ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2019年10月

ナマステ


山口県宇部市へ出張してました。
宇部には初めて来たのですが、何と言うか、車が無いと不便なところで。
新幹線で厚狭(あさ)まで行き、在来線で宇部まで行ったのですが、厚狭では対応していたICOCAが宇部では対応してませんでした。
入場できるのに出場できないなんて、最初に言ってくださいよって感じ。
ここまでの料金を現金で支払って証明書を貰い出場。
近くのホテルにチェックインした訳ですが、19時位なのに周囲には灯りが少なく、食事出来そうなところがありません。
ちょっと先にショッピングモールが見えたので惣菜でも買えるかと思い行ってみました。
するとそこにインド料理の看板を発見。

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名前は「ナマステ」。
インド料理店で「ナマステ」とか、どこにでもありそうな何ともベタな名前ですが(笑)、後で調べてみると山口県を中心に展開しているローカルなチェーン店だそうで。
「迷ったらカレー」が信条の私は迷わず入店を決めました。

定番の「タンドリーチキンセット」(1370円+税)と、生ビール(454円+税)を注文しました。
セットのナンをプラス150円(+税)でチーズナンに変更。

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セットに付属のスープはスープサービスで飲み放題。

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スープは2種類あり、こちらはベジタブルスープ。

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こちらはチキンスープ。

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スープを飲みながら待っていると料理が到着。

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セットのサラダにはパーパルが付いてきました。
個人的に、パーパル(パーパド)を出す店は信用できると思ってます(根拠なし)。

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選べるカレーはマトンカレーを選択。
日本にもインド料理店は多いですがマトンを出す店は意外と少ないです。
しっかりした歯ごたえと独特の風味は間違いなくマトンでした。
辛さはインド料理の標準だという「3」を選択したのですが、私には少し物足りませんでした。

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タンドリーチキンは食べごろサイズでした。

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チーズナンをつまみにビールを。

客層はファミリー向けのようでしたが、リーズナブルな価格で楽しめる店でした。








アップデート
 



ウラル・ジャパンは10月28日に更新したニュースレターで、2020年モデルでのアップデート内容を公表した。

変更点は次の通り。

リアブレーキセンサーの変更

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リアブレーキセンサーが変更され、性能が向上したという。

ウラルのリアブレーキスイッチはブレーキの油圧を検知して作動するもので、ブレーキホースと共締めされる。
しかし、HBのブレーキキャリパーは形状が複雑でエア抜きが難しく、エアーが噛んだ場合リアブレーキランプが作動しなくなることが度々あった。
今回の変更により、この現象が少しでも改善されていれば良いのだが。

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形状は従来のものと変化が無いようなので、耐久性が向上したのかも知れない。
新しいリアブレーキセンサーは2016年モデル以降のモデルにも使用可能とのこと。

フロントフォークの変更

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フロントフォークのベアリングにシーリングが追加され、ベアリングの耐久性が向上したらしい。

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従来モデルの構成と比較してみると、シーリングの部品が増えていることが分かる。
このフォークもレトロ以外の2014年モデル以降のウラルに使用可能とのこと。

リアスイングアームの変更

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同じくリアスイングアームもシーリング部品が追加されている。

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従来モデルから部品点数が増えていることが分かる。
こちらもレトロ以外の2014年モデル以降のウラルに使用可能とのこと。

サイドカーダンパーの変更

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ダンパーの中にスプリングが内蔵され衝撃吸収性能が向上したという。
てか、従来モデルはただのゴムの塊だったのか。
知らなかった(笑)

大幅な変更となった2019年モデルに対して、2020年モデルではわずかな変更に抑えられているが、それだけ品質が向上して改良箇所が少なくなったとも言える。
従来モデルとの互換を残しているのもユーザーとしてはありがたい。



香港SIM

 
今やスマホが無ければ何も出来ない世の中です。
世界のどこに行っても通信インフラの確保は必須となっています。
以前、アメリカに行ったときは日本で契約したWi-Fiルーターを持っていきました。
しかし実際に使ってみると制限が多い上、何より一ヶ月で2万円以上と使用料が高価でした。
そこで今回の中国出張では日本で安く手に入る海外SIMを使うことにしました。

中国は国策によりGoogleやTwitterなどのサービスの使用が制限されています。
いわゆる金盾と言うやつです。
私は仕事にGmailやGoogleカレンダーなどGoogleのサービスを使いまくっているので、Googleが使えないと死活問題です。
そこで中国でGoogleなどのサービスを使う方法は無いかと調べてみたところ、香港のChina UnicomのプリペイドSIMを使うと中国でもこれらのサービスを使えることを知りました。



SIMカードに付いてきた日本語取説では、SIMカードを指すだけでアクティベーションが完了すると書いてあったのですが、iPhoneで使う場合はApple IDによる認証が必要だったのでWi-Fiが繋がっている必要がありました。
Wi-Fiさえ繋がっていれば、特に何も設定すること無く使えるようになりました。

