ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2019年06月

名古屋へ


毎年この時期には「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」(SSTR)が開催されます。

SSTRは冒険家の風間深志さんがプロデュースしているツーリング・イベントです。
日の出から日没までの間に、日本各地の太平洋側からゴールである石川県羽咋(はくい)市の千里浜海岸を目指すというもので、今年で7回目。
参加者は年々増大しており、今年は3千500名を超える参加者が日本全国から千里浜を目指します。

SSTRは競技ではないので、到着順や走行距離は全く関係なく、参加車両もバイク、またはトライクであれば排気量や車種を問いません。
出発地点やコースも参加者の自由となっています。

私は昨年初めてSSTRに参加しました。
初参加なので勝手が分からず、取り敢えず完走を目指して神戸から高速道路で千里浜を目指しました。
完走はしましたが、特にドラマチックな展開がある訳でもなく、正直なところあまり面白いとは思いませんでした。
これは風間さんもおっしゃっていましたが、SSTRは各自が決めたテーマに沿って走るラリーであるため、どのようなテーマを選定するかで面白さが変わってくるのです。
テーマは各自それぞれで、最長距離を目指したり、最短時間でのゴールを目指したり、立ち寄り地のポイントを多く獲得したり、特定の場所へ立ち寄ることを目指したりと、色々あります。

では私はどんなテーマで走るかを考えたときに、思い付いたのが「最小排気量=原付で走る」でした。
原付でSSTRに参加した人は既にたくさん居て、特に珍しいテーマではないのですが、今まで何度か原付でツーリングをおこない、それなりの楽しさがあることは分かっているので、その延長上としてSSTRを走ろうと思いました。

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コースを検討した結果、名古屋付近の海辺から出発すれば日没までにゴール出来ることが分かったので、前日に出発地点の名古屋へ移動することにしました。

自宅から名古屋まで約200km。
原付が通行出来ないバイパスや幹線道路を避けながら走ること約8時間。
名古屋港近くのホテルへ到着。
遵法運転にもかかわらず、意外にも予定より1時間も早く到着しました。
原付は平均速度が遅い分、渋滞などの影響を受けにくいようです。

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ホテルの駐車場にはゼッケン付きのバイクがずらり(笑)

チェックイン後、出発地点の下見を兼ねて名古屋港ガーデン埠頭へ。

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南極観測船「ふじ」。

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練習帆船「日本丸」。

この辺りから出発するつもりだったのですが、周辺道路が一般車両進入禁止になっており、出発地点を見直す必要が出てきました。
同じく名古屋港出発を目論んでいたライダーさん達も、急遽金城ふ頭や稲永埠頭に出発地を変更するようですが、原付だとちょっと遠くなってしまいます。


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さて、どうしたものか、ホテルで飲みながら考えます。

次回へ続きます。


アドベンチャー
 
ビーノXC50Dは免許取りたての女子高生でも片道100kmのキャンプツーリングをこなせてしまうほどのアドベンチャーツアラーとして世界的に知られています(笑)
実際250kmの航続距離と見た目以上の積載能力はツーリング用としても充分な性能を持っています。

そんなビーノをツアラーとして更に快適にするための装備を追加してみました。

USB電源

スマホのナビアプリを使う関係で、ハンドルにマウントを装着していましたが、これまで電源はモバイルバッテリーから供給していました。
今回、アクションカメラを使用するため、USB電源を追加することにしました。

今回装着するのはデイトナのスレンダーUSBです。

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このキットはブレーキスイッチから手軽に電源を取れるハーネスがセットになっていて、車両本体を無改造で2ポート最大4.8AのUSB電源が取り出せます。

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ところがビーノのブレーキスイッチはこのハーネスに対応しておらず、取り付けできませんでした。

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仕方が無いのでサービスマニュアルとにらめっこしていたところ、ホーンから電源が取り出せることが分かりました。
ビーノの構造は高度に合理化されていて、ヒューズも15Aのメインヒューズひとつだけです。
キースイッチに連動する電源がホーンに配線されています。

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ホーンから電源を取れるよう、付属のハーネスを加工しました。
なお付属品に結線コネクタが含まれていますが、不具合が起きやすいので使ってはいけません。
必ず圧着端子を使用して結線しましょう。

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変圧器はフロントカウル内の配線に結束バンドを使って共締めしました。

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電源取出口は意外と大きく、ハンドル回りの配線やケーブルに干渉して取付位置が制限されます。
仕方なく、この位置に取り付けました。

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USB電源チェッカーを使用し、キーオンで5Vが出力されることを確認しました。


ヘルメットホルダー

ビーノにはメットインスペースがありますが、私が使用しているショウエイJ-Cruiseは入らないので、ハンドルにヘルメットホルダーを取り付けました。

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何と便利なコンビニフック付き(笑)


時計

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2りんかんで売られていた安っすいデジタル時計を貼り付けました。
位置関係上、走行中に見ることは出来ません(笑)


てるぼう

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私は超絶雨男なので、いちるの望みを掛けて満を持しての導入。



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フル装備の図。
どこから見てもアドベンチャーツアラーです。

最後にこれを貼り付けました。


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マジか!

マジだよ!



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