復活…?
 
当ブログ読者ならご存じの通り、私のウラルは深刻な故障を多数抱えて走れない状況になっていました。
昨今のコロナ禍で生産と物流が滞り、修理するにも部品が入荷しないのです。
折しもウラルは世界中で販売好調の為、部品は新車の製造に優先して回されていると言う噂で、修理用の部品は発注しても全く入荷しないのです。
最後に走行してから、実に7ヶ月が経過していました。

そんなある日、突然ディーラーから電話がありました。
「入ったで」
遂に部品が入荷したのです。
早速車両引き揚げの手配をし、車両はディーラーへと運ばれて行きました。

そして1ヶ月後、修理が完了したとの連絡があり、車両を引き取りに行きました。

IMG_5989
いつも通りの見た目ですが、今回は過去最大規模の大改修をおこなっています。

FullSizeRender
最大の変更点はこれ。
ケーヒンアップグレードインジェクション!
現行ウラルに採用されている最新システムが我が手に。
今まで再三にわたり私を苦しめてきたエレクトロジェット製インジェクションと、遂に決別しました。
これでもう、山の中で立ち往生する事は無くなるのです。
お赤飯炊かなきゃ!

FullSizeRender
そして、リムに亀裂が見つかった側車輪は、事故車から取り外したホイールを格安で譲って貰い取り付けました。モノがモノなんで嫌な予感がしますが、新品ホイールは高い上に入荷しないので、背に腹は代えられません。

FullSizeRender
あと、2万キロ点検において、バルブからの圧縮漏れとプッシュロッドの傷が発見されたので、バルブのすり合わせとプッシュロッドの交換をおこないました。
バルブのすり合わせはこれで3回目で、過去には新車時と1万キロ時におこなっています。
1万キロに一回のバルブすり合わせは、ウラルでは「よくある事」だそうです。
それだけカーボンが溜まりやすいって事なんでしょうかね。
プッシュロッドの傷はロッドが回転した際に付くそうです。
これが原因でプッシュロッドが折れた事例がアメリカであったそうで、予防的に交換したそうです。

これで不安要素は全て解消され、楽しいウラルライフが再開できますよ。
ウラルライフ
【イメージ】


FullSizeRender
ディーラーを出て、テスト走行を兼ね山道を走っていたところ、突然エンジンが停止。
再始動を試みますが、セルは回るものの始動しません。
またなの?

FullSizeRender
ディーラーに電話して来て貰い、診断機を繋いで調べて貰いましたが原因不明との事。

IMG_6099
再びウラルはディーラーに逆戻りする事になりました。

復活したと言ったな…


arehausoda

【イメージ】


うわああああああああああああああああ……!!!

(次回に続く)