ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2018年12月

ほんまかいな



先日、長期ビジョンを公開したヤマハ発動機の日高祥博社長のインタビューがレスポンスに掲載されていた。
大変興味深い内容だったので少し紹介したい。

冒頭で、長期ビジョンで発表されたバイクシェアリングや東南アジア配車サービス最大手のグラブ社との提携について、日高社長は東南アジアにおけるバイクタクシーの需要を例に挙げ、シェアサービスの展望について語っている。
自分たちがシェアリングを(直接)やることはないと思うが、シェアリングとは一体どういうことなのか、お客様にどういう価値を提供できるか、その中でヤマハ発動機として何がしかの価値を生み出すことができないか、こういったものをグラブとの協業を通じて学んでいきたい。

協業に関してヤマハの役割については、バイクタクシーの安全性について客観的な判断が出来る仕組みを提供したいという。
ヤマハのシンプルなセンサーをいくつかバイクに載せれば、そのバイクがどういう挙動で、どういうスピードで運転しているか全部とれるので、ドライバーの安全度ランキングを始め、いろんなことも提供できるようになると思う。そのフィードバックとして我々の2輪をいかに安全に使って頂くか、そういったところでグラブのニーズにも我々のニーズにも合致したデータ解析ができるのではないかと思う。
これ、面白いと思うけど、例えば空車の時は乱暴な運転だけど客を乗せてる時は丁寧な運転をする人なんかは区別出来るのだろうか。
バイクタクシーは出発前に交渉で運賃が決まり、メーターなどは無いんだけど。
バイクの挙動を検知して一人乗りか二人乗りを判断するのだろうか。
そもそも現地のニーズと合うのだろうか。

電動バイクについて。
ただフル電動の二輪車は、おそらく大排気量の趣味財のところではニーズはなかなかないだろうと思う。主に電動化に取り組まなければいけないのは、日々の移動のためのスクーターの領域になる。フル電動を始め、ハイブリッドによる排出ガスの削減、燃費の向上もやっていくし、場合によってはシリーズハイブリッドなどいろんな可能性は出てくるのではないか。
趣味の領域として電動バイクを導入しようとすれば、走行距離がネックになってくる。
来年発売されるというハーレー・ダビッドソンのライブワイヤーもフル充電で100kmと言われている。
この走行距離では、まだ一般のライダーに向けては厳しい状況だと思う。
少なくとも、80%の充電で200km、0%→80%充電まで1時間以内を実現しなければ趣味でバイクに乗る人を取り込むのは難しいのではないか。
実際には1回の走行距離が短いビジネスバイクから電動化は進むだろう。

E-Vinoに次ぐフル電動バイク投入については、
日高:商品計画はすでに決まっている。どれだけ遅くとも3年以内に出る。
との事だ。
ビーノもモデルチェンジしてしまったし、E-Vinoも近々後継車種に変わるのだろうか。

自動運転への対応については、実際に運用してみないとわからないことが多く、この領域の知見をまずは固めるとしている。
これは少なくとも次期中期計画の3年間以内にいろんな知見を固めてレベル3、レベル4、どのレベルでどういったもので事業化を考えるのかというのは決めなければいけない、造りこまなければいけないだろうと思っている。

先日、四輪車事業への参入の断念を発表したが、「今まで進めてきた四輪車のアイディアについてはいったん断念し、このアイディアで四輪車開発を継続することはやめる」との事で、将来的には四輪車事業への参入は諦めてないらしい。
(今後、四輪車を)やるとも言えないし、やらないとも言えない。
そりゃそうだ。
先の事なんて誰にも分からない。





旅のテクニック




BuzzFeed Japanの記事より。

毎月1〜2回ペースで国内出張をしているAさん(34歳男性)に話を聞きました。

私も出張が多いので、「出張の達人」はどんなことをやっているのか興味があったので読んでみた。

1. 電気ポットを加湿器代わりに

これはよくやる。
ホテルの空調は集中管理で部屋ごとに調整できない場合があり、部屋がやたら乾燥していることがある。
こんな状況でうっかり寝てしまうと、翌朝のどがガラガラになってしまったり、最悪風邪を引いてしまうことがある。
こんなときには電気ポットで湯を沸かし、蓋を開放して加湿器代わりにする。
バスルームのドアを開ける人が居るが、火災報知器が鳴る可能性があるのでお勧めしない。
バスタオルを濡らしてハンガーに掛けて吊すのもお勧め。
コインランドリーで洗濯したら乾燥させずに部屋干しするのも良い。

