ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2019年11月

電動キックボード
 
以前、広州のバイクに関する記事を書くために中華電動バイクを検索した為か、最近アマゾンなどを見に行くと、やたらと電動バイクを勧められるようになってしまいました(笑)

そんな中、こんな商品が売られていて驚愕。
念のため販売店名などは伏せておきます。

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1200Wのモーターを搭載し最高速度は40km/h、二人乗りも出来る電動キックボード。
しかも公道走行可能だと言うのです。

方向指示器などの保安部品やナンバープレートの掲出もなく、1200Wもの出力の電動機で駆動する乗り物が公道走行可能なはずがありません。
そんなこと素人の私でも分かりますよ。

ところが、この販売者は謎の理論で「公道走行可能」としています。
それがこちら、販売者が根拠としている「証明書」です。

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この「証明書」によると、この電動キックボードは道路交通法における「原動機付自転車」に該当しないので公道走行が可能だ、としています。

その根拠が書いてあったので引用して検証してみます。

日本を含め世界中のどこの国を見渡しても電動キックボードの公道走行を禁止する国はありません。
従って【電動キックボードは公道を堂々と走る事ができます】
世界の常識に逆らって日本だけが電動キックボードは公道走行を禁止する事など出来ません。
日本だけが禁ずる為には新たな法律の制定が必要です。
日本国内の公道で使用される乗り物の話ですので世界の常識は全く関係ありません。
日本国内では日本の法律だけが有効です。
それに日本でも電動キックボードの公道走行を禁止していません。
定められた保安基準を満たし、ナンバープレートを取得し自賠責保険に加入すれば堂々と公道を走行できます。
この販売店が販売している商品がそれらの条件を満たしていないので公道走行出来ない、というだけの話です。

「電動キックボード」は座席すらなく、下記道路交通法で定義された「車」とは明らかに違います。
従って原動機付自転車では無く大きさも危険度も自転車よりも遙かに小さい単なる遊具です。
道路交通法は運転免許や通行区分、最高速度など、公道での運用を定めた法律で、公道走行の可否には関係ありません。
公道走行の可否を定めているのは道路運送車両法の保安基準によります。
この車両は1200Wの電動機を動力とする二輪車なので、道路運送車両法施行規則別表第一の規定により二輪の軽自動車となります。

「電動キックボードには座席が無いから車ではない」と主張していますが、座席が無いので保安基準第22条を満たしておらず、公道を走行できません。


上記の通り、支離滅裂な内容で全く意味をなさない「証明書」となっており、こんなものを警察に見せたところで摘発を免れることは出来ません。
交通違反はあくまで違反した者の責任であり、「知らなかった」「販売店に騙された」は通用しません。

この「証明書」を発行したとされる「日本電動キックボード交通安全協会」なる団体について検索してみましたが活動実態が無く、電動キックボードの業界団体「マイクロモビリティ推進協議会」とも無関係のようです。

さらに、この販売店のものと思われるブログを見つけましたが、これがまた凄い内容でした。
(デマ拡散防止のためリンクは張りません)

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【個人名などは伏せています】

警察官が法律に疎いことに付け込んで、デタラメな法解釈をまくし立て、相手が折れたところで言質を取って「警察が認めたから公道OK」だと主張しています。
当たり前ですが、こんなやり方でその場での摘発を逃れたとしても、それは単に目こぼしであって、今後も通用するわけがありません。
それをあたかも合法であるかのように吹聴するのは、販売店の態度として大きな問題があると言わざるを得ません。

電動キックボードが次世代の移動手段として世界的に普及し始めているのは事実で、日本でも普及に向けた数々の取り組みがおこなわれており、業界団体も立ち上がっています。
そんな中、一部の販売店が公道走行に適さないものを公道走行可能と偽って販売したり、知らずに購入した人が公道で事故を起こすなどの問題が起こっているそうです。
早ければ来年度にも規制緩和されるとの噂もある中、軽はずみな行動はくれぐれも自重してもらいたいと思います。