このSIMカードは使用開始した日を含めて8日間で通信量2GBまで使用でき、それを超えると通信速度が制限されます。
また通信量が残っている間はテザリングも使用できます。
データSIMなので通話は出来ず、電話番号が分からないのでSMSも使用できません。
SMSについては方法があるのかも知れませんが、現地に居る間に見つけられませんでした。

このSIMカードは期限が切れたり容量が超過してもリチャージすることでまた使えるようになります。
ちょっと苦労したので備忘録として書いておきます。

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アクティベーションしたときに通信会社から送られてくるSMSにリチャージのURLが記載されていますので、ここからアクセスすると楽です。

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China Unicomのサイトに繋がりました。
「Top-up」をタップします。

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「Locality」は「HongKong」を選択。
Amazonのレビューでは、「国名に『Japan』が選択できないのでチャージ出来ない」とありましたが、HongKongを選択すればOKでした。

「Number」の欄にはSIMカードの台紙の裏に書かれている19桁の番号を入力します。
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上部のバーコードの部分です。

入力したら「Top Up Now」をタップ。

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支払いにUnicomのクーポンを使うかの選択画面。
クレジットカード支払いは実質VISAカードしか使えないようです。
「VISA/UnionPay Card/Alipay」を選択して「Recharge」をタップ。

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「HK-Mainland 8 day Data Sim($150)」になっていることを確認。
リチャージ費用は98HK$(約1270円)
良ければ「Top Up Now」をタップ。

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年齢と注意事項の確認画面。
「VISA/UnionPay Card」を選択し、チェックマークを入れて「OK」をタップ。


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ここから支払いサイトへ移動します。
金額を確認して「VISA」マークをタップ。

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カード番号などを入力して、「提交」をタップ。

これでまた8日間使えるようになります。
チャージの料金より日本でプリペイドSIMを買うほうが安いので、期間が決まっている場合は、その分の枚数を買っておくほうがお得ですが、出張などで急に滞在期間が延長された場合などはチャージ出来ると助かりますね。

最近はどこの国でも旅行者用の格安プリペイドSIMを販売しているので、あらかじめ準備してお得に利用して行きたいですね。




食在広州
 
昔からこの様に言われ、広州には旨いものが集まるとされています。
せっかく広州に来たのだから、こちらでしか食べられないような旨いものをと思ったのですが。

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初日からコンビニでカップ麺買って食ってました。
しかも日清ラ王です。価格は失念(たぶん5元=約75円ぐらい?)
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こちらのラ王(拉王)はカップヌードルのような容器に入っています。
しかも何故か日本のゲーム「サムライスピリッツ」の「ナコルル」が描かれています(笑)

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蓋を開けると内部に折りたたみ式のフォークが入っていました。
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伸ばして突起を嵌めると固定されるようですが、嵌め合いの位置が微妙にズレていて嵌まりませんでした。
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仕方が無いので自前のフォークで食べました。
味は薄い豚骨味。
台湾でも思ったけど、こちらの人の好みなんでしょうか。
日本人には少し物足りなさがあります。


続いて麦当労(マイダンラオ)。
はい、マクドナルドですね。
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注文したのはもちろんビッグマックセット。
メニューを指さすだけで簡単ですからね。

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ビッグマックの価格は国際的な物価水準を測る手段「ビッグマック指数」として知られていますので、海外に行くと一度は食べることにしています。
こちらでのビッグマックは単品で25元(約375円)と、日本と比べても結構なお値段ですが、セットになると、マックフライポテトとコーラ(どちらもM相当)が付いて31元(約465円)と、かなりお得になります。
要は、ポテトとコーラが異様に安いんじゃないかと想像しています。

肯塔基(ケンタァジィ)にも行きました。
ケンタッキーフライドチキンです。
こちらでは何と、オリジナルチキンは単品以外売っていないと言う不思議な品揃えでした。
こちらも注文の仕方が分からなかったのでセットメニューを適当に指さして注文しました。

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それがこちら。価格は31元(約465円)
セット内容は老北京鶏肉巻、クリスピーチキン的なもの、ペプシコーラ。
老北京鶏肉巻と言うのはいわゆる北京ダックのアレンジで、本来はアヒル肉やらネギやキュウリを甘辛いタレと共に薄く伸ばした小麦粉を焼いた皮で巻いて食べるものを、アヒル肉を鶏肉にアレンジしています。
まあ、早い話が中華味のツイスターなんですが、ピリ辛で、なかなかの美味でございました。

日本との違いが一番大きかったのは必勝客(ビィションクゥ)ですかね。
ピザハットです。
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日本では宅配ピザチェーンとして知られるピザハットですが、こちらではカジュアルなレストランと言った感じで、イートインが出来るだけで無く、ピザ以外にもステーキなどの洋食メニューが豊富で、ピザはむしろおまけ的扱いです。

