北海道へ
バイク乗りの中には、この時期、夏休みやお盆休みを利用して北海道へツーリングに行く人がたくさん居ます。
理由は様々ですが、北海道以外ではなかなか体験できない、どこまでも続く道や風景、土地の美味しい物など独自の魅力に溢れています。
私は仕事では何度か訪れたことがありますが、バイクで走ったことはありませんでした。
と言うのも、毎年この時期は仕事が入っている事が多く、まとまって休めることが無かったためです。
しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響により、予定していた仕事がキャンセルや延期になったため、久々にまとまった休みが取れることになりました。
そこで、初の北海道ツーリングを計画したのです。
ところが、計画段階において、今年は東京オリンピック開催のため、8月の祝日が移動していることをすっかり忘れていたのです。
8月8日〜10日の宿が全く確保できませんでした。
仕方なく、今回の北海道ツーリングは上陸してから行程を考えるノープラン作戦で行くことにしました。
乗船予定日である8月3日の前日にフェリーを予約しました。
フェリーの予約までギリギリになってしまったのは、前日まで仕事の予定があったためです。
万一仕事が延長する事になればフェリーや宿をキャンセルせねばならず、キャンセル料を回避するためギリギリの選択を迫られました。
関西から北海道へ向かうには舞鶴から新日本海フェリーで小樽へ上陸するルートを選びました。
乗船日を8月3日にしたのも、8月4日から繁忙期の「C期間」となり運賃が上がってしまうからです。
新日本海フェリーはネット予約に対応しており空席照会と予約が出来るので便利です。
会員登録をしてネット予約をおこないます。
今回のツーリングではウラルを使用しますが、サイドカーは二輪枠ではあるものの、別区分の料金になっています。
乗船する車両を登録しますが、この時ちょっと手間取りました。
と言うのも、ナンバープレートを登録するとき、「神戸」など運輸支局名の文字を入力するのですが、近年登録された小型自動二輪車は「神戸C」などとなっています。
この「C」は入力例には示されておらず、どこに入力するのか分かりませんでした。
試行錯誤の結果、「神戸C」と全角で入力すれば受け付けられました。
予約手続き後、クレジットカードで料金を精算して予約完了。
次に、到着日のホテルを予約しました。
フェリーは23時50分に舞鶴を出港、翌日の20時45分に小樽に到着します。
当然、到着日はどこかで一泊する必要があるわけです。
この日のホテルも小樽港に近いところは空いておらず、少し離れたところを予約しました。
出発前日なので、なかなか上手く行きませんでしたが、取り敢えず準備は出来ました。
明日はいよいよフェリーに乗船です。
(次回に続きます)