アルペン
アウトドアーズ
 
関西で2店目となる、アルペンのアウトドア用品専門店「アルペンアウトドアーズ明石大蔵海岸店11月1日に開店したので行って来ました。

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元々ゴルフ用品店の「ゴルフ5」が有ったところがアルペンアウトドアーズになったようです。

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開店時刻の30分前に到着すると、既に長蛇の列が出来ていました。

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通常の入店待ちの列と、数量限定品を買うための列に分かれて開店を待ちます。

店内の写真撮影が可能かどうかが分からなかったので写真はないのですが、とにかく尋常ではない広さでした。

スノーピーク、コールマン、ロゴスなどの有名ブランドはそれぞれ独立したブースがあり、お目当ての品を探しやすくなっています。
これらのブースにはメーカーの社員が常駐していて、商品に関する質問にも答えてくれるとの事。
また中央には広大なウッドデッキが用意されており、スタッフのレクチャーを受けてテントの試し張りも出来るそうです。

品揃えも豊富で、バイオライトキャンプストーブソロストーブなど、いわゆるアウトドアコーナーではあまり見かけないような製品も置いてありました。
反面、ユニフレームのケトルトランギアのメスティンなど、他の店でも品薄の商品はやはり置いていませんでした。
有るものは有る、無いものは無い、みたいな感じです。

その他、おしゃれキャンパーが好みそうな装飾的なグッズも多数揃えていて、やっぱり昨今のキャンプブームに迎合した品揃えなんだなと感じました。

実用重視のガチキャンパーや、とにかく安い物を買って知恵と工夫で何とかする中華グッズ愛好家のような人達とはベクトルが違う感じです(笑)
バイクキャンパーの私としても、一つのグッズで何役もこなし、積載は極力小さくすることに特化してしまっているので、デカいミニバンに積めるだけ積み込むようなスタイルのキャンプ道具には残念ながら興味がありません。

しかし、これほどの規模の店なので、ちょっとした小物や急に必要となったものを買いそろえるのは簡単にできそうです。

今のところ人も多く駐車場も満車が続いていますが、少し落ち着いたら店内をじっくり見て回ってみたいと思いました。





レストイン多賀

高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)には、長距離利用者の為のシャワーや宿泊施設を持つものもあります。
今回はその一つ、名神高速道路多賀SAにある「レストイン多賀」に泊まってみました。

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多賀SAに着いた時にはすっかり暗くなってしまっていました。
ここから帰宅しようと思えば可能な距離ですが、夜間は出来るだけ走りたくないので宿泊することにしたのです。

レストイン多賀は多賀SAの下り線側にありますが、多賀SAは陸橋で上下線を人が行き来出来る構造なので上り線利用者も利用することが出来ます。

駐車場はSAの駐車場を利用します。
レストイン多賀は多賀SAのメイン施設から離れているので、近くの駐車マスが空いていました。
多賀SAの駐車場と兼用する関係上、車内に貴重品を置かないように注意します。

フロントでチェックイン手続きして、部屋のキーを受け取ります。
普通のビジネスホテルと何ら変わりません。
なお、部屋は全室禁煙室です。

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室内。
テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、アメニティも用意されていて、少し狭いものの一般的なビジネスホテルのシングルルームと遜色有りません。

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洗面所。
トイレと一体ですが風呂はありません。

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トイレは温水洗浄便座付き。

風呂はロビー横の大浴場を利用します。ちなみにサウナ付き。

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部屋に備え付けのタオルを持ってフロントに行き、ルームキーと引き換えに脱衣ロッカーキーを受け取ります。

食事は多賀SAのフードコートやレストランを利用します。
多賀SAにはコンビニのファミリーマートがあるので弁当やインスタント食品を買うことも可能。

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ただし、SAでは酒の販売が無いので、コンビニでもノンアルコールビールしか売られていませんでした。
なお、ホテルへの酒の持ち込みについては特に制限は無いようです。

