ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2019年04月

ホイール

リム割れの保証交換で前輪のみ2019年モデルになった私のウラル。

2019年モデル発表時の公式アナウンスでは「ハブがスペアも含めた全輪共通となった」とありました。
2018年までのモデルでは前輪、後輪、側車輪と全てのハブが異なっており、ホイールのローテーションはできませんでした。
スペアにはどれにでも付けられるハブが用意されていましたが、この特殊な仕様のためスペア装着時の最高速度は80km/hまでの制限がありました。
2019年モデルでの仕様変更により、通常のホイールとスペアとの差は無くなり、スペアに交換しても通常通りの運用が出来るようになりました。
また、ハブが共通なのでホイールのローテーションが出来るようになり、タイヤの寿命が延ばせるようになるのではないかと言われていました。

FullSizeRender
しかし、今回装着された2019年モデルの前輪にはドライブシャフトとホイールを連結するための「スプライン・フランジ」と言う部品がありません。
もちろん前輪として使用するには全く困らないんですが、これではホイールのローテーションは出来そうにありません。
「ハブが全輪共通」という話はどこへ行ってしまったんでしょうか。

この件についてディーラーにもウラルジャパンにも訊いてみたんですが明確な回答が得られなかったので帰宅してから調べてみました。

uralcatalog1
ウラルはパーツリストをウェブで公開しているので、こちらでパーツを調べてみました。
これによって、色々と興味深いことが分かってきました。

まず、各輪の部品構成の違いから。
ハブ以外の、リムやスポークなどは共通なので割愛。
また、ブレーキディスクは元々全輪違っていて、ホイール入替時に移設して使うことになっています。

2019 front wheel
まず前輪は、ハブ(IMZ-8.1040-06017-01)に、スペーサー(IMZ-8.1040-06132)、ディスタンスブッシング(IMZ-8.1040-06133)、カラー(IMZ-8.1040-06006-01)、カバー(IMZ-8.1040-06140-02)の構成。

2019 rear wheel
後輪は、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)と、インターメディエイトブッシング(IMZ-8.1240-07203)で構成。

2019 sidecar wheel
側車輪は、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)に、カバー(IMZ-8.1040-06140-02)とスペーサー(IMZ-8.1040-06143-02)の構成。

2019 spare wheel
スペアは、ハブ(IMZ-8.1041-06017-01)と、インターメディエイトブッシング(IMZ-8.1240-07203)の構成。

こうして見てみると、前輪ハブだけは他のハブと異なっています。

2019 front hub
ハブの部品構成を見てみると、ハブ本体は同一(IMZ-8.1040-06020-01)で、前輪とその他の違いはスプラインフランジ(IMZ-8.1037-07105-10)の有無であることがわかりました。

2019 rear hub
また、後輪とスペアのハブ周りの構成は全く同じなので、スペアが全輪に装着できる以上、前輪と側車輪にも後輪と同じハブ構成で使用できるはずです。
にもかかわらず、前輪、側車輪、後輪とで構成が異なっているのは見た目とコストの問題と思われます。
しょーもないところでケチってないで、全輪同じにしたほうが管理コストが減るだろうに(汗)

と言うわけで、2019年モデルの前輪はスプラインフランジ他必要部品を追加すれば全輪で使い回せるように出来るのではないかと言う結論です。

ただし、これはパーツカタログから調べた書類上の話なので、同じパーツナンバーでも途中で形状が変わることがあるウラルの部品のことですから、実際にくっ付けてみないと断言することは出来ませんね(汗)
まあ、面白そうなので機会があれば部品を取り寄せてみたいと思います。


ホイール交換

先日ウラルの前輪のリムに亀裂が見つかったことを書きました。

IMG_6161
【亀裂の入ったリム】


新しいリムを取り寄せて貰うためにディーラーに連絡したところ、ディーラーがウラルジャパンに交渉してくれて、保証期間は過ぎていましたが保証で交換して貰えることになりました。

ディーラーへ車両を持ち込むため前輪をスペアに入れ替えようとしたのですが、ががが。

FullSizeRender
アクスルシャフトがベアリングと固着してしまっていて抜けません。

色々試したのですが、どうにもならないので諦めて復元しました。

翌日。

FullSizeRender
ウラル関西にやって来ました。

FullSizeRender
事前に連絡を入れておいたので早速交換作業開始です。

FullSizeRender
2019年モデルの前輪ホイールが準備されていました。
リムだけでは無くタイヤも含めたホイールごと交換するそうです。

FullSizeRender
「08/18」と製造年月を示す文字が。
旧リムは刻印だったのですが新リムは印刷です。

固着していたアクスルシャフトも整備士さんは難なく外してしまいました。
さすがはプロです。

FullSizeRender
無事、新しいホイールに変わってめでたしめでたし、と思ったら。

FullSizeRender
いつの間にかスクリーンのボルトが取れて無くなり、グラグラの状態に。
これも応急処置をしてもらいました。

ディーラーを出発し、下道を走ること一時間弱。

FullSizeRender
ウラルジャパンに到着。
ちょっとした買い物をして帰路につきました。
何を買ったかは、また後日。



グリース

定期整備の季節がやってきました。
私のウラルは12月納車なので、本来1年点検は12月ですが、いつもこの時期におこなうことにしています。
理由は青空ガレージなので冬の寒い中作業をしたくない事と、私のスケジュール的に5月、6月が、バイクがもっとも稼働する期間だからです。

