ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2021年01月

エンスト
 
C400GTへの中華パーツの取付が一通り終わり、試運転をしました。
図らずもこれが今年の初乗りです。
特に問題は発生せず、家の周りを一周して帰って来たのですが、駐車スペースに入れようとしたところで突然のエンスト。
インジェクションのスクーターでエンストなんて考えてもいなかったので驚きました。
幸い転倒はしませんでしたが焦りましたよ。

C400GTは日本導入当初エンストする事例が頻発し、ECUプログラムのアップデートがおこなわれています。
これはレギュラーガソリンへの対応と言う事らしいんですが、私は宗教上の理由により全てのバイクにハイオクガソリンを入れていて、C400GTにも納車時から入れています。

エンジンは普通に再始動するし、それ以降エンストは発生しなかったので、たまたまだったと思うのですが、原因を想像するにASCがらみでは無いかと。

C400GTにはASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)が標準装備されています。
ASCは後輪の空転を検出するとエンジン出力を制御して空転を止める機能で、実体は燃料カットするものです。
我が家の駐車スペースは未舗装なのと、入口に段差があるので、駐車スペースに入ろうとしたときに後輪が空転しASCが働いたのではないかと。
普通に走行中ならエンジンの出力も高くASCの干渉は一瞬なので問題はありませんが、駐車時のエンジン出力が低い時にASCがさらに出力を弱めてしまい、エンジン回転を落としすぎてストールしてしまったのでは無いでしょうか。
かなり特殊な事例ですが、このように考えるとつじつまは合います。
それはそれで色々まずい気もしますが、取り敢えずそう言う事があり得ると頭の隅に入れておいたほうが良さそうです。
不整地での低速走行時にいきなりストールされたら最悪立ち転けしちゃいますからね。



ナックルガード

中華に発注していたC400GTの最後のパーツ、ナックルガードが届きました。
C400GTでオフロードに入ることは無いけど、あると風よけぐらいにはなりそうなので。
実際届いたパーツも強度的に風よけぐらいにしかならなさそう。

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ナックルガードはプラスチックとポリカーボネートの二重構造で、ミラーマウントとグリップエンドで保持するようです。
例によって取り付け説明書は付属しません。

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ミラーとバーエンドのボルトを外し、付属の部品とボルトで取り付けます。
ミラーを元通り取り付ければ完成。
C400GT用と言う事で調達しましたが、どうやら汎用パーツらしく、取り付きはするものの、かなり無理矢理感があります。
経年で樹脂パーツが割れたりしないかしら(汗)
あと、ハンドルを目一杯切るとナックルガードがスクリーンに干渉します。
さすがの中華クオリティ、何にも考えてませんね。
まあ良いか、中華だし(投げやり)

メーターバイザー
 
昨年末に中華に発注しておいたC400GTのパーツが続々到着しています。
発送も中華クオリティらしく、追跡が全く機能しておらず、前触れも無くイキナリ配達されます。

私のC400GTにはオプションのTFTメーターを搭載しています。
日中でも視認性は良いほうだと思いますが、直射日光下では見づらくなることがあります。

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そこでメーターバイザーを調達しました。
メーターバイザーには画面保護フィルムが付属していました。
TFTメーターの画面は傷つきやすいらしく、洗車中に傷つけたと言う話も聞きますので、これも装着したいと思います。

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付属のウエットクリーニングシートで清掃後、ドライクリーニングシートで拭き上げます。

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保護フィルムの貼付位置を確認して付属のテープで仮留めし、剥離紙を少し剥がして少しずつ貼っていきます。
この日は強風だったので結構大変でした。

何とか貼り付けられましたが、後で確認するとホコリが噛んでいました。
視界の邪魔にならないので諦めます。

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メーターバイザーはメーターの外周に合わせてはめ込むだけですが、バイザーが微妙に変形しており、寒いので樹脂が固く、形を合わせてはめ込むのに苦労しました。

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完成。
なかなか良い感じですが、盲点だったのは付属の保護フィルムがグレアだったことで、かなり映り込むようになりました。
走行中の障害にならなければ良いけど。

