MESH2.0
SENAインターコムの新しい規格「MESH 2.0」。
従来のMESH 1.0を拡張し、オープンチャンネルで通信できるユーザー数は無制限、グループチャンネルでも24人までのユーザーをサポートする他、接続の安定性も飛躍的に向上しているそうです。
MESH2.0は新製品の50Sと50Rに搭載されている機能ですが、5月1日のファームウェアのアップデートにより私が使っている30Kにも対応したので、早速新しいファームウェアを適用してみました。
ファームウェアをアップデートするために「SENA Bluetooth Device Manager」を起動します。
ファームウェアをアップデートする場合、私の環境では「管理者として実行」する必要がありました。
ファームウェアをアップデートする前に「SENA Bluetooth Device Manager」をバージョンアップしました。
バージョン4からは新機種の50Sと50Rにも対応しているそうです。
インストーラーが起動します。
インストール先を聞いてきますがデフォルトのままにしました。
バージョン4.0.1になるようです。
旧バージョンを削除するか聞かれますので「はい」を選択しました。
旧バージョンが削除されました。
新バージョンのインストール中に、インターコムと接続するためのドライバーの更新がおこなわれます。
30Kの場合はインターコムの電源をオフしてUSBケーブルでPCと接続します。
インターコムが認識されました。
デバイスドライバのインストールが完了しました。
「SENA Bluetooth Device Manager」が起動しました。
インターコムを接続するように指示されますが、先程繋いだままにしておいたので、そのまま次に進みます。
新しいファームウェアをダウンロードします。
バージョンは3.0.1になるようです。
ダウンロードしたファームウェアの保存先を指定しますが、これもデフォルトのままにしました。
ファームウェアのダウンロードが完了したらバージョンアップが始まります。
無事成功したようです。
ファームウェアはバージョンアップしましたが、設定項目は変わっていないようです。
このアップデートにより30Kは50Sと同等のMESH2.0機能をサポートするようになりました。
50Sと50Rはこれに加えて、従来は英語のみだったボイスコマンドが日本語などにも対応したのと、音声アシスタント(Siriなど)のボイスコマンドによる呼び出しに対応したようです。
これについては従来の30Kでもボタン操作による音声アシスタントの呼び出しは出来ましたし、ボイスコマンドはそもそも使っていなかったので、無くても特別困らないと思います。
しかしながら50SのBluetooth5.0に対応した通信性能と高音質になったと言うスピーカーシステムはちょっと興味がありますね。
肝心のアップデート後の使い勝手なのですが、私はMESH対応のインターコムを他に持っておらず、周りにも使っている人が居ないので確認のしようがありません(汗)
ただ、MESH2.0ネットワークに参加しようとしたとき、従来のファームウェアではMESH2.0のオープンネットワークにしか対応できないようなので、今後に備えてアップデートはしておいて損はないと思います。