ハンドルカバー
 
毎年冬になるとハンドルカバーを愛用しています。


ここ数年、ウラル用にOSSのハンドルカバーを使用していました。
このハンドルカバーは本来スクーター用なので、ウラルのハンドル回りにはサイズが小さすぎ、走行中の風圧でブレーキレバーを押してしまうためブレーキランプが付きっぱなしになると言う重大な欠点があります。


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そこで新たなハンドルカバーを模索するにあたって、ウラル純正のハンドルカバーがある事に思い当たりました。
何と言っても純正ですからジャストフィット間違いなしだし、ロシアの極寒で鍛えられた製品なら暖かさも保証付きと言うものです。
しかしこのハンドルカバー、使っている人を見たことがないと言う謎商品なのです。
と言うわけで先日ウラルジャパンに立ち寄ったときに購入しようとしたのですが、何と廃番になっていました。

しばらく経って、在庫が見つかったとの連絡があったので改めて購入し、送って貰いました。

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結構しっかりした収納袋に入っています。
使わない時にしまっておくのに良さそうです。
結構片一方がどっか行っちゃったりするのです。

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取り付けに際して説明書の類は入っていませんでした。
まあハンドルカバーはどれも同じだろうと高をくくっていたのですが。

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メーカー名と思われる「DOUBLE 8」のマーク。
しかし検索しても出てきませんでした。
謎です。


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装着はグリップとレバーをそれぞれ穴に通してスイッチ類をカバーの上から操作する、よくあるタイプでした。

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しかし中には「HANDLE BAR GRIP SYSTEM」と刻印された謎のパーツが付いていました。

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何せ取説が無いため試行錯誤してみたのですが、どうやらこのパーツをグリップエンドに取り付け、結束バンドで締めることでハンドルカバーを固定するようです。
なるほど、これなら付け外しに工具が必要なので盗難などの心配が減りますね。
めんどくせー!

しかし、こんな固定をしちゃったらスロットルが回せないじゃないですか。
もしかしてグリップエンドじゃなくてバーエンドを固定するパーツなんですか?
だったら余計ダメじゃん、ウラルにバーエンド無いし。
こりゃ廃番になるわけだわ。
トホホ…。

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と、嘆いていても仕方がないので無理矢理くっ付けました。
しばらくは様子を見つつ何か方法を考えます。

肝心の暖かさですが、カバーが大きくなって容積が増えたことと開口部が広いことで、以前使っていたものよりも温かくありません。
冬用グローブとの併用が前提の製品なのかも知れませんね。