再編
401cc以上のカワサキ車が買えるのは53店舗のみ!? 2020年1月から販売チャンネルを変更https://t.co/vPZNVdEO9O#カワサキ #カワサキプラザ #役立ち情報 #バイクのニュース
— バイクのニュース (@bike_newsjp) January 14, 2020
少し前の話題だが、カワサキの販売網が再編され、400cc超のバイクは1月からカワサキプラザでしか取り扱わなくなった。
川崎重工業のプレスリリースによると、
■400cc以下の新車の販売2020年1月より400cc以下のカワサキモーターサイクルのモデルにつきましては、全てのカワサキ正規取扱店で販売し、地域に密着した高い利便性と信頼を提供します。
■401cc以上の新車の販売同じく2020年1月より401cc以上のモデルは、カワサキ正規取扱店のうちカワサキプラザネットワークでの取り扱いとし、「おもてなし」と「ことつくり」活動を通してお客様の期待を超えるサービスを提供し生涯に渡る安心・安全のモーターサイクルライフの提供を目指します。
この変更によって、1月から400cc超のバイクについてはカワサキプラザでしか買えなくなる。■保証・アフターサービス、部品・用品、KAZEの取り扱い全てのモデルの保証・修理等のアフターサービス、部品・用品の取り扱い、またKAZE入会については、従来通り全てのカワサキ正規取扱店でご利用いただけます。なおカワサキプラザ専用の用品や、アフターサービスの特典は、カワサキプラザのみでの取扱いになります。
なお、3月末までは移行期間として全モデルを正規取扱店で買うことが出来、4月以降は在庫車のみの販売となるらしい。
これだけ見ると、個人店が多い正規取扱店の締め出しのようにも見えるのだけど(実際SNSでそんな意見を見た)、そんな簡単な話でもなさそうだ。
と言うのは、上記のプレスリリースの最後に書いてあった注釈の部分にヒントがありそう。
コンペティションモデルについては正規取扱店での販売だという。※KX、KLX、Ninja ZX-6R(レースベース車)などナンバープレートの取得ができないコンペティションモデルについては、すべてのカワサキ正規取扱店にて販売いたします。※Ninja H2Rは別途、取扱い指定店での販売になります。
一見こちらのほうが販売条件が厳しそうに思うんだけど実際は逆。
自己責任のコンペティションモデルより一般公道を走る車両のメンテナンスを重視した結果だろうか。
最近のバイクは高度に電子化されていて、故障診断も診断機が必要だ。
当然、揃えると結構な費用が掛かる。
取扱車種を絞ることで、費用負担を減らす施策なのだろう。
400cc以下のバイクなら販売数も多いから店の売り上げにも大きな影響はないのかも。
大型車を得意にしている個人店には厳しそうだけど。
逆にそれだけの費用を負担できるだけの販売数が出せるところはプラザ店に昇格(と言って良いのか)するのだろう。
1車種で1万台売れた昔とは違い、今は年間1千台とかなので、どこも生き残りに必死だ。