移転
 
ウラル・ジャパンは4月20日、ニュースレターを更新し、現在ロシア・スヴェルドロフスク州イルビトにある車両の生産工場を、カザフスタン共和国北カザフスタン州ペトロパブルへ移転する事を発表した


予定では4月中に書類上の手続きを終え、5月からカザフスタン新工場からのボディパーツなどの部品の発送を開始。8月までに車両の生産を再開する、としている。

ロシアのウクライナ侵攻に対し西側各国は経済制裁を続けている。
日本では4月19日からロシア製品の一部品目について輸入が禁止された。

禁止品目の中には自動車・オートバイ製品が含まれており、ロシアで生産されるウラルの車体や部品が輸入できない状態となった。

しかし現在のウラルは、ロシアに生産工場があるものの、本社をアメリカに置く民間企業だ。
この様な事態を見越して、早くから工場移転が考えられていたようだ。

ウラルUSA公式Twitterでは4月16日に移転先の動画を公開している。

生産工場の国外移転で、懸念されていた部品の供給については解決の目処が立った。
早急な部品や車両の生産再開を期待したい。