F750GS
F850GS
ミラノショーでたったいまFシリーズの新型、F750GSとF850GSがお披露目されました!!!!
— BMW BIKES 編集部 (@BMW_BIKES) 2017年11月7日
新開発の並列2気筒エンジン搭載です! pic.twitter.com/2sQ7jKUZ5Z
イタリア・ミラノでおこなわれているEICMA(Esposizione Internazionale Ciclo Motociclo e Accessori、通称ミラノショー)で、BMWは新型F750&850GSを発表した。
大ニュース!?
— BMW BIKES 編集部 (@BMW_BIKES) 2017年11月7日
新型F750GS&850GSは燃料タンクがエンジン上に!つまり普通に!(笑)
そして、新造されたエンジンは左出しチェーンのレイアウトに!つまり普通に!!#EICMA2017 #BMW pic.twitter.com/zUFAmNrJjS
これは地味に大ニュース。
今までのFシリーズは従来の位置にある燃料タンクはダミーで、実際はシート下にあった。
そしてシートカウル横に設けられた給油口から給油する。
このデザインがFシリーズの特徴となっていた。
それが、新型では燃料タンクが従来の位置に戻された。
今回よりFシリーズに搭載されるエンジンも新型に改められ、チェーンレイアウトが一般的な左出しに改められた。
つまり、今までのFシリーズのアイコンをあっさり捨て去ってしまったのだ。
重量のある燃料タンクをシート下に置いて重心を下げる試みは、各社様々なモデルで試されてきたが、どれもあまり評判が良くなかった。
特に多くの荷物を積載することが多いツアラーやアドベンチャーモデルについては、しばしば批判の対象になってきた。
記憶に新しいのはホンダのNCシリーズだろう。
従来の燃料タンク位置は収納スペースになっており、燃料タンクはシート下にあり給油口はリアシート下の為、給油のためにはリアシート上の荷物を降ろさねばならない。
特にアドベンチャースタイルのNC7x0Xについては長距離ツーリングでリアシートにシートバッグなどを積載することが多いので、この手間は馬鹿にできないものとなる。
ホンダにしてみれば、新開発の低燃費エンジンを搭載したため、給油にはさほど困らないと思ったかもしれないが、航続距離が伸びたら伸びただけ走りたいと思うのがバイク乗りの心情だ。
そのせいかどうかは知らないが、ミドルクラスの400Xは通常のタンクレイアウトになっている。
Fシリーズも、独自レイアウトをやめてしまったのは、そんな理由なのだろうか。
しかしFシリーズのオーナーからは、サイドの給油口は使い易いと聞いていたし、食わず嫌いなだけかもしれない。
新しいFシリーズを間近で見るのを楽しみにしておこう。