超音波


物騒なタイトルですが(笑)

以前からウラルは野良猫たちの遊び場と化しており、特にシートやトノカバーの上は格好の休憩場所として人気のスポットになっていました(怒)



この状況を打破するため、バイクの上にカモフラージュネットを掛けたところ一定の効果が得られました。

しかし、この方式の欠点は何よりめんどくさいの一言に尽きます。
カバーを掛ける前にカモフラージュネットを掛けるわけですが、ネットなので車体の至る所に引っ掛かって、なかなか上手く掛けることができません。
撤収も大変で、もつれないようにきれいに畳んで袋に収納するのに結構な手間がかかります。
また、かさ張るので出先へ持って行くのも手間です。

そんなわけで、以前から別の方法を探していたのですが、このたび超音波猫撃退機なるものを導入することにしました。

この装置は、猫の侵入をセンサーが感知すると、猫だけに聞こえる不快な超音波を発振して、猫ちゃんに自主的に退去していただくというものです。
この手の撃退機は各種発売されており、中にはフラッシュを焚いて追い払うものもあるのですが、暗闇で猫にフラッシュを浴びせると最悪失明する恐れがあるため、このような製品は選定から除外しました。
我々の目的は猫の殲滅ではなく、あくまで猫ちゃんに平和的に退去していただくのが目的なのです。

そうして選定した結果、アマゾンのレビューが多く、評判もよかった「ガーデンバリアミニ」を導入することにしました。

この製品は赤外線センサーと超音波を使うため、設置場所を慎重に検討する必要があります。
まず、赤外線センサーを遮るようなものがないこと。
誤動作を避けるため、他の人や動物が通る方向に向けないこと。
そして、猫の通り道ではなく居座るところに向けて設置すること。
などです。


今回、ウラルの本車シート上と側車のトノカバー上を有効範囲としたかったので、本車のトップボックスを取り外したところに設置することにしました。

設置作業をしていると、近所の人が犬を連れて通りかかり、この装置が犬に効果があるのか試してみようということになりました。
そりゃ、犬を飼ってる人からすれば当然気になりますわな。

そこで犬(ミニチュアダックス)に向けて装置を作動させてみたところ、犬の様子に全く変化は見られませんでした。
どうやら、この超音波は本当に猫以外には聞こえないようです。
一応、道のほうには向けないように設置していますが、とりあえず一安心。


そして、一週間後、出張から帰宅したときにバイクの状況を確認してみました。


これはすごい!
普段なら猫の毛だらけになっているトノカバーはきれいなまま。
猫が侵入した形跡が全くありません。

取扱説明書によると、猫が学習するまで一週間程度効果が出ないことがあるそうですが、私の場合はすぐに効果があったようです。
久々に良い買い物をしました。

電池は一日10回程度の作動で約4カ月保つらしいので、これで安心して出張に行くことが出来ます。