画期的




@DIMEの記事より。

「終電を逃したとしてもコストが低く、質の良い眠りを取れるスポットは一体どこなのか?」Somnusは、同社サービス「Somnus」の睡眠計測機能を用いて、カラオケ・ネットカフェ・カプセルホテル・野宿の計4スポットの眠りの質を調査した。

この調査が画期的なのは、被験者の感覚ではなく、計測機能を用いて眠りの質を数値化して調査しているところだろう。

私も仕事が遅くなりネットカフェで一夜を過ごしたことがあるが、何とか寝られたものの物音が騒がしく、しっかり寝られた気はしなかった。
そもそもネットカフェはそんな用途で作られていないから当たり前なのだが、ならばどこで寝るのが最も快適なのかを、この調査結果が示している。

カラオケ・ネットカフェ・カプセルホテル・野宿における睡眠効率はカプセルホテル96%、野宿92%、ネットカフェ91%、カラオケ22%とのこと。

ここでの睡眠効率とは、下記の通り定義されている。
*「睡眠効率」とは就寝から起床の時間の中で実際に眠りに入っていた割合のこと。睡眠効率が高いほど質の良い眠りの証。Somnusではスマートフォンの加速度センサーによる体動検知で眠りの質を計測している。

睡眠効率が最も高かったのは当然ながらカプセルホテルとなっている。
カラオケが22%と言うのは低すぎる気もするが、他の部屋からの歌声が聞こえてくることと、ソファで眠ることで睡眠が浅くなってしまうのだろうか。
ネットカフェはリクライニングチェアがあるのでカラオケよりは条件が良いのかもしれない。
野宿94%と言うのも高すぎる気がするし、睡眠効率は野宿する場所によって大きく変動しそうだ。
睡眠効率だけで言えばカプセルホテル、野宿、ネットカフェはほぼ同等だと言える。
利用コストも含めた「コストパフォーマンス」では当然ながら野宿がトップ、続いてネットカフェ、カプセルホテル、カラオケとなっている。

結果だけなら野宿が最高だが、場所や天候によっては熟睡できないし、盗難などの犯罪被害に遭うリスクもある。
特に女性は安易に野宿を選ぶわけにもいかない。
そうなると、結局は無難にネットカフェとなるのではないだろうか。

*今回の調査における野宿は万全の安全の対策の元行っている。もし野外で睡眠する際はしっかり寝袋を持って、安全を第一に考えよう。

普段寝袋を持ち歩いている人なんていないだろうと突っ込みたくなるが、実はここに居ます(笑)

寝袋と言っても私が持っているのはエスケープビヴィという一種のエマージェンシーブランケット。
アルミコーティングされた特殊フィルムとポリエステルシートで構成され、夏場は単体で、冬場はシュラフカバーとして使える優れもの。
透湿性素材が内部の蒸れを逃がすので快適だし、シュラフカバーとして使えばシュラフのグレードを1ランク上げてくれる。
折りたたむとペットボトル程度の大きさになるので携帯しやすい。
先日も浜名湖でこれ着て仮眠してました。
終電逃したら、どうしても野宿したい人や普通のキャンパーにもお勧めです。