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現代のロシアを紹介する「ロシアNOW」が、神奈川でおこなわれたウラルオーナーの集いを取材し記事にしていたので紹介します。


 「『ウラル』の歴史は、ドイツのBMWの軍用バイクを分解して細かく調べるところから始まりました。そのBMWがベースになり、多少設計が変更されたんです」。こうロシアNOWに語るのは、ブラジスラーフ・ボリヒンさん。Ural Japan社の代表取締役だ。


ちょっとバイクに詳しい人と話すと、「ウラルってBMWのコピーなんでしょ?」って話がよく出ます。
ブラド社長の発言通り、恐らくBMWのブランドイメージに便乗するため、ウラルはBMWサイドカーがベースになっていることを公式に認めています。
しかし、

 ソ連のウラルは、第二次世界大戦中に盛んに使われ、長い間もっぱら軍用オートバイであり続けた。しかし時とともに、このソ連製バイクの設計は、次第に元のモデルからかけ離れたものになっていった。「元の設計は多数の変更を被り、その結果、現在のウラルはすでにBMW とは基本的に何の関係もなくなっています」。ボリヒンさんはこう説明する。


実際に、ウラルとR71やR75サイドカーを見比べてみると、姿形が似ても似つかないことがすぐにわかります。
独自の改良を積み重ねた結果、全く別のバイクになっています。


 1950年代半ばから、このバイクは軍に納入されなくなり、ソ連の一般市民のために販売されるようになった。そして長きにわたり、個人の交通手段としては最も大量に生産されるものの一つであり続け、主に農村で使われた。


これもよくある誤解。
軍用バイクだと思われているが、実際は農村などで手軽な実用車として使われています。
日本でいう軽トラックのようなもの。
なのでロシア本国では若い人には人気が無いそうな。


 「水平対向エンジン。これは何よりもBMW のバイクの際立った特徴です。ウラルを知らない人はすぐにこれはBMW製だと思う」。ボリヒンさんはこう言う。


「これBMW?」
この質問を今まで何回聞いたでしょうか(笑)


 「実際には、ウラルは次第に軍用バイクのモデルから離れていったのですが、日本でウラルを買う人はミリタリー愛好家が多いですね」とボリヒンさん。


ここで、



という指摘が有って、こっそり文章が直ってました(笑)


ウラルの主なセールスポイントは価格だ。これは米国でも日本でも最も安いサイドカーである。筆者が話を聞いた日本のバイカーは皆口をそろえて、それがこのバイクを買った第一の理由だと言った。

はい、その通り。
私もそうです。
前に乗ってたBMW R1200GSアドベンチャーより安いです。



こんなウラルオーナーが集まるイベント、行きたかったなあ。
関西でも企画してくれないかな、ブラドさん頼んます。




このモーターサイクリスト誌には、このイベントの模様がもっと詳しく紹介されている。
興味ある方はどうぞ。