面白い
日本在住外国人の8割が来日後、シャワー派から湯船派に https://t.co/3RFFl5OxWZ @DIME_HACKSさんから
— @DIME編集部 (@DIME_HACKS) 2017年9月27日
@DIMEの記事より。
日本在住外国人の入浴スタイルがどのように変化しているかを花王が調査したもの。
大変興味深い。
来日する以前の母国での入浴スタイルを聞いたところ、51.9%が「シャワーのみ浴びる」との回答だったが、来日してからは、18.5%に減少。「湯船のみ浸かる(シャワーは浴びない)」と「シャワーも浴びて湯船にも浸かる」を合わせた、湯船派は81.5%に増加しており、来日をきっかけに、日本の湯船入浴文化に触れることで、外国人が湯船に浸かるようになっていることがわかった。
以前から、銭湯や温泉などの大浴場を体験した外国人は風呂好きになるという話を聞いたことがあったが、今回それが数値として裏付けられたということだろうか。
母国にいた頃よりも湯船に浸かるのが好きになったかの問いに対し「そう思う」(27.3%)と「ややそう思う」(59.1%)で、9割近くが好きになったと回答。さらに、母国にいた頃よりも湯船に浸かる頻度が増えたかの問いに対しても「そう思う」(45.5%)、「ややそう思う」(40.9%)で9割近くが湯船に浸かる頻度が増えたと回答した。
シャワーよりも湯船につかるほうが疲労回復効果があることは以前から知られているので、それを外国人が体感することで湯船に浸かる頻度が増えたのだろうか。
この調査結果で惜しい点は、調査対象が日本在住外国人だということだ。
つまり、日本に住んでいるわけで、日帰り温泉や銭湯に触れる機会も多い。
日本の住宅なら、ユニットバスでもシャワーより湯船が重視された作りになっているのが普通だ。
つまり、日本で暮らしていれば、シャワーより湯船のほうが使い勝手が良い場面が多くなるので、湯船を利用する人が増えても当然ではないかと思う。
できれば、日本で湯船を体験した外国人が、母国に帰ったとき、日本風の風呂の入り方を実践しているかが知りたかった。
日本で暮らしてから、母国に帰国しても自宅に日本式の庭を造ったり、家を土足禁止にしたりする人の話を聞くので、母国での風呂の入り方に変化があったかを追跡調査してほしいものだ。