となります。

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今回の旅も、前回に引き続きビーノで行くことにしました。
理由は、フェリーの料金が抑えられることと、離島なので細い道に入っていくことを想定して。
前回の美山キャンプで、意外と積載性があることがわかったことも理由の一つ。


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今回乗船する小豆島フェリーの「第三おりいぶ丸」です。
料金は大人1520円、原付840円。往復割引料金だと4570円になります。
ちなみにサイドカーは3m未満乗用車料金となり、運転手込み5420円。

注意看板には二輪車を先に積み込むと書いてあったのですが、実際は四輪車の後から乗船でした。


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車止めとロープでガッチリ固定。
この日、バイクは私だけ。


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船内。
きれいな船です。


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早朝なので売店は営業してませんでした。
小豆島福田港までの所要時間100分なので、飲み物や軽食を用意しておいたほうが良いです。


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定刻通りに小豆島福田港に到着。

1日目


ここから島を反時計回りに一周します。
島を一周する場合は、冬場は常に日が当たる時計回り、夏場は常に日陰になる反時計回りがお勧めです。

道の駅「大阪城残石記念公園」


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道の駅「大阪城残石記念公園」に到着。


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こちらは大阪城築城の際に切り出されたものの使用されなかった「残念石」を展示保存しています。
小豆島は良質な花崗岩の産地で、現在も付近に採石場がたくさん見られました。

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食堂で「ぶっかけそうめん」(350円)をいただきました。
とにかく暑いのでさっぱりと。

通行止め


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道の駅を出発し、さらに進むと、海岸へ至る道が通行止めになっていました。
先日の豪雨災害の影響でしょうか。


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スマホの地図で確認すると、バイクなら抜けられそうな細道があります。

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見た感じヤバそうなんですけど、ダメなら引き返せば良いだけです。
その点、原付だと気楽です。

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無事、海岸に抜けられました。
道はかなり細く、車では無理でした。

道の駅「小豆島ふるさと村」


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道の駅「小豆島ふるさと村」に到着。

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すももソフト(280円)をいただきました。
さっぱりした甘酸っぱさが美味。

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こちらではレンタサイクルがあるのですが、それに混じって見慣れぬ車両が。

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日産の電気自動車「New Mobility CONCEPT」でした。
小豆島で実証試験をしているらしいです。
この車両もレンタルすることができます。

キャンプ


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小豆島では至る所にキャンプ場の看板を見かけました。

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今回は道の駅の近くにある「小豆島ふるさと村キャンプ場」を利用。
料金は大人1人とテントサイトで840円。

サイトは芝の区画サイトでバイクの乗り入れ可能。
日差しを遮るものが無く、とにかく暑いです。

風呂

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夕食の前に風呂へ。
こちらではコインシャワーもあるのですが、1kmほどのところにある国民宿舎小豆島の内湯を150円で利用することが出来ます。
本来日帰り入浴をやってない施設なので、キャンプ場を利用している旨を伝える必要があります。


夕食


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サイトに戻って夕食。
一人焼肉です。
今回は荷物を減らすためにグリルパンを持ってきておらず、ミニスキレットで代用しました。
まさかこんなに活躍するなんて。

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暑い日にはビールが旨い。


2日目


翌日。
日が昇る前にテントを撤収し、出発。

道の駅「小豆島ふるさと村」


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昨日も寄った道の駅「小豆島ふるさと村」でオリーブオイルかけソフト(350円)をいただきました

バターのような風味。


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海沿いの道を進みます。

釈迦ヶ鼻園地


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釈迦ヶ鼻園地に到着。

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海岸はすぐそばでした。

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地蔵崎灯台まで200mを歩きます。

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灯台への道はフェンスで施錠されていました。
暑い中歩いたのに…。

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さらに歩いて展望台へ行ってみました。

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地蔵崎灯台が見えます。

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駐車場まで町道経由620m…バイクで来れるんじゃねーか!


