セロー250


ヤマハ発動機は12月5日、マウンテントレール「SEROW250 FINAL EDITION」を2020年1月15日より発売すると発表した



現行のSEROW250(セロー)はトリッカーをベースとして開発され、2005年発売。
2008年にはフューエルインジェクションを搭載したが2017年に排ガス規制に対応できず一旦終了した。
2018年には蒸気ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターを装備するなどの排ガス対策をして再発売された。
今回の生産終了は、現行モデルでは年々厳しくなる排ガス規制に対応できず、また2021年10月1日より継続生産モデルにもABSが義務化されることで開発コストや価格転嫁後の販売価格上昇を受容できなかった為と思われる。

後継モデルは用意されず、国内向けのSEROW250は「SEROW250 FINAL EDITION」をもって生産を終了とアナウンスされた。
「SEROW250 FINAL EDITION」は1985年発売の初代モデルを彷彿させる「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)」と「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)」の2色を設定し、カラーフレームや燃料タンク上の「FINAL EDITION」エンブレムを装備した。
メーカー希望小売価格は58万8500円。

なお、セロー250終了のアナウンスを受けて、現在発売中のセロー250への駆け込み需要が起こっており、販売店では既に売り切れるところが出ている模様。



今セローが欲しい人は急いだ方が良いと思う。
ファイナルエディションも争奪戦になりそうだ。