で、私が注文したのは蛋包飯(オムライス)(46元=約690円)なのですが、これが何とタンポポオムライスなのです。
あの伊丹十三監督が発案し、たいめいけんが商品化した、ライスの上に半熟のオムレツを載せてナイフで切ると、ライスの上に卵がとろ~りと広がるアレです。
まさに目の前で、服務員(フウヤン=店員)さんがあのパフォーマンスをやってくれるんですよ。

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ちなみに掛かっているのはデミグラスソースでは無くビーフカレーでした。何故なのか。
いや旨かったけど。

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もちろんピザも食べました。
日本でもおなじみのスーパーシュープリームです。
普通装(Mサイズ)で76元(約1140円)。
味は日本のものよりもチーズ感が少なかったです。
どうもこちらのチーズは味が薄い気がします。
こちらの人の好みなのでしょうか。

さっきからファストフードばかりなんですが、一応中国料理も食べました。

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何か広州は川エビが名物っぽくて、エビの入った水餃子(28元=約420円)とかがよく売られていました。
こちらは香港料理らしいです。

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ショッピングモールのフードコートで食べたワンタンスープ(10元=約150円)。
作ってるのを見たらめっちゃインスタントでしたが意外に旨かったです。
ワンタンは代表的な広東料理の一つですよね。

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蘭州ラーメンです。
これは鶏蛋拉麺(11元=約165円)。
普通のラーメン(10元=約150円)よりも高く、日本の月見うどん的なものを想像してたんですが、まさかの目玉焼きトッピングでした。
胡椒の利いたスープで、麺は細めのストレート麺。
場末の店なのに行列してたので入ってみたら当たりでした。

一応は他にも色々食べたんですけど、印象に残ったものを並べてみました。
食在広州とは広州の食べ物が旨いんじゃなくて、広州に旨い食べ物が集まるって意味らしいです。
確かに色んな地域の色んな料理が揃っていて飽きることがありませんでした。



広州
 
帰国しました(ずいぶん前に)

と言うわけで、仕事でしばらく中国・広州市に行ってました。
広州市は北京、上海に次ぐ中国で3番目の大都市なのですが、私が居たところは中心部からかなり離れた小さな町でした。
それなりに賑やかではあったのですが、どっちかと言うと下町的な雰囲気の強いところでした。

せっかく広州に行けたので、現地で見聞きした事をブログに書こうと思ったのですが、滞在期間が短く休みも少なかったので、あまり書くことがありません。
そこで今回は、私が滞在中に見かけた広州のバイク事情について書いてみます。

電動バイク天国

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中国では排気ガスによる公害が社会問題になっており、国を挙げて自動車の電動化を進めています。
中でも小排気量バイクは早くから電動化が進められており、見た限りでは、50ccクラスのスクーターはほぼ100%が電動車です。

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写真を見ての通り、マフラーがありません。
無段変速機に見える物はスイングアームを隠すための樹脂製カバーです。

電動車の性能は見たところエンジン車と遜色は無く、車の流れにも十分乗って走っています。
走行音はほぼ無音で、風切り音とタイヤノイズが多少聞こえる程度で、環境負荷の面では圧倒的に有利です。
反面、交通マナーの良くない中国では平気で逆走や歩道を走るバイクが居るので、気を付けていないと歩道に居ながら無音のバイクに跳ねられそうになります(汗)

ビーノ天国

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広州ではビーノのコピー車両を多数見かけました。
上記はaima(爱玛)と言うメーカーのもので、もちろん電動車です。
メーカーサイトによると現在は製造されていないようですが、海外サイトで画像を見ることが出来ます。

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他にも多数のメーカーがコピービーノを発売しているようです。
中には前半分がビーノで、後ろ半分がジョルノと言う、新型ビーノを先取りしたようなキメラ車両も見かけました。

謎バイク天国


広州で見かけた、さすが中国らしいと言うか、謎のバイク達です。

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DUCATIではなくDUKATIです(笑)
しかもタンクにはNinjaステッカーが!

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よく見てください。
Kawasaki(カワサキ)ではありません。

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Keweseki(ケウェセキ)
です(笑)
Kewesekiは広州の黄川摩托车と言うメーカーのブランドで、アフリカなどの新興国で安価な「日本の」バイクとして人気だそうです。
車両自体はスズキのGN125のコピーのようです。

その他

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台湾ではヤマハのバイクをよく見かけましたが、こちらではホンダをよく見かけました。
これはCB190R。

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こちらはアドベンチャーモデルのCB190X。
パニアケースがイカしてます。

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こちらは台湾のSYMのスクーターです。
大排気量車はまだエンジンが主流のようです。

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こちらは中国のCF MOTOと言うメーカーの400NK。
品質は分かりませんが、見た目はよく頑張っています。


パクリはともかく、中国産バイクの品質も現在ではかなり向上しているようです。
特に電動車の普及度に関してはかなり先を行っている印象でした。
群雄割拠する電動車メーカーの中から次代を担うところが出てくるかも知れません。



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