戸隠そば


先日の長野キャンプツーリングで食べた信州そばの旨さに感銘を受け、浜松に戻っても美味しいそば屋が無いか探し続けています。

そんな折、浜松駅前からバスで帰る途中、「幸町」(さいわいちょう)バス停付近に信州そばの看板を掲げる店を発見。

調べてみると、長野の老舗そば店の支店だと言うではありませんか。
まさか浜松で信州そばが食べられるとは!
早速、次の休みの日に行ってみました。


店の名前は「大久保の茶屋」と言います。


混雑を避けるため、昼時を外して行ったのですが、駐車場は満車。
待っていると一台出たのですかさず滑り込みました。


店に入ると、外の喧騒が無かったかのような落ち着いた雰囲気。

座敷席に通され、早速そばを注文。

しばらくして、そばが運ばれてきました。


ざるそば(700円、大盛は100円増し、画像は大盛)


このそばの盛り方は戸隠そば独自の盛り方で、ボッチ盛りと言うそうです。
そばの束のことをボッチと呼び、並盛は5ボッチ、大盛は7ボッチになるようです。

そばは挽ぐるみでコシのある麺でした。


薬味には戸隠そばの特徴である辛味大根と、本わさび、ネギ。
わさびを付けているのは静岡の店だからでしょうか。

そばつゆは、そばに合わせて、もうちょっと濃いめでも良いかなという感じ。


そば湯はとろみのあるものでした。
これは訪れた時間によるのかも。


この店は信州戸隠にある「大久保の茶屋」の唯一の支店で、店内にも本店の写真が飾られています。
しかし、本店である「大久保の茶屋」の公式サイトでは支店のことは一切触れられていません。
唯一の支店が浜松にあることも踏まえると、直営ではなく暖簾分けのような店なのかも知れません。

手軽に行ける距離なので、再訪問したいお店でした。