ゆっくり走るよ

ゆっくりバイク系ひとりオウンドメディア。 ヘンテコなバイクでツーリングしたりキャンプしたりしながら、バイクや旅の話をしています。

2018年08月

HUD




JDI(ジャパンディスプレイ)は、バイク用のスマートヘルメットを開発しました。HUD(ヘッドアップディスプレイ)を内蔵し、オートバイで走行しながら視界の中に速度やGPS、着信・メールなどの情報を投影することができます。


最近、バイク用HUDを開発するところが増えてきた。
以前紹介した、世界初のバイク用HUDのNUVIZ、BMWも独自のバイク用HUDを開発中だ。
JDIも2019年に製品の発売を目指しているらしい。
日本メーカーのHUDへの参入は、日本ユーザーの要望が反映されやすいと思うので歓迎だ。

ソニー・東芝・日立の中小型ディスプレイ事業を統合して設立したJDIは、従来のサプライヤーとしての「モノづくり」から、アプリケーションも含めた「コトづくり」への転換を掲げている。
このHUDもその一環であり、将来的には建設分野や警備など様々な分野に応用していく考えらしい。

バイク用HUDの問題点はヘルメットとの親和性だと思う。
ヘルメットはユーザーごとにサイズやフィット感が異なる。
また換気性能など快適性も必要だ。
HUDが優れていてもヘルメットの性能が貧弱では使いにくいものになる。
かと言って既存のヘルメットに後付けするタイプでは、取り付け方法によってはHUDの性能が充分に発揮されないかも知れない。
インカムでも同じことがいえるが、HUDはインカム以上に難しいと思う。
これらをどのように解消してくるか気になるところだ。



北海道



我らがウラルジャパンからこんなお誘いがありまして。



ウラル・ジャパンは新しいドベンチャーを企画中です!
ウラルサイドカー数台で稚内まで行きませんか?絶対に忘れない思い出を作りましょう!もちろん、サポートカーも同行します
マジか!
行きたい!

実はその前には、こんな企画が持ち上がったことがありました。



さすがにいきなりロシアを走るのは敷居が高いと思ったのか、先ずは冬の北海道から始めるみたいです。

北海道は仕事でしか行ったこと無いので、以前からツーリングしてみたいと思っていました。
でも夏はハイシーズンでフェリーもホテルも料金が高いし、何より休みが取れない。

しかし、冬ならオフシーズン。
二輪車では困難な冬のツーリングもウラルなら問題なし!

と言うわけで時期と費用次第では参加する気満々なんですが、北海道の雪中ツーリングなんて当然したこと無いので、どんな装備が要るのか見当もつかず。

冬用グローブとハンドルカバーとグリップヒーターは有ったほうが良さそうだし。


防寒着はイージスでも大丈夫だろうか(たぶんダメ)


ヘルメットもフルフェイスにしたほうが良いかな。


今年の9月から史上初めてウラル専用のHeidenauというドイツ製のウインタータイヤを販売開始予定です。
タイヤはこれにしたほうが良いかな。

うーん、準備だけで軽く20万ぐらい吹っ飛びそうだ…。

でも面白そう。
まだ行けるかどうかはわからないけど、取り敢えず準備を始めてみるか。



すごいぞ




WEBミスター・バイクの記事より。

 既存のハーレーダビッドソンオーナーとの強固な結びつきは維持し、日本を含むアジア市場を中心とする次世代ライダー育成を強化し、より手頃で小排気量(250ccから500cc)のモーターサイクルを、インドを皮切りとして戦略的にアジアで生産・販売します※。またかねてより計画中だったハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクル『LiveWire™』を、2019年に正式に市場導入いたします※。
ハーレーダビッドソンは日本時間7月30日深夜に中期経営計画 「More Roads to Harley-Davidson」を発表、その中でアジア向け小排気量モデルの生産と、2019年に電動モーターサイクルの投入を発表した。
小排気量車では、BMWがインド生産のG310シリーズを日本でも発売し、高い評価を得ている。
アジア向けとしているが日本に導入される可能性は高い。
電動モーターサイクルは、ハーレーダビッドソンが出すからには実用的な航続距離が求められるだろう。
そのあたりがどのように解決されているのか気になるところ。

 そして中排気量モデルには、新たなセグメントへの参入となるハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル『Harley-Davidson Pan America™ 1250』と、新ストリートファイターモデル(975cc)が2020年に登場するのに加え、2021年には新たな1250ccカスタムモデルを市場導入する計画です。

ハーレーダビッドソンは、バイクを売るだけではなく、「ハーレーダビッドソンに乗る」ライフスタイルをユーザーに提供する、いわゆるお布施商法で知られ、バイクづくりには保守的なイメージがあるが、実は意外と革新的なメーカーだ。