長崎のしし垣


釈迦ヶ鼻園地から「長崎のしし垣」へ向かいます。
ツーリングマップルによると「小豆島の万里の長城」だそうです、マジか。

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木々に埋もれた案内看板。
危うく見落とすところでした。

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この細い道を登っていきます。

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落ち葉が積もった道を進むことしばし、「あと500m」の看板が。

ところが。

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その先は通行止め!
今回は断念。次回の楽しみに取っておきましょう。

道の駅「小豆島オリーブ公園」


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道の駅「小豆島オリーブ公園」で小休止。

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オリーブコーヒーフロート(500円)をいただきました。
こちらのソフトクリームはオイルではなくオリーブの葉の粉末が練り込んであります。

寒霞渓


山道を登って、小豆島一の名勝「寒霞渓」(かんかけい)に到着。

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屋根付きバイク駐輪場あり。

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通称「1億円のトイレ」。
平成2年に作られた、観光地の公衆トイレの悪いイメージを払拭するため、当時は珍しかったウォシュレットなどを装備した総工費1億円のトイレ。
税金の無駄遣い的なことを言う人も居るけど、トイレの綺麗さは客商売の基本で、売り上げに直結する重要設備です。この決断をした人は先見の明があったと言えます。

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昼食、オリーブ牛コロッケバーガー(500円)。
寒霞渓発祥だそうです。

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展望台。
カメラ台も用意されていてスマホでも記念写真が撮れます。


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眺望。
眼下には四国一の提頂長を誇る内海(うちのみ)ダムが望めます。

四方指


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四方指(しほうさし)展望台。
展望台の改築工事がおこなわれていました。

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寒霞渓とは違った絶景が望めます。

総括


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こんな感じで小豆島を2日間で巡ってみました。
島内での総走行距離は160kmほどで、途中の給油も要らない程ですが、見どころは多く、2日間では全てを回ることが出来ませんでした。
また、先日の豪雨災害で通行止めとなっているところもあり、今回見ることが出来なかったところは次回の訪問の楽しみにしたいと思います。
温暖な気候の島で、キャンプ場も多いので、夏場より冬場のほうが向いていると思います。



竹中半兵衛

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美山キャンプの帰り、昼食に三田の永沢寺(ようたくじ)蕎麦を食べようと永沢寺に向かったのですが、先般の豪雨災害で永沢寺につながる道が通行止めになっていました。
そこで、行き先を道の駅とうじょうに変更しました。


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道の駅とうじょうの黒豆ソフトクリーム297円。
とにかく暑いのでソフトクリームばかり食っています。
この付近は丹波黒大豆の産地に近く、黒豆を使った料理やお土産品が多数見られます。

ここから神戸方面に向かって走っていると、三木市に入ったあたりで「竹中半兵衛の墓」という看板を見つけました。

私は歴史に全く疎いのですが、竹中半兵衛の名前ぐらいなら知っています。
黒田官兵衛と共に豊臣秀吉に仕えた軍師で、優れた知略で知られていますね。
こんなところに墓があったなんて知りませんでした。

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看板に従って走っていると、公民館の手前に駐車場入り口を発見。

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進んでいくと、どんどん山の中に入っていきます。
本当にこっちなのか。


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駐車場は「秀吉本陣跡」の入り口にありました。
竹中半兵衛の墓までは、ここから炎天下を歩いて300メートル戻らなければいけません。
ウソやろ…。

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秀吉本陣跡は駐車場の脇から山を登った先にあり、この暑さの中とても行く気になれなかったのでスルーしました。
秋か冬なら来ても良いかもね。

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竹中半兵衛の墓はブドウ畑の中にありました。
土塀に囲まれているところがそうです。


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墓は大木の根元にあり、墓石自体は質素なものです。

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左の灯篭には文化三年(西暦1806年)の文字が見えます。

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右の灯篭には「御名日(命日)六月十三日」とあります。
信長公記の記述では天正七年(西暦1579年)6月22日が命日であるとのこと。

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竹中半兵衛の墓がこの地にある理由は、秀吉の播磨三木城攻めに参戦中に、この地で病没したためとのことです。


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