2. 地元グルメの事前調査はあえて1軒だけ

私の出張先は僻地が多いので、宿の周りに飲食店が無いことが多い。
なので事前調査はせず、もっぱらホテルのフロントで紹介して貰っている。

3. 大浴場で疲れを癒やす

私のホテル選定の基準は出張先への距離を優先している。
もちろん大浴場があったら利用するし、有ればラッキーだ。

4. 予約サイトのメッセージ欄を活用する

これもたまに利用している。
私は車を持っていないので、出張には公共交通機関かウラルサイドカーを使用している。
ウラルを使用する場合、駐車場をあらかじめ確保してもらうためメッセージ欄に要望を記入している。
仕事で利用するので部屋からの眺めは気にしないので、その旨申請しておくと、部屋代が安くなる場合がある。

5. ホテルでは意外なものも借りられる

私は出張で必要な物は全て持って行く派なので、フロントであまり借りる事は無いのだけど、以前海外で書類を留めるクリップが足りなくなりフロントで借りたことがある。

6. 「出張ランニング」でスピード観光

これも膝を壊すまではやっていた。
残業が無い場合は終業後に、残業が多い場合は朝方に走っていたが、出張が長期化すると疲労が蓄積してそれどころでは無くなってしまうのが難点。

7. こっそりポイントを貯める

ここまで読んで、この記事がYahoo!トラベルの広告記事だと分かったのだが、私は楽天トラベルを利用している。
ポイントもだけど、予約サイトを1つに決めていると、後で領収書の管理がし易いのでメリットがある。




Cydia




ギズモード・ジャパンの記事より。

最近のiOSは機能面での制限を感じることがほとんどなくなりましたが、昔はいろいろと機能不足が散見されたのです。そんな時に、パワーユーザーはCydiaによる脱獄で対処したものですが、そのCydiaのアプリストアの購入機能がシャットダウンされることが決定しました。
Cydia、懐かしい響きだ。

iPhoneのOSを非正規に改造して機能を拡張する行為を脱獄(Jailbreak)と呼び、脱獄したiPhoneで使うことを前提としたソフトウェアを配布するプラットフォームがCydia(サイディア)だ。
Cydiaには普通にiPhoneを使っていては実現できない便利な機能やツールが多数上がっていた。


私が初めて買ったiPhoneは中国・北京にある中関村(チュンガンソン)で買ったアメリカAT&Tのものと言う触れ込みの3GSだった。
(実際はイギリスのO2のものだったことが後に判明した)
買った時点で脱獄されSIMフリー化されており、よく分からない中国語のソフトが多数プリインストールされているという、非常にヤバい代物だった。
これを選んだのは海外で使う都合上SIMフリー端末が必要だったためで、しばらく便利に使っていたが、うっかりOSをアップデートしてSIMロックが復活してしまい、再びSIMフリー化するために脱獄の勉強をずいぶんやった(笑)
OSがアップデートされるたびに脱獄に必要なセキュリティホールが塞がれるので、その都度新たな脱獄方法を探さねばならなかった。
当時のiPhoneはソフトバンクの独占販売だったので、脱獄に成功してSIMフリー化したことでb-mobile SIMが使えるようになり経済的にも接続環境的にもずいぶん助かった。
当時のソフトバンクは「繋がらない」ことに定評があったのだ。
当時は不可能だったテザリングや、アプリをマルチタスクで動作させる「Backgrounder」は便利なツールだった。

そのうちiPhoneの性能が上がり、iOSの機能が充実してきて、脱獄しなくてもそれらの機能が使えるようになると、脱獄からは遠ざかっていった。
私が次に買ったのはドコモのiPhone 5Sだったが、その頃には脱獄の必要性は無くなっていた。

脱獄やCydiaが廃れてしまったのはiPhoneやiOSがそれらの機能を取り込んだからで、ユーザーのニーズを拾った結果と言える。
メーカーとしては脱獄は非正規の行為なのだけど、ニーズの抽出と言う点ではiPhoneの発展に繋がる行為だったのではないだろうか。
元Cydiaユーザーとしては感慨深いものがある。


