マツダ

株主です。

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「第154回 定時株主総会」の招集通知が届きました。
株主総会のレポートは当ブログの人気コンテンツなので(笑)、出来れば出席したかったのですが、今年は状況を鑑みて出席を取りやめることにしました。

新型コロナウイルス拡大防止の観点から長らく移動自粛などの要請がおこなわれていました。
要請は6月19日に全面解除となりましたが、当株主総会においては極力、当日の来場を控えるように通知が出ています。

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招集通知なのに来場するなと言う、何とも矛盾した表現ですが、この様な状況下でのギリギリの選択だったのでしょう。

新型コロナウイルスによる移動制限が世界中でおこなわれる中で、海外の企業では株主総会をオンラインで開催するところも多く見られました。

日本では会社法の定めにより、日時及び場所を「定めなければならない」(第298条)となっており、オンラインのみでの株主総会は認められていません。
ただし、経済産業省によると、

株主総会を開催するリアルの「場所」を設けつつ、オンライン等での参加/出席を認める株主総会を実施することは、現行法上可能です。

としており、併用することは可能です。
この様な状況ですから、会社側も「来るな」と言うばかりではなく、オンライン参加を可能にし、株主に広く開かれた総会にして欲しかったと思います。



今年は創立100年の節目であると共に、9年ぶりの最終赤字との事で訊きたいことが色々あったのですが、大人しく報告を待ちたいと思います。

今年は株主総会後のマツダミュージアム見学も中止になるそうで、来場自粛と相まって静かな総会になりそうな気がします。

【ここから、6月25日追記】
24日付、中国新聞デジタルによりますと、
 総会は新型コロナ対策で大幅に縮小した。午前10時に始め、株主80人が出席し27分で終わった。昨年は387人の出席で1時間53分だった。
とのことです。

また、広島ホームテレビによりますと、

総会では減収減益となった通期決算などが報告されましたが株主からの質問はわずか3人と少なく、約30分という異例の早さで終わりました。

とのことで、予想通り静かな総会だったようです。
【ここまで、6月25日追記】