ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2020年01月

再編

 


少し前の話題だが、カワサキの販売網が再編され、400cc超のバイクは1月からカワサキプラザでしか取り扱わなくなった。

川崎重工業のプレスリリースによると、

■400cc以下の新車の販売
2020年1月より400cc以下のカワサキモーターサイクルのモデルにつきましては、全てのカワサキ正規取扱店で販売し、地域に密着した高い利便性と信頼を提供します。

■401cc以上の新車の販売
同じく2020年1月より401cc以上のモデルは、カワサキ正規取扱店のうちカワサキプラザネットワークでの取り扱いとし、「おもてなし」と「ことつくり」活動を通してお客様の期待を超えるサービスを提供し生涯に渡る安心・安全のモーターサイクルライフの提供を目指します。

■保証・アフターサービス、部品・用品、KAZEの取り扱い
全てのモデルの保証・修理等のアフターサービス、部品・用品の取り扱い、またKAZE入会については、従来通り全てのカワサキ正規取扱店でご利用いただけます。なおカワサキプラザ専用の用品や、アフターサービスの特典は、カワサキプラザのみでの取扱いになります。

この変更によって、1月から400cc超のバイクについてはカワサキプラザでしか買えなくなる。
なお、3月末までは移行期間として全モデルを正規取扱店で買うことが出来、4月以降は在庫車のみの販売となるらしい。

これだけ見ると、個人店が多い正規取扱店の締め出しのようにも見えるのだけど(実際SNSでそんな意見を見た)、そんな簡単な話でもなさそうだ。
と言うのは、上記のプレスリリースの最後に書いてあった注釈の部分にヒントがありそう。
※KX、KLX、Ninja ZX-6R(レースベース車)などナンバープレートの取得ができないコンペティションモデルについては、すべてのカワサキ正規取扱店にて販売いたします。

※Ninja H2Rは別途、取扱い指定店での販売になります。
コンペティションモデルについては正規取扱店での販売だという。
一見こちらのほうが販売条件が厳しそうに思うんだけど実際は逆。
自己責任のコンペティションモデルより一般公道を走る車両のメンテナンスを重視した結果だろうか。
最近のバイクは高度に電子化されていて、故障診断も診断機が必要だ。
当然、揃えると結構な費用が掛かる。
取扱車種を絞ることで、費用負担を減らす施策なのだろう。
400cc以下のバイクなら販売数も多いから店の売り上げにも大きな影響はないのかも。
大型車を得意にしている個人店には厳しそうだけど。
逆にそれだけの費用を負担できるだけの販売数が出せるところはプラザ店に昇格(と言って良いのか)するのだろう。
1車種で1万台売れた昔とは違い、今は年間1千台とかなので、どこも生き残りに必死だ。



飲み屋にて
 

先日、仕事終わりに取引先の部長さんと飲む機会がありました。
いわゆる接待です(汗)

この部長さんは私が会社員時代からの取引先で、独立してからも時々仕事をくれます。
どれもろくでもない内容なのですが、金払いだけは良いので長く取引が続いています。
いわゆる腐れ縁です。 

その席で、
「ぶっちゃけ、年収いくら?」
と身も蓋もないことを聞かれました。

まあ、知らない仲では無いので正直に答えたところ、
「安すぎる」
との返事。

個人でやってるから会社のようには貰えないので、と言うと、
「個人だから余計に多く貰わないといけない」
と諭されました。

個人事業主は稼ぎが全部収入になる代わりに経費なども全て持ち出しとなります。
従業員ではないので労災保険には加入できず、私の職種は建設業などではないので特別加入も出来ません。
したがって、怪我や病気で仕事が出来なくなると、とたんに生活出来なくなってしまいます。

そんな訳で、その分のリスクを補うだけの報酬を貰わなければいけないと言う事でした。
当然、個人事業主なら皆んな分かってる事で、今さら言われる程のことでもありません。

そこで、では一ヶ月の案件だと、部長ならいくらで見積もりますか、と訊くと、
「○○○万」
と即答。
何と私の見積額の2倍です。
さらに、ネゴ代(価格交渉時の値引き許容範囲)として20%乗せた額で見積を提出し、90%以下では受注しないとの事でした。