ホルダーステー
 
C400GTは、ある意味完成度が高すぎて、サードパーティー製パーツを取り付ける余地がありません。
スマホナビを使用するにしてもハンドルマウントは使えず、せいぜいミラーマウントぐらいです。
それは購入前から分かっていて、ナビはBMWのナビアプリを使用するつもりでオプションのTFTメーターを付けたのです。
ところが購入してから、現状のBMWのナビアプリは日本が対象外だと知りました。
当てが外れてしまい、スマホを取り付ける必要が出てきました。
しかし、ハンドリングに影響するのでハンドル周りには極力パーツを取り付けたくないのが私の信条です。

そこでC400GT用のスマホマウントを探してみたのですが、なかなか見つかりません。
そこで捜索範囲を海外まで広げてみるとようやくいくつか見つけることが出来ました。

C400GTは中国での製造だからなのか、中華製アフターパーツが多く出回っています。
その中から、スクリーンのボルトに共締めする専用ステーがあったので調達しました。

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これは形状からするとワンダーリッヒが出している汎用ホルダーステーと同じ物です。
OEM元の製品かコピー品と思われますが、後述の品質の悪さからコピー品の可能性が高いです。
因みに価格はワンダーリッヒの1/4。

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部品の各所には加工時のバリが残ったまま塗装してしまっており、先ずバリをヤスリで落としてからタッチアップしました。
外から見えるところなのに、この詰めの甘さはさすが中華製です。

届いた商品には組立説明書が無く、どう見ても関係ないボルトやワッシャーも入っています。
仕方が無いのでワンダーリッヒの取説を参考に組み立てました。
この取説によると、どうやら関係ないボルトやワッシャーは純正ナビを取り付ける場合のもののようですが、商品説明にはそんなこと一言も書いてませんでした。

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スクリーンを取り外して、仮組みした部品を取り付け位置に合わせてみたところ問題が発覚しました。

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板金の曲げ精度が悪く、どう見てもスクリーンと共締め出来そうにありません。
これでは取り付けることが出来ません。

色々考えましたがどうしようもないので、こちらで加工することにしました。
どうやら曲げが足らないようなので適切な曲げ角度にしてやれば良さそうです。

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金床などが有れば楽なのですが、そんなもの無いので、コンクリートの角に折り目を当てて、ハンマーでぶっ叩くことにしました。
ハンマーは薪割りで使い慣れているショックレスハンマーを使いました。
3ポンドの威力を思い知るが良い。

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加工後。
我ながら見事な曲げ精度です(白目)

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ステーを取り付け、スクリーンを元通り組み立てました。

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実はステーの組み立てを間違っていて、この後で組み直しています。
道理で部品が余ってると思った(笑)

この部品はホルダーステーのみなので、スマホホルダーを別に手配しないといけませんが、取り敢えず取付の目処が立ちました。
気になるのはホルダーステーはスクリーンの上半分のボルトに共締めするため、スクリーンが若干斜めになっています。
本来なら下半分のボルトはホルダーステーの板金と同じ厚みの3.2mmのカラーを入れてから締めないと高さが合わないのですが、これはワンダーリッヒのほうにも入っていないので、これで問題ないという事なのでしょうか。
海外製パーツには毎回困惑させられます。


お漏らし
 
私のウラルは昨年のオイル漏れ以来、大事を取って極力動かしていません。
本来なら年末に2万キロ点検のため入渠の予定だったのですが、期日までに部品が入荷しなかったため中断しています。
新型コロナウイルス感染症の影響なのか部品供給が滞ってしまって、全く目処が立たない状況です。

それでもコンディション維持の為、定期的にバッテリー充電とエンジン始動はおこなっていたのですが。

この日もエンジンを始動してしばらく暖機していると、何やらガソリン臭い匂いが。

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よく見るとブレーキペダルが濡れており、その上からポタポタと水滴が垂れていました。
右側のインジェクションに繋がる燃料ホースのジョイントからガソリンが漏れていたのです。
燃料ポンプが動かなければ燃料は供給されないので、すぐにエンジンを止めると思った通り漏れも止まりました。
オイル漏れなら継ぎ足しながら走ることも出来ますが、ガソリン漏れはそうも行きません。
入渠の日が決まるまでウラルにはしばらく冬眠して貰うことにしました。



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