そのハーレーダビッドソンがアドベンチャーとストリートファイターに参入するという。
これらのモデルが登場するのは2020年。
一体どんなモデルになっているのか、実車を見るのが楽しみだ。


おすすめ

最近免許を取ったりなどで、二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいと思っている人は多いかと思います。
あるいは以前にバイクに乗っていたが、今は降りてしまった人も居るでしょう。
二輪車でツーリングやキャンプをしてみたいが、今手元にあるのは足代わりの原付だけ…
そんな人は是非原付でツーリングに出かけてみることをお勧めします。
実際私が原付でキャンプツーリングをしてみて、原付には多くの利点があることを再認識しました。

原付ツーリングのメリット


1.意外と遅くない

ご存知の通り原付の最高速度は30km/hに制限されています。
しかし、自動二輪車だって常に60km/hで走れるわけではありません。
原付が遅く感じられる理由はツーリング行程を組んでいないか、行程そのものに無理があるかのどちらかだと思います。
原付が30km/hで走ることを前提に、無理のないツーリング行程を組んでおけば、原付が遅いという気持ちは沸いて来ないと思います。だって、行程通りなんだから。
具体的には、原付の平均速度を20km/hとして、Googleマップなどで算出した移動距離から所要時間を割り出しています。
20km/hは遅いように思いますが、これは計算のし易さと信号待ちや渋滞などを考慮した数値です。
実際に走ってみて、自分の走りと乖離があるようであれば数値を調整します。

2.費用が安い

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最近のバイクはどれも燃費が良いですが、特に原付は低燃費です。
私のビーノは荷物満載でもリッター50kmは楽勝です。
燃料タンクは4.5リッターなので、満タンで200km以上走る計算になります。

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また、フェリーを利用する場合も安いです。
小豆島フェリーの場合、750cc未満自動二輪車は1270円ですが、原付は840円です。
有料道路や駐輪場でも原付は安い場合が多いです。

3.意外と積載できる


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原付スクーターはメットインスペースやコンビニフックなどがあり、意外と積載性が高いです。
これにバイク用のバッグなどを併用すればキャンプ装備でも充分積載できます。
また、夏場は防寒着や冬用シュラフが要らないので荷物自体を少なく出来ます。

4.意外と暑くない

夏の二輪車ツーリングは暑さとの闘いです。
常に直射日光にさらされますので、長袖や手袋、日焼け止めなどで身体を保護しないと日焼けで大変なことになります。
飲み水も常に携帯し、いつでも飲めるようにしておかなればなりません。
それは原付でも同じなのですが、二輪車に乗っているときよりは暑さを感じることが少ないように思いました。
思い当たる理由は、街路樹の木陰です。
原付は左車線の左側を走ることが定められていますので、ちょうど街路樹の木陰を走ることが多くなります。
夏の高速道路なんて、ただの炎天下です。

5.季節感を感じられる

道路の左側を30km/hで走っていると、花壇から花の香が薫ってくることがあります。
移動速度の速い車や二輪車では気付かなかったことです。

結局はライダーのやる気

近年はツーリングに特化したアドベンチャーやツアラーがたくさん出ています。
オートバイツーリングに憧れて、それらの車種を購入する人も多いです。
ツーリングを始めるきっかけとしては、それも良いと思います。
しかし、ツアラーに乗っていないからツーリングが出来ないというものではありません。
世の中にはスーパーカブで日本一周している人がたくさんいますし、スーパースポーツのヤマハYZF-R1で世界一周した人もいます。
最後に必要なのはライダーのやる気なので、車種を問わず自分のスタイルを作って行けば良いと思います。


驚いた



レスポンスの記事より。

東京商工リサーチによると、ハーレーダビッドソン新宿などを運営した村山モータースが7月18日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約1億4000万円。

村山モータースと言えば、私が900SSに乗っていたころはドゥカティのディーラーもやっていて、村山でドゥカティを買った証しのMマークステッカーやメカニカバッヂは憧れだった。
地理的な面から、村山でバイクを買うことは無かったけど、その名前は当然知られていた

しかし、大型モデルの販売不振などを背景に、売上は年々減少。近年は欧州車の取り扱いを中止するほか、八王子店の閉鎖など大幅なリストラを行い、収益改善を図った。だが、業況の悪化に歯止めがかからず2017年7月期の売上高約3億5000万円まで低下。今後の事業環境の改善が見込めないことから7月11日に事業を停止し、今回の措置となった。

バイクのディーラーは自動車ディーラーのようにメーカー側が資金面でバックアップするシステムが無いようだから、販売不振になると厳しいようだ。今までにも夜逃げ同然に店を畳むオートバイディーラーはいくつも有った。
村山が運営していたハーレーのディーラーは既に他社が経営を引き継いでいるというからユーザーが路頭に迷うことは無さそうだ。
その点は安心した。



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