さすがに高すぎるのではないか、と訊くと、
「安すぎる価格は発注側、受注側のどちらにもメリットが無い」

そして、
「安くしか受注できないのは、金が掛かる理由を顧客に説明できていないだけ」
と言われてしまいました。

確かに、無理な値下げは品質を下げることと同義だし、品質が低下すれは発注側もフォローに動く費用が掛かるので結局は安くならないんですよね。
口だけこう言う人は結構いるんですが、この部長の場合は本当に予算を取ってくるので、そこだけは信用できます。
「予算取ってくるのは俺の役目、下請けは関係ない」
だそうで、値引き交渉もほとんどありません。

「仕事の評価は結局カネ」
「感謝では飯は食えない」
てな事を公然と言い放つ人で、金払いだけは良いのです。
持ってくる案件はろくでもないものばかりですけどね。

私も次の案件からはしっかりと予算取りをしてみたいと思います(笑)

17500km
 
2500kmから3000キロ毎を目安に交換しているウラルのオイル交換時期がやってきました。
手順とかはいつも通りなので省略します。
詳細は過去記事をご覧下さい。

エンジンオイル

FullSizeRender
2500kmしか走ってないのに真っ黒です。
ブローバイガスを吸収している為かも知れません。
安いオイルですが、それなりには清浄性能があるとも言えます。

IMG_0474
ドレンボルトのマグネットには金属片はほとんど付着しなくなりました。

FullSizeRender
交換用のオイルはいつものRAMCO20W-50です。
とにかく安いのが取り柄のオイルですが、今のところ不都合を全く感じていません。
指定量は2.1リッターですが、今回はオイルエレメントを交換していないのでオイルレベルゲージで合わせました。
給油量は少し少なくなりました。


ミッションオイル

FullSizeRender
金属片のギラギラが出ていますがいつもどおりです。

IMG_0478
ドレンボルトのマグネットへの付着も減ってきているようです。

交換用オイルはエンジンオイルと同じRAMCO20W-50。
指定量は0.9リッター。
ミッションオイルフィラーにはレベルゲージが無いのでオイルジョッキで量って入れました。

デフオイル

FullSizeRender
以前は7500kmで交換しているので、1万キロでの交換となりました。
取説には1万キロ毎の交換が指定されていますが、結構アバウトにやっており、今回の交換時期はたまたまです。
車検の時にデフのボルトの弛みが指摘されたので、漏れて減っているのではと思ったので交換しました。
弛みの件が無ければ2万キロで換えていたと思います。

FullSizeRender
排出された量を見ても漏れている感じはありませんでした。
良かった。

IMG_0482
ドレンボルトのマグネットへの金属片の付着はモッサリしてますが、1万キロでこの程度なら特段気になるものでもありません。

FullSizeRender
交換用オイルはTOTALの80W-90ギヤオイル。
指定量は135ミリリッターで、メスシリンダーで量って入れたあと、フィラーのレベルゲージで調整しました。
この1リッター缶を使い切るのは何年先なんだろうか(笑)




ワカサギ釣り
 
2020年最初のワカサギ釣りに行って来ました。

FullSizeRender
場所はいつもの佐仲ダムです。
ここに来るまで2時間以上も氷点下を走り続けることになり、着ていたイージスでは防寒が間に合わず、コンビニに駆け込んで使い捨てカイロを買って何とかしのぎました。
コンビニが無かったらヤバかったです。

FullSizeRender
この日は月曜日だったので客足はまばら。
遊漁料とレンタルセットの代金を支払い、いつものAドームに向かいます。

FullSizeRender
この日は冬晴れでしたが朝は霧が出ており、午前7時時点の気温は0℃。

FullSizeRender
桟橋は凍り付いていました。

今年から、少しは真面目に取り組もうとデータ取りをおこなうことにしました。
先ずは水温。

FullSizeRender
放射温度計による測定結果は意外と温かく約8℃。
外気温との差が8℃もあり、水面には湯気が立っていました。
水温が高いなら魚の活性も良いかと思ったのですが。

