興味深い
トイレしかないSA、観覧車まであるPA……高速道路のSA/PAって何が違う?https://t.co/2xXawIUHhW
— ゲットナビ編集部(公式) (@getnavi_gakken) 2017年9月23日
SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)を管理するNEXCOの定義では、●PAは約15kmごと(北海道は約25km)、SAは約50km ... pic.twitter.com/AyUsCYhWXT
GetNaviの記事より。
前から気になっていたこと。
SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)は何がどう違うのか。
SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)を管理するNEXCOの定義では、●PAは約15kmごと(北海道は約25km)、SAは約50kmごとに設置●PAはトイレや自販機、売店や軽食コーナーを設置●SAはレストラン、フードコート、ガソリンスタンド、PAに比べて規模の大きいお土産品コーナーを設置とある。
これは聞いたことがあったのだけれど、このルールに当てはまらないSA/PAが多いように思う。
一般に、SAはレストランや売店、ガソリンスタンドがあり、PAはトイレと自販機のみ、と言うイメージだったが、新潟にはトイレと自販機しかないSAがあるらしい。
トイレと自販機しかないサービスエリアとは、日本海東北自動車道(日東道)にある「豊栄SA」(とよさか)である。初めて訪れた人はそのシンプルさに驚くだろう。
これは知らなかった。
利用者が見込めないのでトイレと自販機しか置けないというのあんまりな話だが、これも商売なので仕方がない。
PAなのにゴージャスな設備を備える施設が近年は増えている。その代表施設といえば愛知県・伊勢湾岸道にある刈谷PA(刈谷ハイウェイオアシス)である。
「ゴージャスなPA」と言うには語弊がある。
高速道路を降りずに行き来できるので事実上一体なのだが、厳密にはPAとハイウェイオアシスは別の施設だ。
PAから乗り入れられるレジャー施設がハイウェイオアシスだ。
なので、ハイウェイオアシスのトイレや売店とは別にPA用のそれも用意されている。
駐車場もPAとハイウェイオアシスで、それぞれ用意されている。
ハイウェイオアシスは一般道からも利用でき、移動の際の立ち寄り地から、目的地へと変貌している。
採算を考えると、今後このタイプのSA/PAは増えてくるだろう。
高速道路の利用者相手だけでは施設を維持するのも大変だろうし。
最近は利用者の減少でサービスエリアのガソリンスタンドが閉店したりと、SA/PAを取り巻く環境が厳しくなっている。
私は以前、ツーリング中に暴風雨に遭って、とあるPAに避難したところ、そこは休憩所すらなく風雨をしのぐこともできなかった。
豪華なレジャー施設を作るのも結構だが、道路インフラとして必要最小限の設備は整えて欲しいものだ。