オイル交換

ウラルのオイル交換、今回はデファレンシャルギヤオイルを交換します。 


【準備】
取扱説明書によると、デフオイルは「必要に応じて交換」となっています。
デフオイルは1000km時にディーラーで交換しているので、交換の必要は無いかも知れませんが、デフオイルの状態確認の為交換することにします。
消耗品と工具をあらかじめ用意しておきます。

デフオイルにはGL-5グレードの80W-90 ギヤオイルが指定されています。
今回はTOTALのZZ-X TRANSMISSION MTDを選定しました。
選定理由はもちろん安いから。



しかしこのオイル、容量が1リッターもあります。
ウラルで1回の交換に必要な量はわずか135mLなんですけどね。



そして、ドレンボルトのワッシャーもエンジン、ミッション、デフと共通の14㎜ボルト用で厚みが1.5mmなので、ストレートの10個入りの残りを使用します。




工具は、ドレンボルトを外すための17mmソケットレンチ、ドレンボルトを締め付けるためのトルクレンチ、フィラーボルトを外すための19mmソケットレンチが必須です。
フィラーボルトだけ19mmなので要注意です。
あと、オイルを入れるための漏斗も有ったほうが良いと思います。
それからウエスも。




【作業】

フィラーボルトをあらかじめ緩めておいてから、ドレンボルトを取り外します。
フィラーボルトは 19mm、ドレンボルトは17㎜のレンチで取り外します。


ドレンボルト先端の磁石に鉄粉が吸着されるので、ウエスですべて拭き取っておきます。
デフも話に聞いていたよりも、ずっと鉄粉が少ないですね。



鉄粉のギラギラが見られるものの、排出されたオイルは予想よりずっとキレイでした。 

ワッシャーを新品に交換して、ドレンボルトを取り付けます。 
デフのドレンボルトのワッシャーも、2mm厚のものが付いていました。
実害が無いので今回は1.5mm厚を使用します。
どうして2mm厚のワッシャーが付いているのか、今となっては全く謎です。



指で締め付けたあと、トルクレンチで締め付けます。
締め付け指定トルクは22Nmです。

 フィラーからオイルを入れます。 
指定量は135mLですが、フィラーボルトにレベルゲージが付いているので、MAXになるまで給油しました。 

取扱説明書にはフィラーボルトの指定トルクが記載されていませんでした。     


デフオイル交換はこんな感じです。 
今後は年1回ぐらいのサイクルで換えたら良いかなと思っています。
このペースだと1リッター缶のデフオイルがどう考えても使い切れません(汗)