室内は静かで車の走行音も気にならず快適に眠れました。

あと、SA内の宿泊施設ならではの特典として、ETC利用時、利用中の高速道路の料金が全線3割引になります。
これは高速道路上で宿泊することで、午前0時~4時の間に高速道路上に滞在していれば入口出口の通過時間に関係なく全区間の料金が3割引になる「ETC深夜割引」の対象となるためです。

これらを考慮すると実質の宿泊料金はかなり低めだと言えます。

宿泊しなくても風呂だけの利用や休憩室での仮眠利用も出来るので、行程に組み込めば快適なプランが組めそうです。

クラウザー・ドマニ
 
オートバイ用パニアケースなどを製造しているドイツのクラウザー社は、実は小数ながら独自のオートバイも手がけています。
中でもサイドカーである「クラウザー・ドマニ」は「究極のサイドカー」とも呼ばれサイドカー乗りの間では伝説的な車両です。
ちなみにタイトルの「魅惑のサイドカー」とは当時の日本代理店が公式サイトで付けていたキャッチコピー。

その全生産台数は300台に満たないと言われています。

その貴重なクラウザー・ドマニを目にする機会が突然訪れました。



何と、ヤマハオートセンター岡崎本店に中古車が入荷したと言うのです。
それも2台!

そこで、富士山からの帰りに岡崎へ立ち寄ることにしました。


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到着。
どこにあるんだろう?

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と思ったら、入口のところに思いっきり置いてありました。

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スクリーン内の2灯ヘッドライトとBMW・K1100のエンジンを搭載しているので中期モデルの日本仕様のようです。

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計器や操作スイッチなどはK1100のものがそのまま使われているようです。

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パッセンジャーシート。
座面が深くスクリーンがせり出していて、どうやって乗り降りするのか全く想像が付きません。
奥に見えるのはサイドブレーキレバー。

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一応トランクもあり、最低限の実用性は確保されています。


奥には整備中のもう一台がありました。
お店の方に許可を得て見せて貰いました。

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整備の為、カウルは外されています。

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スクリーンの外に1灯のヘッドライトとBMW・K1000のエンジンを搭載しているので、初期モデルのドイツ仕様のようです。


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普段見ることが出来ないフレーム構造。
創業者のミヒャエル・クラウザーが「理想のサイドカー」のコンセプトでレース用サイドカーの技術を導入して設計されたステアリングシステムです。
フレームはメッサーシュミット製。
重量配分の関係で燃料タンクは本車後輪横、本車と側車の中間に設置されています。

この、本車と側車が一体となったフレーム構造は日本に導入するとき問題となったそうです。
と言うのも警察庁の見解だと、本車と側車を分離できない構造のものは、道路交通法の三輪の普通自動車に区分されるためです。
しかし、最高速度180km/hに達する性能を持つこの車両を、オートバイの操作技能の無い者が運転するのは危険だとして輸入元がロビー活動を行い、晴れてサイドカーとして認定されたと言われています。

しかし、サイドカー乗りの観点からすると、この説明には疑問があります。
何故ならサイドカーに乗る場合、車両を傾けて旋回する自動二輪車の特性が身についている事が邪魔になることが多いのです。
サイドカーの特性に早く順応させたいなら自動二輪免許所持者より普通免許所持者のほうが有利なのです。
これはサイドカーの販売店も同様のことを言っています。

ただ、普通自動車になるとヘルメット装着義務がなくなるので、安全上それを嫌ったのかも知れません。
これは私の想像ですが、諸々の理由で「輸入元がサイドカーとして導入したかったから」が正直なところではないかと思います。

因みにこの2台、ツイッターで公開後大反響が有ったそうで、既に2台とも売約済みとなっていました。


さて、私がクラウザー・ドマニに夢中になっている間に、私のウラルの周りはこんな風になっていました。

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ここには店員も客もバイクが好きな人が集まっているんだから当然ですね(笑)




