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カテゴリ:旅行 > 旅ニュース

興味深い






GetNaviの記事より。

前から気になっていたこと。
SA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)は何がどう違うのか。


SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)を管理するNEXCOの定義では、

●PAは約15kmごと(北海道は約25km)、SAは約50kmごとに設置
●PAはトイレや自販機、売店や軽食コーナーを設置
●SAはレストラン、フードコート、ガソリンスタンド、PAに比べて規模の大きいお土産品コーナーを設置

とある。

これは聞いたことがあったのだけれど、このルールに当てはまらないSA/PAが多いように思う。


一般に、SAはレストランや売店、ガソリンスタンドがあり、PAはトイレと自販機のみ、と言うイメージだったが、新潟にはトイレと自販機しかないSAがあるらしい。

トイレと自販機しかないサービスエリアとは、日本海東北自動車道(日東道)にある「豊栄SA」(とよさか)である。初めて訪れた人はそのシンプルさに驚くだろう。

これは知らなかった。
利用者が見込めないのでトイレと自販機しか置けないというのあんまりな話だが、これも商売なので仕方がない。


PAなのにゴージャスな設備を備える施設が近年は増えている。その代表施設といえば愛知県・伊勢湾岸道にある刈谷PA(刈谷ハイウェイオアシス)である。

「ゴージャスなPA」と言うには語弊がある。
高速道路を降りずに行き来できるので事実上一体なのだが、厳密にはPAとハイウェイオアシスは別の施設だ。
PAから乗り入れられるレジャー施設がハイウェイオアシスだ。
なので、ハイウェイオアシスのトイレや売店とは別にPA用のそれも用意されている。
駐車場もPAとハイウェイオアシスで、それぞれ用意されている。

ハイウェイオアシスは一般道からも利用でき、移動の際の立ち寄り地から、目的地へと変貌している。
採算を考えると、今後このタイプのSA/PAは増えてくるだろう。
高速道路の利用者相手だけでは施設を維持するのも大変だろうし。

最近は利用者の減少でサービスエリアのガソリンスタンドが閉店したりと、SA/PAを取り巻く環境が厳しくなっている。
私は以前、ツーリング中に暴風雨に遭って、とあるPAに避難したところ、そこは休憩所すらなく風雨をしのぐこともできなかった。
豪華なレジャー施設を作るのも結構だが、道路インフラとして必要最小限の設備は整えて欲しいものだ。

あゆの里矢田川





神戸新聞NEXTの記事より。
赤字続きで経営難に苦しむ道の駅「あゆの里矢田川」(兵庫県香美町村岡区長瀬)が、地元食材の但馬牛とアユを使った新メニューを23日から登場させる。看板メニューに育て上げ、“起死回生”を図りたいという。

全国に道の駅が乱立する一方、こちらのように経営に苦しむところも多いという。
「あゆの里矢田川」は地元産のアユを食べさせる食堂があり、何度も訪れたことあるが、そんなにヤバかったのか。
確かに繁盛しているという感じではなかったが。


実は、成功している道の駅には一定の法則があって、一見の立ち寄り客ではなく、目的地としてやってくる地元客のリピーターを獲得している道の駅は繁盛していると言える。
その最たる成功例が愛媛県の「内子フレッシュパークからり」で、愛媛の山奥の道の駅でありながら朝から客足が絶えない。
メディアに何度も取り上げられ、全国から視察がやってくる。
各地の道の駅でよく見かけるようになった地元野菜の直売は、明らかに一見客を目的にしていない。

 23日から提供するのは、矢田川でとれたアユの一夜干し定食(税込み1300円)と、但馬牛のテールスープで仕立てたうどんの定食(同)。それぞれ単品もある。アユは食堂のいろりで焼いて食べることができ、うどんは但馬牛の濃厚な味わいが楽しめる。

季節もので提供時期が限られるアユ料理を通年で出すため、一夜干しと但馬牛の組み合わせにしたのは良いと思う。
しかし、これは地元リピーター向けのメニューではなさそうだ。


 田渕さんは流通科学大学(神戸市西区)を卒業後、信用金庫で3年半働き、2015年10月、地元住民の誘いを受けて同道の駅の駅長を引き継いだ。

「あゆの里矢田川」の駅長は、数年前に駅長を引き継いだ若い人だそうなので、これをチャンスとして頑張ってほしいと思う。
今後も旨いアユを食べたいし。






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