この日はグリース注入をおこないました。

ウラルの取扱説明書では1万キロ毎またはオフロード走行後のグリース交換が推奨されています。
前回交換したのは昨年の3月なので、まだ6千キロしか走っていませんが、私は乗り方が良くないので早めにメンテナンスをします。
よく言われるシビアコンディションと言う奴です。

シビアコンディションと聞くとレースなどの過酷な使用を思い浮かべますが、実はそれだけではなく、ストップアンドゴーを繰り返す街乗りが多かったり、数ヶ月放置してたまに動かすなどの乗り方もシビアコンディションに含まれます。

私は出張が多く、数ヶ月乗れないこともよくあるので、期限内でも気が付いた時に出来るだけメンテナンスするように心がけています。

さて、グリース注入は前回おこなっていますので、手順は前回と同じです。

FullSizeRender
先ずは作業しやすい側車のユニバーサルジョイントから。

FullSizeRender
前回、はみ出したグリースの拭き取りが不完全だったため、走行時にグリスが飛び散ってエライ目に遭いました。
そこで今回はグリース注入後、はみ出した古いグリースをウエスで念入りに拭き取りました。

FullSizeRender
本車ユニバーサルジョイントも同様に。
古いグリースが押し出されています。
これもあとで拭き取りました。

FullSizeRender
問題はこの本車ドライブシャフトです。
ここだけグリースニップルが変な向きに付いていて、どうやってもグリースガンのノズルがニップルに真っ直ぐ当たらないのです。
一見チャック付きホースノズルを使えば良さそうですが、チャックを外すための角度が確保できずに断念していました。

前回、盛大に漏らしてしまった反省から、タイヤ交換時にグリース交換もおこなおうと思っていたのですが、この前のタイヤ交換時にはすっかり忘れていました。

FullSizeRender
なので前回同様盛大に漏らしました。
学習能力無いな(笑)
同様に拭き取って作業終了です。

次回はもうちょっと上手くやろう(憶えていれば)

FullSizeRender
(おまけ)
ついでにサイドブレーキの調整をおこないました。


増加


当ブログの3月の月間プレビュー数は

18209
PV

でした。

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今月は、先月よりも5000PVほど増加しました。
最近は仕事が忙しく、更新が滞ってしまうことが時々起こっています。
それでも多くの方に読んでもらえたことは大変ありがたいです。
引き続き多くの皆さんに楽しんでもらえるよう頑張りたいと思います。


さて、先月はこんな記事が多く読まれました。

静岡の人気レストラン「さ○やか」と同じ味だと言う噂の「満点ハンバーグ」を試食した記事です。
相変わらず安定した人気です。
さわやか関連は依然、当ブログの約半分のプレビュー数をたたき出している人気コンテンツです。
こんなはずじゃ無かったんだけど(笑)

SENAのインカム30Kを取り付けた時のレビュー記事です。
春になってツーリングシーズンが近づき、アクセスが増えたのでしょうか。


以前乗った特急サンダーバードでおこなわれているグリーン車利用者向けサービスを紹介した記事です。
これも数カ月間安定したアクセスがあります。



相変わらず内容の乏しい当ブログですが、たくさんの方に読んで頂けたのは大変ありがたいです。

これからも可能な限り更新していきますので、良かったらお付き合い下さい。

よろしくお願いします。


ヤバイよヤバイよ





3月30日に発売された「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のドリームトミカ。
ビーノ乗りの私としてはとても気になっていました。
予約していたものが届いたので、ちょっとだけレビュー。


FullSizeRender
外箱。

FullSizeRender
側面。

FullSizeRender
底面。
ヤマハ発動機の正式ライセンスの基に製作されていることを示します。
バイクの説明文はカタログからの引用のようです。

FullSizeRender
タブにはDream TOMICAのロゴと2019の文字。
ビーノとスイカヘルメットはそれぞれビニール袋で梱包されています。

FullSizeRender
箱から出してみました。

FullSizeRender
本体。
前輪はハンドル連動で左右に動かすことが出来ます。
eビーノ独自の角形バックミラーも再現。
通常ビーノのバックミラーは丸形なので、これをベースにしまりんビーノを作ろうとしている人は要注意です(笑)
ステッカーやヤマハエンブレムも再現されています。
シートは番組仕様のスイカ柄。

FullSizeRender
後部。
eビーノ独自のレッグシールドのポケットが表現されていることに注目。
燃料キャップやスタンディングハンドルは一体成型で表現されています。
ナンバープレートは省略。

FullSizeRender
底面。
著作権表示はテレビ東京とトミー。
スタンドはセンタースタンドのようですが、高さが足りないため設置させると車体が傾き、サイドスタンドのようになります。

FullSizeRender
スイカヘルメットは天面に穴があり、何かと接続するのかと思われますが、最初何の為か分かりませんでした。
後で分かったのですが、一部店舗での予約特典のヘルメットスタンドと接続するための穴のようです。
私はAmazonで予約したのですが予約特典が付属していませんでした。残念。


ディティールの取捨選択が絶妙で、eビーノ独自のポイントを押さえた再現がおこなわれています。
小さいながら再現度が高いだけに、カウル正面に分割ラインが入っていることが非常に残念です。



↑このページのトップヘ