ほうとう小作
 

山梨と言えばほうとう、と言われるほど今や定番となったほうとう、河口湖周辺では大小様々な店がそれぞれの味のほうとうを提供しています。
私も富士山に通うようになってからほうとうにはまり自作したりしていますが、なかなか難しいもので、店のような味にはなりません。

実は今まで有名チェーン店のものを食べたことがありませんでした。
理由は簡単で、いつも混んでいるからです。
広大な駐車場に観光バスが何台も駐まるようなところでは、昼時に行ってもまず席がありません。
しかし、これだけ大人気になるのだから、大手にはそれだけ客を引きつける何かがあるのではないかと思い、今回のツーリングでは、それら大手チェーン店の中から「ほうとう小作」河口湖店に行ってみることにしました。

鳴沢から国道139号を河口湖方面に進み、さらに県道707号を河口湖方面に進むと、「ほうとう小作」河口湖店が見えて来ました。
しかし…

昼時は混むからと11時には向かったのですが、すでに駐車場入る為の長蛇の列が出来ています。
道路に並ばせないように、警備員に駐車場入口を入ったところまで誘導され、そこで駐車場待ちが約10分。

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警備員の誘導で空き駐車マスにウラルを滑り込ませたら、ようやく店内へ向かいます。

当然ながら店内は満席で、リストに名前を書いて順番待ちをします。
リストによると私の前にはざっくり約30組80人ほどが待っている模様。
この店には別室の待合室があり、ほうとう以外の物産品も扱うお土産コーナーもあって、一応暇つぶしは出来そうな感じです。
しかし、リストの20組50人ほどが10分ちょっとで捌けてしまいました。
公式サイトによると、こちらのお店は席数が250席もある広大な店舗で、その分客の回転も早いようです。
逆に言えば常に250席が満席になるほど次々と客が押し寄せている訳ですが。

結局25分ほど待って、ようやく席に通されました。
席は囲炉裏の周囲に16人が座るもので、基本相席となります。

店員さんは常に忙しく動き回っており注文を聞きに来ることは無いので、声を掛けて捕まえます。
順番待ちリストの近くにメニューが置いてあるので、あらかじめ注文を決めておき、店員さんが水とおしぼりを持ってきたタイミングで注文しておくとスムーズです。

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この店の名物は熟瓜(かぼちゃ)ほうとうとの事ですが、私は前から気になっていた茸(きのこ)ほうとう(1600円)と馬刺し(1050円)を注文しました。
山梨は馬刺し文化圏なので馬刺しは外せません(笑)

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先に馬刺しが到着。
赤身のさっぱりした味がクセになります。
本当はビールも欲しいところ。

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こちらの馬刺しは少し厚めに切られているようです。
薬味はネギとショウガ。

近くの席の白人男性が馬刺しを食べる私を物珍しそうに見ていました。
あちらの人達にはお馬さんを食べると言う発想が無いでしょうからね。

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そして茸ほうとうが到着。
たっぷりの茸と野菜に圧倒されます。

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こちらのほうとうは厚みのある麺でした。
茸ほうとうにも大きなかぼちゃが入っています。

お味のほうは茸ほうとうにした為か、ちょっと醤油味が強めの味付けでした。
かぼちゃほうとうならかぼちゃの甘みと釣り合って程よい味付けになるのかも知れません。
量はたっぷり入っており満足できます。

代金の支払いがカード払いにも対応しているのは、さすが大手チェーン店。

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店の前には露店も出ていて、まるで一種のアミューズメント施設のようです。
これほどの客が来る大手チェーン店ならではだと思いました。




70台の広大な駐車場と250席の客席、これほどの客数を捌けるのは大手ならでは。
ほうとう以外のメニューも充実している。
カード払い対応も嬉しい。



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