復活
 
先日、不幸にも出先で動かなくなってしまったウラル。

ディーラーで色々調べて貰った結果、原因が判明しました。

結論から言いますと、バッテリーの不具合。

バッテリーの保持力が弱まっており、充電してもすぐに電圧が10V程度にまで下がってしまう状態だったとの事。
車両診断機でも電圧低下によりエンジンを止めたことがログに残っていたそうです。

このバッテリーは新車納入時に付いていたもので、この時点で3年5ヶ月使用していました。
バッテリーの寿命は通常3年程度との事なので、少なくともメーカーの期待値はクリアしていますから不良品というわけではないようです。
しかし、私の経験としては短く感じました。
私はバッテリーを定期的には交換しておらず、ライトが暗い、セルモーターの回転が遅いなどの症状が出始めたら交換するようにしています。
この方法で、少なくとも4年は使用できていました。
キック始動のTZRのバッテリーは今年で7年目だったと思います。
バッテリーの管理はそれなりに気を遣っていて、二週間に一度は補充電をおこない、バッテリー診断機によるチェックもおこなっています。

今回も出発時にエンジンはすんなり始動し、動かなくなるまで30分程度は普通に走行していました。
電圧は残っていたものの、どちらかと言うとバッテリー突然死に近い状況だったようです。
バッテリー突然死というのは、普通に動作していたバッテリーが突然電圧が下がり使えなくなってしまう現象で、私も過去に一度経験しました。
突然死したバッテリーは電圧が出なくなってしまうので、ライトやインジケーターは全て消え燃料ポンプなどは全て動作しなくなります。
原因はバッテリーの劣化による内部短絡と言われています。

FullSizeRender
ディーラーでバッテリーを新品に換えてもらい、試運転でも異常が無かったので直ったようです。
当初疑っていたレギュレーターの故障ではなかったので助かりました。
レギュレーターの故障であれば、部品代が高価な上に、故障の状況次第では異常電圧により電装品が全滅してしまうこともあります。
今回はETCやインジェクションも無事だったので問題無さそうです。

台湾ユアサのバッテリーはあまり高い物ではないので、バッテリーを車検ごとに換えるのが良いのかも知れません。