あゆの里矢田川





神戸新聞NEXTの記事より。
赤字続きで経営難に苦しむ道の駅「あゆの里矢田川」(兵庫県香美町村岡区長瀬)が、地元食材の但馬牛とアユを使った新メニューを23日から登場させる。看板メニューに育て上げ、“起死回生”を図りたいという。

全国に道の駅が乱立する一方、こちらのように経営に苦しむところも多いという。
「あゆの里矢田川」は地元産のアユを食べさせる食堂があり、何度も訪れたことあるが、そんなにヤバかったのか。
確かに繁盛しているという感じではなかったが。


実は、成功している道の駅には一定の法則があって、一見の立ち寄り客ではなく、目的地としてやってくる地元客のリピーターを獲得している道の駅は繁盛していると言える。
その最たる成功例が愛媛県の「内子フレッシュパークからり」で、愛媛の山奥の道の駅でありながら朝から客足が絶えない。
メディアに何度も取り上げられ、全国から視察がやってくる。
各地の道の駅でよく見かけるようになった地元野菜の直売は、明らかに一見客を目的にしていない。

 23日から提供するのは、矢田川でとれたアユの一夜干し定食(税込み1300円)と、但馬牛のテールスープで仕立てたうどんの定食(同)。それぞれ単品もある。アユは食堂のいろりで焼いて食べることができ、うどんは但馬牛の濃厚な味わいが楽しめる。

季節もので提供時期が限られるアユ料理を通年で出すため、一夜干しと但馬牛の組み合わせにしたのは良いと思う。
しかし、これは地元リピーター向けのメニューではなさそうだ。


 田渕さんは流通科学大学(神戸市西区)を卒業後、信用金庫で3年半働き、2015年10月、地元住民の誘いを受けて同道の駅の駅長を引き継いだ。

「あゆの里矢田川」の駅長は、数年前に駅長を引き継いだ若い人だそうなので、これをチャンスとして頑張ってほしいと思う。
今後も旨いアユを食べたいし。