薪ストーブ

今シーズンから薪ストーブの運用を開始しました。

薪ストーブ自体は冬に備えて調達していたのですが、テスト運用となるはずだった晩秋の矢田川キャンプでは、薪が入手できないというアクシデントがあり火が入れられませんでした。
先日のウラル会笠置キャンプで、初めて薪ストーブに火入れしましたが、実際に運用してみると色々課題が見えてきました。

設置


私が使っているのは「俺のかまど」と言う、本来かまどとして販売されているものを薪ストーブとして利用しています。


コンパクトなのと、テントの販売店が組み合わせを推奨していることもありインストールは簡単でした。
煙突は半直筒が1本付いているだけなので、もう2本市販の半直筒を買い足して使用しましたが少し短かったようです。
半直筒をもう1本足すほうが良いと思いました。


また、先端には丸トップを取り付けてガイロープを張りペグ打ちすることで転倒を防いでいます。
半直筒も丸トップも、ホームセンターで容易に手に入ると聞いていたのですが、探してみると106ミリ径のものが多く、100ミリ径のものはなかなか見つかりませんでした。

燃料


来る途中にホームセンターで買った広葉樹の薪7~8キロと、針葉樹の薪3.5キロを燃料としましたが結論としては足りませんでした。
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点火してからテント内が暖まるまで2時間以上掛かったので、日が出ている内から着火して暖めておかないと夜に寒い思いをします。
さらに、小さく短く割っておかないと炉に入らず使えない可能性があります。
私もまさかホームセンターの薪があんなに大きいとは思ってなかったので、薪を割る道具を持っていませんでした。
炉が小さい分、薪が減るのも早く、頻繁に薪を補充しておかないと、一旦火が消えてしまうと再着火に時間が掛かってしまいます。


その他


炉が小さいので通常大きい薪は入りませんが、羽釜をセットする部分を焚き口として使用することで、若干大きめの薪も入るし量も増やすことが出来ます。

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ただし、これだと上に鍋を置いて煮炊きなどができなくなってしまいます。
また、通常は下に吸い込まれる炎が上に噴き出す場合があり、目を離さないようにしないといけません。


総括


このストーブに合った薪を用意できるかどうかが運用の鍵となりそうです。
あらかじめ条件に合った薪が用意できるなら持って行くほうが良いのですが、積載量の兼ね合いもあり判断に迷います。
何度か運用してみて自分のスタイルを確立したいと思います。


おまけ


先日のテントで使用されていたトヨトミのレインボーストーブ
レインボーストーブはサイズが小さく、一回の給油で約20時間燃焼出来るので夜通しの暖房に良さそうです。
灯油ならガソリンスタンドやホームセンターで手軽に手に入ります。
ウラルなら何とか積めるし、もしかして最適解なの?(笑)



ウラル会
キャンプ


12月15日、ウラル乗り有志が集う「ウラル会」のキャンプが今年も京都府の笠置キャンプ場でおこなわれました。

「ウラル会」と言っても、そんな組織があるわけでは無く、ウラル乗りの集まりを便宜上そう呼んでいるだけです。
現地集合、現地解散、集合時間も内容も決まっていない、極めてフリーダムなキャンプイベントです。

さて、私は参加の意思は有ったものの、年末年始にかけて仕事が立て込んでおり、前日まで何の準備も出来ない状況でした。
当日の朝、バタバタと準備して笠置に向かって出発したのですが、この準備不足が後に大変なことになりました。

京都・木津で食材を買い出しした後、キャンプで使う薪の調達のため、ホームセンターに向かいました。
先ず訪れた○ーナンでは、薪は針葉樹の3.5キロ入りのものしかありませんでした。
薪の品質も明らかに良くなく、万一に備えてひとつだけ調達し、次の店に向かいました。

次に訪れた○メリではひと束7~8キロの広葉樹の薪が売られていましたが、かなり大きな薪で、そのままでは私の薪ストーブに使えません。
隣には10キロ入りオガライトの札のみ掛かっていて、在庫ありとのことだったので購入しようとしたのですが、実際には在庫はありませんでした。
別の店ですが○メリには以前も薪の在庫を確認して買いに行ったのに実際には在庫が無かったことがあり、在庫管理に問題がある店という印象です。
仕方が無いので先の大きな薪をひと束購入しました。

