ライダーズイン


この日はバイク系ポッドキャスト「楽園会」のイベントに参加するため、高知のライダーズイン奥物部に向かう予定でした。

ライダーズインとは高知県が県内各所に設置したライダー向け簡易宿泊施設です。
県内に5か所あり、安価で宿泊できることからツーリングライダーに人気が有ります。

しかし近年、バイク人口が減少したことから利用者も減り、ライダーズイン室戸は管理事業者が撤退して休業を余儀なくされました。

「楽園会」では、ライダーズインを広くライダーに知ってもらい、利用者増につなげようと、毎年ライダーズインで宿泊イベントを開催しています。


さて、ライダーズインはその名の通りライダー向けの施設ですが、利用自体はライダーでなくても出来ます。
駐車スペースの関係で自動車による利用は難しいですが、自転車や徒歩による利用なら問題なく可能です。
しかし、ライダーが利用することが前提の施設ですから、どこの施設もへんぴな場所に作られているので、バイク以外でここへ向かうのは大変です。

私も本来はバイクで訪問する予定だったのですが、不慮のトラブルのため徒歩で向かうことになりました。

何か手は無いかとネット検索してみたところ、バス路線が近くを通っていることを発見。
これ幸いとバスで向かうことにしました。

高知からJRで土佐山田まで行き、そこから路線バスで奥物部へ向かいます。

奥物部周辺は、温泉のあるべふ峡や紅葉の名所として知られる高の瀬峡などがあり、バスの利用者はいると思われますが、思っていたよりも本数が出ていたので不思議に思っていました。

土佐山田駅に着いて、停まっていたバスを見てその理由がわかりました。


バスの全面にアンパンマンの装飾が。
この路線は美良布にあるアンパンマンミュージアムを通る路線だったのです。
なるほど納得、どうりで本数が出ているわけです。


シートや内装もアンパンマンです。


ちなみに高知駅はこんな感じ。
今や高知を代表するキャラクターは坂本龍馬ではなくアンパンマンなのです。
おかげで山奥にまで路線バスが走るわけですから、アンパンマン様様です。


約40分ほど走り、大比バス停で下車。
料金は970円、安い。


200メートルほど歩いて、ライダーズイン奥物部に到着。


バイクのイベントにバスでやって来るというエキセントリック。
こんな私を主催者参加者の皆さんは爆笑の元、温かく迎えてくださいました。

部屋に荷物を降ろしたら、夕方からの宴会に備えて準備しました。
本当は食材の買い出しにウラルを出す予定だったんですけどね。


宴会では参加者で持ち寄った各地の食べ物や酒を堪能しました。
すみません、何も持って行けなくて。

参加者は皆バイク乗りなので話題は尽きず、深夜まで楽しく過ごしました。
また来年もここでお会いしましょう。
今度はバイクで来ます、壊れなければ。