FullSizeRender
さらに、今回から仕掛けも変えてみました。



この仕掛けには疑似餌(ワーム)も付いていて、生き餌の白サシと併用してどの程度の差が出るのかを調べるのも目的のひとつ。

また、重りはレンタルセットの0.8号に代えて1号の蓄光重りを使用しました。

FullSizeRender
さらに、食いのしぶいこの時期の対策として寄せ餌も用意。



FullSizeRender
万全の体制(笑)で望んだ今回の釣果はいかに。

結果はボウズ。
まさかの釣果ゼロであります。
ボウズなんてしばらく経験していなかったから逆に驚きました。
まあ、1匹とかだったらボウズよりタチが悪いんですが。

管理人さんの話では、ここ3日ほど釣果が出ていないとの事で、他の客も全くと言って良いほど釣れていませんでした。
魚探にも反応が無く、どんな道具を用意しても魚が居ないんじゃ釣りようがありません。

せっかくの新しい仕掛けも、これでは評価のしようがありません。
評価は次回以降に持ち越しです。

FullSizeRender
今回は天ぷらにして貰うワカサギはありませんが、昼食はハイマート佐仲で摂ることにしました。

FullSizeRender
この日はぼたんうどん(1210円)を選択。

FullSizeRender
赤味噌仕立てのうどんに猪肉がたっぷり入って、ぼたん鍋気分をお手軽に味わうことが出来ます。
お好みで粉山椒を掛けて頂きます。

今回は残念な結果となりました、これを糧に次回は是非リベンジしたいところ。
魚探欲しいなあ(沼)




ハンドルカバー
 
毎年冬になるとハンドルカバーを愛用しています。


ここ数年、ウラル用にOSSのハンドルカバーを使用していました。
このハンドルカバーは本来スクーター用なので、ウラルのハンドル回りにはサイズが小さすぎ、走行中の風圧でブレーキレバーを押してしまうためブレーキランプが付きっぱなしになると言う重大な欠点があります。


FullSizeRender
そこで新たなハンドルカバーを模索するにあたって、ウラル純正のハンドルカバーがある事に思い当たりました。
何と言っても純正ですからジャストフィット間違いなしだし、ロシアの極寒で鍛えられた製品なら暖かさも保証付きと言うものです。
しかしこのハンドルカバー、使っている人を見たことがないと言う謎商品なのです。
と言うわけで先日ウラルジャパンに立ち寄ったときに購入しようとしたのですが、何と廃番になっていました。

しばらく経って、在庫が見つかったとの連絡があったので改めて購入し、送って貰いました。

FullSizeRender
結構しっかりした収納袋に入っています。
使わない時にしまっておくのに良さそうです。
結構片一方がどっか行っちゃったりするのです。

FullSizeRender
取り付けに際して説明書の類は入っていませんでした。
まあハンドルカバーはどれも同じだろうと高をくくっていたのですが。

FullSizeRender
メーカー名と思われる「DOUBLE 8」のマーク。
しかし検索しても出てきませんでした。
謎です。


FullSizeRender
装着はグリップとレバーをそれぞれ穴に通してスイッチ類をカバーの上から操作する、よくあるタイプでした。

FullSizeRender
しかし中には「HANDLE BAR GRIP SYSTEM」と刻印された謎のパーツが付いていました。

FullSizeRender
何せ取説が無いため試行錯誤してみたのですが、どうやらこのパーツをグリップエンドに取り付け、結束バンドで締めることでハンドルカバーを固定するようです。
なるほど、これなら付け外しに工具が必要なので盗難などの心配が減りますね。
めんどくせー!

しかし、こんな固定をしちゃったらスロットルが回せないじゃないですか。
もしかしてグリップエンドじゃなくてバーエンドを固定するパーツなんですか?
だったら余計ダメじゃん、ウラルにバーエンド無いし。
こりゃ廃番になるわけだわ。
トホホ…。

FullSizeRender
と、嘆いていても仕方がないので無理矢理くっ付けました。
しばらくは様子を見つつ何か方法を考えます。

肝心の暖かさですが、カバーが大きくなって容積が増えたことと開口部が広いことで、以前使っていたものよりも温かくありません。
冬用グローブとの併用が前提の製品なのかも知れませんね。





↑このページのトップヘ