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昼過ぎに笠置キャンプ場に到着すると、参加者のほとんどは既に到着していました。
この日の笠置は普段に増してキャンパーが多く、とても冬のキャンプ場とは思えない混み様でした。

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知り合いのキャンパーさんの隣に設営させて貰い、テントに薪ストーブをインストールし、遅い昼食を取ろうとしたところで重大なミスをしていることに気がつきました。

燃料用アルコールを忘れて来たのです。
私は諸事情でキャンプの燃料はアルコールで統一しているのですが、アルコールが入ったボトルを忘れて来てしまったのです。
一応非常用に小さなボトルのアルコール燃料は持っているのですが、せいぜい1回お湯を沸かす程度しか無く、昼、夜、翌朝の食事を調理するだけの量はありません。
薪ストーブを調理に使うことも考えましたが、暖房用として考えていたので調理に使うと薪の量が全く足りません。

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仕方が無いので、主催者のしーちゃんの巨大なテント(画像右側)に入れてもらい、調理させて貰うことにしました。

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このテント、中で薪ストーブと石油ストーブがガンガン炊かれていて冬とは思えない暖かさでした。
何だこの快適さ(笑)

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来る途中にコンビニで買った肉まんで例のアレを作りました。
今回は会心の出来。

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ついでに焼きおにぎりも食って昼食終わり。
いやあ、ホットサンドメーカー大活躍でさあ。

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遅い昼食後暖かいテントでまったりしていると、買い出し組が帰ってきたので、近くの温泉施設「天然わかさぎ温泉笠置いこいの館」へ行きました。
キャンプ場から徒歩で行けるし、キャンプ場の受付時に100円割引券が貰えるので利用しやすくお得な施設です。
しかし、改装がおこなわれてコーヒー牛乳の販売が無くなっていたのはちょっと残念でした。

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風呂から帰って来て、またしーちゃんのテントで酒のつまみを作り始めたのですが、宴会の時間になっても誰もやって来ませんでした。
実はこの日はウラル会の他、隣で別のキャンプイベントがおこなわれており、ウラル会のメンバーの多くはそちらのイベントの参加者とも知り合いなので、会場を掛け持ちしていたのでした。
何てフリーダムなイベントなんだ(笑)

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酒はビーノ・ビアンコ(白ワイン)です、ビーノ乗りだけに(笑)
結局燃料を忘れた為調理が出来ず、食材の9割を持ち帰る羽目になりました。

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しーちゃんにピザをごちそうになりました。

酒のつまみだけでも結構お腹いっぱいになったので、自分のテントに戻って薪ストーブの準備に取りかかりました。
案の定、薪が大きすぎて炉に入りませんでした。


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他の参加者の方に斧を借りて(と言うか薪を割ってもらい)着火する事が出来ましたが、薪をどんどんくべたものの、炉自体が小さい為なかなか暖まらず、ようやく寝られる程度に暖まった頃には深夜零時を過ぎていました。

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寝る前に炉を薪で一杯にしてから寝たのですが、翌朝は寒さで目が覚めました。
炉が小さい為、朝まで温度が持続しないのです。

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テントの内側にはびっしりと霜が付いていました。

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バイクも真っ白に凍り付いています。

自分の温度計の記録では最低気温はマイナス2度ぐらいだったのですが、マイナス5度を記録した人も居たようです。

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広葉樹の薪は使い切ってしまい、針葉樹の薪に替えたのですが、これが湿気ていてなかなか燃えてくれません。

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かろうじてお湯を沸かして非常食のカップ麺を作り朝食にしました。
持ってて良かったカップ麺。

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今回のウラル会の参加台数は過去最多の11台。
これだけの台数のウラルが一堂に会することはメーカーのイベントでもなかなかありません。
皆さんそれぞれ個性が有り、同じ仕様の車両はひとつとして有りません。
色んなカスタムがあって非常に参考になりました。
また、車両やメンテナンスの情報を教えて貰ったりと、有用な情報がたくさん得られました。

参加者の皆さん、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。




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